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最愛の母に「死んでもいいよ」と言った日
「ママ、死にたいなら死んでもいいよ」
大好きな母に、私が放った言葉です。
高校2年生の時でした。
ひどい娘だと思いますよね。
私もそう思います。
でも、母を救う唯一の言葉でした。
それしか見つからなかった。
話は少しさかのぼりまして。
私が中学2年生の時、父が突然死しました。
働きすぎによる、心筋梗塞でした。
父は建築系ベンチャー企業の経営者で、めちゃくちゃカッコいい存在でした。めちゃく
女性は、何かを手に入れるために何かを諦めなくてはいけないのだろうか
甘糟 りり子さんの「産まなくても、産めなくても」の解説を書かせていただきました。
解説
はあちゅう
「人生は、若くない女にどこまで意地悪なんだろう」
本文中(第三話「ターコイズ」)に出てくるこの言葉が、読後もトゲのように胸に刺さっていた。この短編集は、卵子凍結や男性不妊など妊娠、出産にまつわるテーマを扱った七作品から成り立っている。
驚いたのは、体験していないことがまるで全て自分の身に
もう、キレイはたくさんだ。
もう、キレイはたくさんだ。
あなたは道を歩いていて、見知らぬ人に「ブス」「デブ」と、笑われたことがあるだろうか。
お土産のお菓子を「キモイ」と、蹴飛ばされ捨てられたことがあるだろうか。
陰で侮辱的なあだ名を付けられたことがあるだろうか。
私はある。
それも一度や二度ではない。
学生時代の話だけではない。
私は物心がつくと同時に、自分の容姿が悪いのだと気付いた。
丸顔の大顔で目つきが悪く鼻は低
弟が万引きを疑われ、そして母は赤べこになった
高校から帰ったら、母が大騒ぎしていた。
なんだなんだ、一体どうした。
「良太が万引きしたかも」
良太とは、私の3歳下の弟だ。
生まれつき、ダウン症という病気で、知的障害がある。
大人になった今も、良太の知能レベルは2歳児と同じだ。
ヒトの細胞の染色体が一本多いと、ダウン症になるらしい。
一本得してるはずなのに、不思議ね。
「良太が万引き?あるわけないやろ」
ヒヤリハットを、そういう帽子
車いすの母とミャンマーに行ったら、異国の王様だと思われた
2016年11月。
土埃と魚醤の匂いがするミャンマーの市場で。
私は立ち尽くしていた。
車いすに乗る母の背後には、何人ものちびっ子托鉢僧たちが、連なっていた。
逃げようとすれば、ついてきて。
そしていつの間にか、増えていて。
君たちは、あれか。ピクミンか。
母・ひろ実は困り果てた顔で「どうしよう」と、私に助けを求めた。
私は、見て見ぬフリをした。
私という人間は、理解できない状況に遭遇した
一時間かけてブラジャーを試着したら、黄泉の国から戦士たちが戻ってきた
※下着のお話なので、苦手な方はご注意ください。
わりと、こだわりの強いタイプです。
でも、これだけは決めているんです。
「モテている女」のアドバイスにだけは、一切のプライドをかなぐり捨て、従うことを。
東にパーソナルトレーニングジムがあると聞けば、私財を投じて馳せ参じ。
西に3kg痩せ見えパンツがあると聞けば、半月間もやしをすすることになろうと手に入れる。
情報に振り回されすぎて、5日間絶
小泉進次郎さんの育休取得と、私の中の固定概念
小泉進次郎さんがお父さんになり育児休暇を取ると決めた、というニュースがテレビやネットで取り上げられている。賛否両論、かなり賑やかなようだ。
私は、現職大臣が何はともあれ「2週間取得」することを、良い前進だと喜んでいる。理由をいくつか書いておこう。
まず、UNICEFの調査によると、日本の男性の育休制度は、世界でも最も手厚い。にも関わらず、男性の育休取得率は、2018年度は6.16%で、先進国の