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Hannah のエッセイ

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hannahのエッセイ
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86.12:26  虫と雑草と心の余裕と

86.12:26 虫と雑草と心の余裕と

雨の日曜日。
なぜ日本でも日曜日が休日なんだろう。
安息日は関係ないよなあ。
そう思ってスマホで検索。
どうやら明治時代に七曜が導入され、且つ神武天皇の即位日が日曜だった為に、休日となったそう。
想像と違っていてびっくり。
知らないことの多いこと多いこと。

虫嫌いな方が比較的多いように見受けられる。
わたしは嫌いではない。
いても構わないくらいには好きだと言える。
田舎に生まれたから、物心ついた

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85.7:58 友人にケチと言われた話

85.7:58 友人にケチと言われた話

どんよりした日曜日の朝。
昨夜はオーロラが各地で見えたそうだ。
素敵だ。
特別な時間だっただろう。
昔同僚が、両親にオーロラ観測の旅をプレゼントしていたことを思い出した。
その話も素敵だと感じた。

私は年齢を重ねているので現代の若者の金銭感覚は分からない。
ただ、自分がかつて若者と呼ばれていたころ、友人たちは私を「ケチ」だと言っていた。
とても傷ついたことをおぼえている。

あれは20歳くらいの

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84.10:00 行動(読書)を始めるためには、あと一押しが必要

84.10:00 行動(読書)を始めるためには、あと一押しが必要

天気のいいゴールデンウィークは、特に予定のない自分までもウキウキするから不思議だ。
幼い頃のゴールデンウィークの楽しい思い出が、今に影響しているのだろうか。
三つ子の魂百まで。

最近本を読んでいますか?
そう聞かれれば、
「はい。」
でもあるし、
「いいえ。」
でもある。

今年は読書をノルマにしないと決めた。
そして、本をむやみやたらに買うことも控えることにした。
それについては、下記の記事を

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83.8:31 人生の楽しみ方を学んだメキシコ展

83.8:31 人生の楽しみ方を学んだメキシコ展

今日は亡くなった祖母の誕生日。
息子である父親は忘れていたようだ。
月命日には欠かさず墓参りをしているのに、なぜだろう。
死んだ日より生まれた日の方が大切だと思う。
生まれたことを大切にしたい。
そんなことを考えた。

先日は久しぶりに美術館に行った。
見たのは、『特別展「古代メキシコ」-マヤ、アステカ、テオティワカン』於:国立国際美術館という美術展である。

隣の大阪中之島美術館ではモネ展が開催

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81.9:07 「別世界」を知る衝撃。旅エッセイを読んで。

81.9:07 「別世界」を知る衝撃。旅エッセイを読んで。

桜が散り始めている。
過去の私は、桜の花が散るのが悲しくて、そんな散り際の桜を見たくないとすら思っていた。
しかし、年齢を重ねてくると、その散り際さえも美しいと感じるようになった。
詫び寂びでいう「寂び」が分かるようになってきたのかもしれない。

角田光代さんの『世界中で迷子になって』を読み始めた。
しばらく積読になっていたこの一冊。
春だからか、新しい世界に興味が出てきた。
日常生活はいたって通

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80.10:20 写真撮影お断り!花見で見た光景からの妄想

80.10:20 写真撮影お断り!花見で見た光景からの妄想

昨日、その日がやってきた。
血液検査の結果が判明する日。
以前から脂肪肝だとはいわれていたが、果たして。

はい。
しっかりと引っ掛かりました。
肝臓の数値が良くないようで、専門医にかかることに。
ショックです。
若くはないけれど、そこまでの年ではないと思っているのに。
早めに病院の予約を取らねば。

昨日、念願の花見に行ってきた。
数日前に地元が満開になったとのことで、見ごろを逃してはならぬと息

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79.8:47 「選ばれる」人は「選んで」いる

79.8:47 「選ばれる」人は「選んで」いる

折角の晴れなのに黄砂と花粉のダブル脅威で窓も開けられない。
桜もまだまだだし、なんだか不思議な春になっている。
けれど、いよいよ明後日から四月。
日本人にとっては、新年度という節目。
私も在宅ながら新たな気持ちになるだろう。
良い1年にしましょう。

落ちた…。
ある仕事の採用に落ちてしまった。
「協議した結果今回は見送る」と書いてあったが、きっと機械的にさっさと落とされたのだろう。

実は、その

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78.9:15 謎めいたあなたに惹かれていた

78.9:15 謎めいたあなたに惹かれていた

長年の推しが、ツアーをしている。
楽しそうで何より。
私は既に2公演行ったが、非常に満足度の高いものだった。
長年推していると、公演がマンネリ化していくのが感じられて物足りなかったが、今回のツアーではその不満を払拭してくれた。
ありがとう、我が推し。

最近新鮮な野菜がたくさん届いて、珍しく料理が楽しく感じている。
いつもは、料理なんて嫌で嫌で仕方ないのだが、美味しい食材があると嬉しいものだ。

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77.10:14 未来がある?苦しいのは「今」なんだ。

77.10:14 未来がある?苦しいのは「今」なんだ。

お香を焚くのが好きだけれど、お香を持った手に付着するあの匂いだけは苦手だ。
分かってくださる方はいらっしゃるだろうか。
なんでいい香りじゃないのだろうか。
ヤニのにおいというか。
嫌いだ。
けれどお香は好きだ。
嫌いと好きのはざまで、今日もお香を焚く。

高校生1年生の時、同じクラスにとってもかわいい女の子がいた。
私は心底憧れていた。
何故なら、自分とはかけ離れていたから。
天然パーマで、伸ばし

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76.10:37 モネ展を見てタイムスリップした私

76.10:37 モネ展を見てタイムスリップした私

3月1日、アイリス・アプフェルが102歳で亡くなった。
大きなメガネが特徴的で、その人生についてはほぼ知らなかったのだが、ファッションアイコンとして認知していた。
その来歴を調べると、してきたことも素晴らしいが、より彼女の発した言葉にぐっときた。
「世界で一番年を取ったティーンエイジャー」と自らを称したり、「80代の新人なんて楽しいでしょ」と述べたり。
そうやって生き抜いた。
最高ではないか。

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74.9:38 決意!能面からにっこり笑顔へ

74.9:38 決意!能面からにっこり笑顔へ

こんなことを言ってはいけないかもしれない。
でも、やっと解放された!
何から?
家族から…。
我が家に長期滞在していた母親が実家に戻っていった。
断っておくが、私は母が好きだ。
しかし、この狭いマンションで寝食を共にし常に一緒であると、かなりストレスが溜まってしまった。
自由、解放、me time、色んな言葉が頭を駆け巡る。
つくづく、「ひとり」時間が合っていると感じる。

先日、家族で京都御所に

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73.8:46 「正解」ではなく、自分の「解」を持つ。ーリトルミイの名言に学ぶ

73.8:46 「正解」ではなく、自分の「解」を持つ。ーリトルミイの名言に学ぶ

母が我が家に滞在している。
ん?滞在?
もう住んでいるようだ。
早数週間。
今回のプチ移住もいよいよ終盤。
今日も元気にテレビを楽しそうに観ておられる。
寛げて何よりである。
このまま何事もなければいいのだが。

みんな大好き、ムーミン。
幼い頃は、あの少し暗い雰囲気に馴染めないでいた。
テレビ放送をいつも観てはいたが、好きかどうか分からなかった。
しかしその頃の記憶は私の奥深くに残っており、キャ

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72.9:09 見た目以上?見た目通り?見た目に拘っているのは誰?

72.9:09 見た目以上?見た目通り?見た目に拘っているのは誰?

結露が鬱陶しい季節です。
鬱陶しいも、字が鬱陶しいです。
カビが生えないように苦心しています。
窓を開けたり、水滴を拭いたり。
乾燥も辛いし、カビもつらいし、切ない季節です。

最近私がとにかく気になっていること。
それは、「収納力」である。
いや、これでは正確ではない。
気になるのは「バッグの見た目以上の収納力」なのだ。

この言葉、よく商品紹介で聞きませんか?
「この可愛いらしいバッグ。意外に

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71.10:56 本を買わなくなった読書家の呟き

71.10:56 本を買わなくなった読書家の呟き

我が家に家族が増えた。
出産ではない。
ペットではない。
ただ、この狭い賃貸に暮らす家族がひとり一時的に増えた。
その名は、母。

前回の母の訪問から約10か月。
再訪である。

さて今回の滞在はどうなるのであろうか。

私は他人に何かを薦めるのが好きではない。
苦手だ。
自分が好きなものであっても、おいそれとは薦められない。
相手が気に入らなかったらどうしよう、嫌いだったらどうしようと考えてしま

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