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沙咲りりぃ
2023年7月25日 19:39
虚ろな眼を裏返して世界を視た。こんなにも澱んでいると知らなかった夜明け。犬は吠え、蝉は猛り狂ったように太陽を急き立てる。やめろやめろ。私は朝を迎えたくは無いのだ。布団を頭からひっ被る黒真珠のネックレスが素敵な豚が足首にキスをしてくる。やめてやめて。私はもう起きたくは無いのだ。お願いだから、誰か私を生の終わりの静かな砂漠へと誘ってくれないか。そこで貴方とお弁当を拡げようよ。玉子
2024年5月7日 20:15
辛いのは、貴方だけじゃない。きっと同じ様な痛みを、膝を抱えながら耐えている人が何処かにはいる、だから貴方は一人じゃないさ。一番苦しい時にこそ一番楽しい夢をみよう。明けない夜はないさ。
2024年2月22日 22:27
『最悪死ねば全てチャラになるから』簡単なようで奥深い そんな言葉を笑いながらそう言った貴方の笑顔が素敵でした。 その笑顔の側に居たいと努力したけれど、何時の間にか貴方も結婚してしまいましたね。 最高の日々と想い出を、何よりも、 『最悪死ねば済む』 って格言をありがとう。 今、明日も未来も知れない私が、へらへら笑って過ごせているのは、貴方のその一言 『死ねば終わり』 に頼
2024年2月22日 19:54
君が幸せに。より幸せになるために 私が地獄という宇宙を彷徨う定めなら。 オッケー、オーライ。こっちのもんだ。 それで君が仕合せになれるなら それで良いさ。 その代わり約束。 今度生まれ変わったら銀河でデートしよう!
2024年2月2日 22:15
2月。貴方の誕生月。貴方のために産まれた月。貴方のための運命の日。虹色の三途の川を渡ってさ鈍色の天国の門を潜ろうよ貴方のためのメロディ貴方のためだけのポエムをさきっと創ってみせるさ。だからベイビー泣かないで君の流す蒼色の涙をいつかきっと拭ってあげるから8月の雲みたいにスカッと大きく嘘の誇大妄想をして、真実だと思ってる貴方の現実を骸骨の目を通してもう一度観
2024年2月13日 20:09
君がそう言うなら私はいつだって従うよ。私に決定権は無いし、要らないからね。わかってくれてると思ってた。私が極度の厭人主義者でめんどくさがり屋って事。理解出来ないのが友情なんだと思ってた。君が喜ぶからそうしてただけ。へらへら笑ってたのも、君が楽しそうだったから卑しい追従笑いをしてただけ。わかって。あれは全部『ふり』なんだって事。それでもそれが、友達関係だと思ってた。異
2023年8月7日 20:31
メロメロメロメロメロメロめめめめめめめめ頭が歪んで脳が溶けだしてそのくせ血走った目だけはギラギラしてるここは最果て黄泉路の向こう髑髏の震えを狂いのメロディに載せて今宵も存分に狂い果てるでせう。あぁ。蒼が紅い。
2023年8月5日 21:38
一瞬が永遠に 幻が真実に 儚きかな儚きかな 三千世界 夢のまた夢 夢幻に遷ろう永久の果てに 幻の愛をさがせ
2023年8月3日 21:05
サヨナラの響きは夜の静寂に似ている。全てを飲み込む黒い黒い闇波のように寄せては返す、哀しみと記憶の螺旋「ねぇ、抜け出せるかな」だれかのその問いにわたしは「波間にたゆとうのも良いんじゃないですか」と答えるだろう。心ゆくまで泣いて、沈んで、墜ちればいい。もう、誰かの愛情など頼りにするなあなたを知ってあなたを愛しているのはあなただけ。それでもいいじゃない。それだけでも
2023年8月1日 20:49
『マリオネット』ってなんだったかなと調べて納得「なんだ私のことか」 ってね なんか凶はちょっと哀しいネ 。
2023年8月1日 18:48
全ての星や星屑が輝き銀河を形成しているのに、どうして人は全ての人々が輝けない世界を造形したの? 金色の栗鼠が私にそう問いかけてきた。まるで邪推の無い眼で 私は黙り、栗鼠の尾の先で燃え盛る炎を視ていた それだけを ただそれだけを視ていた。
2023年7月30日 17:50
猫の叫び声が蝉の鳴き声に聴こえてきたから 目を瞑って耳を塞ごうどうせ真実は残酷だから。どうせ真相は偽物だから。 真実をゴミ箱へ蝉の鳴き声が己の亡き声に聴こえるまで 震えて眠れ
2023年7月29日 21:50
アノ朱い目をした赤毛の狸があの紅い月を呼び寄せた。だから私の業は終わらないし始まらない。永遠なる。なぶり殺し。
2023年7月21日 23:13
知らなかつた。 ハロゲンランプとランプシェードが彩る陰影が瞳だったなんて。 その周りに光輝く柔らかな、ススキの穂のように緩やかな勾配を画きながら私を包み込もうと企むそのまつ毛は、儚げで繊細で、まるで神狐の毛並みみたいなのです。 ほら、油断してたら光の花火が降ってくる。 この光に纏わりつかれて窒息して死んじゃうなら、それもいいかもしれません。 そんな神々しいハロゲンランプ