マガジンのカバー画像

詩のようなもの

23
意味不な言葉を羅列しているだけのようにも読めますし、実際感じた事を並べているだけなのでそうなのかも知れません笑 ですが、そこからなにかを感じ取れたり共感できるかは貴方次第です。
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事
in my sadness

in my sadness

虚ろな眼を裏返して世界を視た。
こんなにも澱んでいると知らなかった夜明け。
犬は吠え、蝉は猛り狂ったように太陽を急き立てる。
やめろやめろ。私は朝を迎えたくは無いのだ。

布団を頭からひっ被る
黒真珠のネックレスが素敵な豚が足首にキスをしてくる。
やめてやめて。私はもう起きたくは無いのだ。

お願いだから、誰か私を生の終わりの静かな砂漠へと誘ってくれないか。
そこで貴方とお弁当を拡げようよ。
玉子

もっとみる
夜の向こうへ

夜の向こうへ

辛いのは、貴方だけじゃない。
きっと同じ様な痛みを、膝を抱えながら耐えている人が何処かにはいる、だから貴方は一人じゃないさ。

一番苦しい時にこそ
一番楽しい夢をみよう。

明けない夜はないさ。

あの人の一言。

あの人の一言。

 『最悪死ねば全てチャラになるから』
簡単なようで奥深い
 そんな言葉を笑いながらそう言った貴方の笑顔が素敵でした。

 その笑顔の側に居たいと努力したけれど、
何時の間にか貴方も結婚してしまいましたね。

 最高の日々と想い出を、何よりも、
 『最悪死ねば済む』
 って格言をありがとう。

 今、明日も未来も知れない私が、へらへら笑って過ごせているのは、貴方のその一言
 『死ねば終わり』
 に頼

もっとみる
イイね。

イイね。

 君が幸せに。より幸せになるために
 私が地獄という宇宙を彷徨う定めなら。

 オッケー、オーライ。こっちのもんだ。
 
 それで君が仕合せになれるなら

 それで良いさ。

 その代わり約束。

 今度生まれ変わったら銀河でデートしよう!

拝啓。貴方様へ。

拝啓。貴方様へ。

2月。
貴方の誕生月。

貴方のために産まれた月。
貴方のための運命の日。

虹色の三途の川を渡ってさ
鈍色の天国の門を潜ろうよ

貴方のためのメロディ
貴方のためだけのポエムをさ
きっと創ってみせるさ。

だからベイビー泣かないで
君の流す蒼色の涙を
いつかきっと
拭ってあげるから

8月の雲みたいに
スカッと大きく嘘の誇大妄想をして、
真実だと思ってる貴方の現実を

骸骨の目を通してもう一度観

もっとみる
めんどくささと女々しさと憂鬱。

めんどくささと女々しさと憂鬱。

君がそう言うなら
私はいつだって従うよ。
私に決定権は無いし、要らないからね。

わかってくれてると思ってた。
私が極度の厭人主義者で
めんどくさがり屋って事。

理解出来ないのが友情なんだと思ってた。
君が喜ぶからそうしてただけ。
へらへら笑ってたのも、君が楽しそうだったから卑しい追従笑いをしてただけ。

わかって。
あれは全部『ふり』なんだって事。
それでもそれが、友達関係だと思ってた。

もっとみる
惑星 逃避行

惑星 逃避行

メロメロメロメロメロメロ

めめめめめめめめ

頭が歪んで脳が溶けだして

そのくせ血走った目だけはギラギラしてる

ここは最果て黄泉路の向こう

髑髏の震えを狂いのメロディに載せて

今宵も存分に狂い果てるでせう。

あぁ。蒼が紅い。

ᒪøve

ᒪøve

 一瞬が永遠に

   幻が真実に

    儚きかな儚きかな

     三千世界 夢のまた夢

      夢幻に遷ろう永久の果てに

       幻の愛をさがせ

       

➇月の残月と宿酔

➇月の残月と宿酔

サヨナラの響きは
夜の静寂に似ている。

全てを飲み込む黒い黒い闇
波のように寄せては返す、哀しみと記憶の螺旋

「ねぇ、抜け出せるかな」

だれかのその問いにわたしは
「波間にたゆとうのも良いんじゃないですか」

と答えるだろう。

心ゆくまで泣いて、沈んで、墜ちればいい。

もう、誰かの愛情など頼りにするな
あなたを知ってあなたを愛しているのはあなただけ。

それでもいいじゃない。それだけでも

もっとみる
純然たる真実と赤出汁味噌

純然たる真実と赤出汁味噌

『マリオネット』
ってなんだったかなと調べて納得

「なんだ私のことか」

 ってね

 

 なんか凶はちょっと哀しいネ 。

その真実を

その真実を

 全ての星や星屑が輝き銀河を形成しているのに、どうして人は全ての人々が輝けない世界を造形したの?

 金色の栗鼠が私にそう問いかけてきた。まるで邪推の無い眼で

 私は黙り、栗鼠の尾の先で燃え盛る炎を
視ていた

 それだけを

 ただそれだけを視ていた。

破壊的衝動とsynapse

破壊的衝動とsynapse

猫の叫び声が蝉の鳴き声に聴こえてきたから
 目を瞑って耳を塞ごう

どうせ真実は残酷だから。どうせ真相は偽物だから。

 真実をゴミ箱へ
蝉の鳴き声が己の亡き声に聴こえるまで

 震えて眠れ

垢

アノ朱い目をした
赤毛の狸が
あの紅い月を呼び寄せた。

だから私の業は終わらないし始まらない。

永遠なる。なぶり殺し。

可能性と火曜日と化学反応

可能性と火曜日と化学反応

 
 知らなかつた。

 ハロゲンランプとランプシェードが彩る陰影が瞳だったなんて。

 その周りに光輝く柔らかな、ススキの穂のように緩やかな勾配を画きながら私を包み込もうと企むそのまつ毛は、儚げで繊細で、まるで神狐の毛並みみたいなのです。

 ほら、油断してたら光の花火が降ってくる。

 この光に纏わりつかれて窒息して死んじゃうなら、それもいいかもしれません。
 
 そんな神々しいハロゲンランプ

もっとみる