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経営思考と観光イベント
「中小企業には経営がない」
享保元年創業の中川政七商店 13代 中川政七会長(中川 淳氏)の指摘です。伝統工芸品の製造小売り、伝統工芸品販売と製造者のコンサルタント、伝統工芸品のサプライチェーンを維持するための産業観光、経営者教育を手掛け、全国各地に店舗展開をされています。
高度経済成長期には流通サイドからの注文どおりに製造してさえいれば、それで大概の会社は存続できた状態に慣れ過ぎ、市場ニーズの
自動運転技術は・・・観光振興の切り札
調査会社の老舗・株式会社矢野経済研究所(本社:東京都中野区)は、先進運転支援システム(ADAS)や自動運転システムを搭載した自動車の台数が、全世界で2030年には2018年比で約3.5倍の約8390万台に達するという予測を発表したのは5年くらい前のこと。
その後、今年3月、米国道路安全保険協会(IIHS)は、先進運転支援システム(ADAS)に関する評価結果を公表したということで、自動車メーカー9
人手不足時代の観光産業
労働時間の制限により人手不足に拍車がかかるという懸念が膨らんでいる昨今です。労働集約型産業の典型のような観光産業。旅行代理店から旅客輸送、宿泊施設の運営に至るまで、多くの人手間が掛かっています。このサプライチェーンが維持できるのか、観光立国の未来に甚大な影響があります。
人手不足ならば、高い賃金を払える企業が勝利できるはずです。しかし、高い賃金を提供しても従業員が居つく保証はありません。労働力が
DEEP大阪の新々世界から
フランスのパリやスペインのバルセロナで起こったこと。観光客のために民泊事業が盛んになり過ぎて、追い出し目的もあって家賃が引き上げられた結果、元々住んでいたアパートの住人が引っ越さざるを得なくなり、当然近所に適当な新居は見つけられませんから、郊外に移り住むしかないという、観光の振興が住民の生活を壊すという弊害の典型事例が報じられていたのは、新型コロナ禍の起きる前の話でした。
いまや、我が国でも同様
ソウルの球春とMLBとJTB
MLB(アメリカ大リーグ機構)は、国際パートナーシップ契約をJTBと結び、3月20、21日に韓国・ソウルで開催されるドジャースとパドレスの開幕シリーズの観戦ツアーを発売するとのこと。大谷翔平選手、山本由伸選手を見ようというファンを狙い、USAまで行かずとも隣国で観戦できますという企画です。
ソウルでの開幕シリーズのチケットは26日から韓国内で販売が開始され、同国のインターネット通販大手サービス利
露西亜によれば福島沖の魚は安全らしい
東日本大震災で福島第一原子力発電所で施設損傷の事故があり、多くの方々が避難を余儀なくされ、その影響はまだ解消されていません。水産業に関しても風評被害を執拗に広める人もいて、中国やロシアなどが禁輸措置をするのは当然であり、絶対に食べてはいけないと老舗の左派政党が訴えています。
さて、安全なのかそうではないのか?放射線量を計測した限りでは問題ないとの発表があり、私は気にせずかなり以前から買い求めて食
観光といっても旅行という行動の危険性
この度の震災被害に遭われた皆様には心よりお見舞いを申し上げます。容易なことではないかもしれませんが、1日も早く復興に至ることを祈念いたします。
古代において囚人の拷問に使われた道具「3本の杭」をラテン語で「トリパリウム」と言い、これが転じて苦難を象徴する言葉に変化して、中世には「苦労」を表す「トラベイル」となり、後にトラベルになって今日に至るのだそうです。旅行には苦難に出会うリスクが付き物。