聞くこと

花と泥。

いま、この本を読んでいる。

殺人など、凶悪犯罪を起こした受刑者と刑務所で向き合ってきた、篤志面接員、岡本茂樹さんの著書。

犯罪を起こした人に、反省させても反省はしない。
そうではなくて、本音を聞く。そんなことをするに至った傷を聞くのだと岡本さんはいう。

受刑者にとって、本当に反省するために必要なことは、自分の本当の気持ちを話すことです。そして、「本当の気持ち」とは、実は「負の感情」なのです。

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19.3.12 「他人にすぐ聞く人」の5つの理由

※この記事は全て無料で読めます。

個人差が激しいとはいえ、なんでもすぐ聞く人は比較的多い印象です。

では、何故すぐ聞くのか?

これを個人的見解で分析してみます。

5つの理由が思い浮かびました。

1,答えだけを知りたい
2,調べ方を知らない
3,答え合わせをしたい
4,より詳しい人に確認したい
5,他人とのコミュニケーションをとりたい

1,答えだけを知りたい

これはかなり多くの割合を占

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この人生を全うせよ。

この人生を全うせよ
誰のものでもないと
図に乗って しくじって
そんで今日も また神頼み

くにちゃんの話を聞きながら、ふっと頭の中でこの曲が再生された。

ミスチルの『旅人』。
「場ちがいだな」と思ったが、そうでもなかった。

昨日、奈良の石切で行われた『未二観レビューの手ほどき』というクラスに参加した。主催は、くにちゃんこと橋本久仁彦さん。

そこで語られ、考え、影舞や未二観を通じて試みたこと

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Have a nice weekend !

朝、わけもなくウィッキーさんのことを思い出している。

小学生の頃、登校前の時間にうちのテレビでは決まって『ズームイン朝!』が流れていた。

ぱらららぱら、ぱらららら、ぱらららららーら。というイントロの後に、やたらテンションの高い外国人が登場して

「グッモーニン、ミスタトクミツ!」

と言うのだ。その人がウィッキーさん。

僕の記憶のウィッキーさんは決まって「ミスタトクミツ!」とあの独特のイント

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ひとの言葉の森を歩く。

三月三日は、ひなまつりだけど、耳の日でもあるらしい。

そんな今日、昨年秋から半年にわたって開いてきた『聞くことの愉しみ、聞くことの深み』の最終回 <急> が行われた。

会場は名古屋市の「聞法」のお寺、西念寺さん。
<序><破><急>に、スピンオフの<序々>を加えた四回の道行きを最後まで見届けてくださった。

今日はかねてからやってみたいと思っていた「みんなでレビュー」を試みた。いつもは一人が読

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What  is it important for ME~私はあなたの声を「消費」してないか~

わたしには学生の頃からムカつくことが1つある。

大学4年間で社会学を学んだおかげで、いわゆるフィールドワークというものをよくした。そういうものをしている人も学内外問わず多くいたような気がした。

先に断っておくが。フィールドワークにいき、現場の声を聞くのは非常に意義がある。学問(論理)は実践の10年後を追っているという話も聞くし、やっぱり事件は現場で起こっているし、課題に直面しているように思う人

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祖父はなぜ同じ話を繰り返したのか。

昨日書いた「はつの円坐」で聞かせていただいた80代、90代の先輩のお話。お寺の方によると、何度も聞いている話だったという。

それで数年前に亡くなった祖父のことを思い出した。

いまから五、六年前、晩年の祖父は老人ホームに入っていた。僕はその頃、ニート状態にあって時間だけはたっぷりあったから、介護に行く父について祖父の老人ホームを訪問した。

父が日用品を買いに行く間、決まって僕は祖父と二人きりに

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そこまで聞くか、と。

昨日、二月二日、土曜日。
「くにちゃんと、もう一日過ごそう。の会」という場が名古屋の長善寺というお寺でひらかれた。

主催は、妻、澤 有理。
くにちゃんこと橋本久仁彦さんをお招きして、彼の代名詞である「円坐」を体験したいというのが彼女の趣旨だった。

やわらかいタイトルどおり、彼女はくにちゃんと会って楽しい時間を過ごしたいだけで、もともとは「ヒット曲をおさえておこう」的なノリだったんだと思う。

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その日の朝。

二月二日、土曜日。
名古屋は、晴れ。

今日は「聞くこと」の師匠、橋本久仁彦さんとうちの奥さんとの二度目の場がひらかれる日だ。

テーマは「円坐」。

まるくなって座って、過ごす。

ただそれだけのことなのに、僕は長年円坐が苦手だった。
重苦しかったり、意味不明だったり、こわかったり。

でも橋本さんも含め、みんなが「いい」というので、僕もそうなりたくて研鑽クラスという円坐をひらく人の研修にまで行

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