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『真珠とダイヤモンド(上)』を読んだ
桐野夏生さんの『真珠とダイヤモンド(上)』を読了しました。
以前から気になっており、図書館で見つけたものの上巻だけ・・・でも読みたくなったら読まずにおれない。なかなかの厚さだし、読み応えありそうとわくわくして借りました。
う~ん!面白い!360頁ありますが、いっきに読んでしまえた!
舞台は、1986年の博多から。証券会社に入社した同期、佳那と水矢子。
2人はお金に恵まれない家庭で育ち、とにかく
『たゆたえども沈まず』を読了しました
先日、原田マハさんのアート小説『楽園のカンバス』がとても良かったので、図書館で『たゆたえども沈まず』を借りてみました。
原田マハさんは、『史実1割、フィクション9割で書いている』そうなのですが臨場感があるというか真実ばかりを書かれているかと感じていました。始めは登場人物の1人林忠正を書こうとしていたそうなのですが、フィンセント・ファン・ゴッホとゴッホの弟テオ、画商の林忠正と弟子加納重吉の交流にな
読書会、新規参加者を募るには?
こんにちは。福岡市東区で月1ペースで読書会開催を目指しています。
4月で第3回の福岡イロトリドリ読書会が開催されます。
それが明日、20日。前日にも関わらず、私を含め参加は3名です。
まだ3回目なのだし、こういう日もあるよね。と、私は楽観視しています。
ちょうどこの日は、博多でも読書会があります。福岡県は、大きな都市なのに読書会人口が多いとは言えません。他にも要因は多々ありますが、それは置いて
第2回福岡イロトリドリ読書会・報告
2024年3月31日、第2回福岡イロトリドリ読書会を福岡市東区で開催しました。参加者は5名と私。
おススメ頂いた本
・『潮鳴り』 葉室麟
俊英と謳われた豊後羽根藩の伊吹櫂蔵は、役目をしくじりお役御免、無頼暮らしとなる。
ある日、家督を譲った弟が切腹。遺書から借銀を巡る藩の裏切りが原因と知る。弟を救えなかった櫂蔵は、死の際まで己を苛む。勧善懲悪で『池井戸潤さんを思わせる』ストーリー仕立て。
モンゴメリの『青い城』
こんにちは。
以前の読書会でおすすめされたモンゴメリ著『青い城』が気になったので取り寄せて読みました。
紹介されたのは、大学生の女性です。
知的な雰囲気で女子大生?と思うほど、落ち着きが感じられる方で紹介され『人は誰もが心の中に青い城のように自分の理想とする場所を持っている』といった趣旨の言葉に惹かれました。
主人公のヴァランシーは、29歳の未婚女性。周囲が望まれて結婚していくなか、まだ決まっ
土門蘭さんのトークライブを視聴
1月に土門蘭さんの『死ぬまで生きる日記』を読みました。
文筆のお仕事をされている土門さんですが、10歳の頃から
『死にたい』という気持ちを常に持ち続けていらっしゃいます。
精神科での『うつ病』診断後、薬を処方されるも『文章を書くことが
できなくなる』という不安から飲まない判断をし、オンラインカウン
セリングを受ける選択をする。
そして、出会ったカウンセラーさんとの対話や家族・友人との会話
幼い
文章も鮮度が命の場合がある
こんにちは。
福岡市で月1読書会をしていこうとチャレンジ中です。
今日のお題は、『文章の鮮度』ですが・・・以前別の方が主催されている
読書会へ参加したときに紹介されていた本。
(私主催ではないので詳しい本の名前は書きませんが)野球に関する短歌の
本でした。
作者さんの推しチームの試合がテレビ中継され、見終わってすぐに詠まれる
短歌が収められています。作者さん曰く『ゲーム終了後にすぐ詠まないと
『読書する人』のイメージ
読書家、というとどのような人物を想像しますか?
私は、『読書が好きというと暗い人と思われそう』というイメージで
『読書が好き』と人に言えない時期がありました。実際、私は
あまり人と関わるのが得意ではありません。初対面の方に自分から
声を掛けられるようになったのは、40代を過ぎてから?
人からどう思われるかを気にしすぎるあまり、いつも待ちの姿勢。
でも、年齢を重ねると『もうどうでもいい』感があっ