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トラブルや予想外への対応力が上がっていく【子育てエッセイ】
スマホが突然壊れた。
液晶ディスプレイが紫色のまだら模様になっている。そのうえ、タッチパネルがうんともすんとも言わない。電源も切れない。再起動もできない。
20代そこそこの私なら、軽くパニックになったであろう「スマホ突然壊れた事件」だけど、32歳の私は現実逃避はしたものの、わりと冷静。
スマホが壊れたから、これを機会にデジタルデトックスすればいいや~と思うくらい。
それは、子育てをする中で
子どもたちが教えてくれた「できない」のとらえ方【子育てエッセイ】
「できない」が、言えなかった。
ピアノを弾けもしないのに、弾けると言ったり。
平泳ぎは不得意なのに、できるんだと言ったり。
×だった答えを△だと言い張ったり。
そして、「できない」と言わないようにするための努力を怠らなかった。
苦手だった算数。家に帰ってお父さんと一緒に何度も計算をした。数学になってからは、授業に遅れたくないから予習と復習をかかさなかった。選択科目は周りが好きな科目を取る中で
イライラも悲しみも大事な感情のひとつだった【エッセイ】
先日、アドラー心理学について学ぶ機会があった。
今まで、なんとなく「ポジティブな感情はいいもので、ネガティブな感情は悪いもの」というイメージがあった。私と同じように思っている人もいるんじゃないかな?
私は、今、感情のひとつひとつがとても大切に思えるようになっている。
イライラや怒りに対してマイナスイメージを持っている人は少なくない。
「あの人って怒りっぽい」と聞くと悪口のように感じるし、「
ワーママでも夫婦で楽しむ月1の時間【子育てエッセイ】
3月から取り入れた我が家の習慣がある。
それは、月の最後の土曜日は子どもたちを寝かしつけたあとに2人の時間を取ること。
4月からワーママとして育休復帰をした。その日常は、分刻みのスケジュール。毎日、毎時間、毎秒「次に何をすればいいか」を考えている。
そんな日々では、当然夫婦でゆっくりする時間は取れない。
そのことに対してもやもやする前に、我が家では、月に1度の夫婦でゆっくりする時間を確保し
ワーママでも時短したくないこともある【子育てエッセイ】
時短。効率化。タイパ。
「時間がない」が口癖になったのはいつからだろうか。育休復帰してからかもしれないし、子どもたちが保育園に通い始めてからかもしれないし、もっとずっと前からの口癖かもしれない。
ワーママになるにあたり、私は身の回りの家事をなるべく時短・効率化した。具体的には、時短家電を購入した。お金で時間を買ったのだ。
それと同時に思ったことがある。
子どもたちと向き合う時間はこれ以上絶
正直子どもを保育園に預けることに抵抗があったけれど【子育てエッセイ】
ぶっちゃけた話をする。
私は子どもを出産するまで保育士として仕事をしてきた。にもかかわらず、自分の子どもたちを保育園に預けることに抵抗感があった。
そんな私だけど、実際に保育園の入園が決まって、慣らし保育が始まって、仕事を復帰して、やっと「子どもを預けるって保育園も子育てを一緒にしてくれるってことなんだ~」と思えるようになった。
どうして「子どもを預けるって保育園も子育てを一緒にしてくれるっ
あの歌詞は我が家で生きている【子育てエッセイ】
「選挙の日って うちじゃなぜか 投票行って外食するんだ」
この歌詞を見て、ピンとくる人は私と同世代です(笑)
モーニング娘。の「ザ☆ピ~ス!」という曲の歌詞。その歌があったことで、私はやりたいことがあった。
それは、冒頭の歌詞のとおり、選挙の日には投票に行って外食をすること。
ただ「モーニング娘。」が大好きで、(私は高橋愛ちゃんが大好きだった)テレビの前でリモコン片手に歌っていた10歳の少
「大好き」はもっと日常にあっていい【子育てエッセイ】
「あなたは親から愛されていたと思いますか?」
そう聞かれて、シンプルに「イエス」か「ノー」で答えられる人はどのくらいいるのだろうか。自信を持って首を縦にふる人は何人いるだろうか。
私の場合はすごく曖昧な回答になっていたと思う。親から愛されていたとは思うけど、面と向かって「大好き」「愛してる」と言われた記憶はないしな~~~~これってどうなんだろう~~~みたいな。
それなりに愛情を受けて育った自
育休復帰1週目。勤務できたのは◯時間。
1歳1ヶ月男児、2歳8ヶ月女児の年子ママの保育士が4/15から育休復帰。契約はフルタイム勤務(8時間)で3歳児の副担任。
さて、ここで質問です。
そんな私が復帰1週目に勤務できたのは何時間でしょうか?
答えは、17.5時間!!!
2日分と少ししか働くことができなかった。
これが、「え、少ない。これしか働いていないの?」と感じる人もいるかもしれないし、「5日中2日分とちょいか。最初の週にして
「自分で歩くの!」もう赤ちゃんじゃないと感じた春【子育てエッセイ】
「だっこじゃないの。じぶんであるくの。」
慣らし保育の帰り道。私は2歳7ヵ月の第一子に抱っこを拒否された。
抱っこと自分で歩くことを天秤にかけて、後者を選ぶなんて、もう子どもなんだなぁと思った。
その日は第二子が熱でお休みしていた。早めに在宅ワークに切り替えた旦那さんに第二子のお世話をお願いし、私はひとりで第一子ちびちーちゃんを保育園にお迎えに行った。いつもは第二子を抱っこ紐で抱っこしている
第二子、1歳2ヶ月の成長記録
4/17で神田家の第二子ちびにーくんは1歳2ヶ月になった。
4月に保育園に通い始めて、まだほんの3週間目。1歳児クラスの中で、早生まれの第二子は周りの子たちに比べると一回りから二回り小さい。
それでも、毎月毎月何かしら成長している。とってもすごいことだと感じる。
それでは、毎月恒例の1歳1ヵ月~2ヵ月までの日々を振り返ってみよう。3/18~4/17
①4月に保育園に入園した
4月1日に入
2歳の娘が絵本を読み聞かせしてくれた【子育てエッセイ】
先日と一昨日は子どもたちが発熱し、保育園をお休みしていた。
リビングに敷いたマットの上でごろごろして、大好きな「Sing」の映画を見たり、ミライコイングリッシュを見て過ごしていた。ブロックやお絵かきをする元気はどうやらないらしい。
しばらくするとテレビに飽きたのか、2歳の娘がふと、「ママ、えほん、よんであげるね!」とのそのそと動き出した。38℃ある背中はふらふらしながら絵本棚へ向かって、大量の
「もうみんなでごはん、食べないの?」と2歳の娘に聞かれた【子育てエッセイ】
先日39℃近くまで発熱した第一子ちびちーちゃん。今日も保育園をお休みして、おうちで過ごしていた。
お昼ごはんを食べるときに聞かれた言葉がタイトル「ママ、もうみんなでごはん、たべないの?」だ。
私が育休中は家族全員でごはんを食べる時間を大切にしていた。でも、私が復職して、それが叶わなくなった。
朝はパパが早く出て行ってしまう。遅くまで仕事でお迎えに行けない私の代わりに必ずお迎えに行くために、残
家族に「大好き」を伝える時間をください【子育てエッセイ】
育休から先日復帰した。
SNSを覗いてみると、たまたまかもしれないけど、「仕事が楽しい!」「母から自分になれる時間が最高!」と育休復帰したことに前向きな投稿が目についた。
私はというと、2歳の第一子ちびちーちゃん成分、1歳の第二子ちびにーくん成分が足らなくて、めちゃめちゃしんどいと感じている。もう仕事を辞めたい。ワーママ辞めたい。
理由は、絶対的に自分の子どもたちと一緒に過ごす時間が短いのだ