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つれづれ日記

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女医の日常、時々子育て。
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小1娘から、7歳の誕生日の日にもらった手紙とオススメノート

小1娘から、7歳の誕生日の日にもらった手紙とオススメノート

たぶん去年ぐらいから、子どもからもらった手紙を宝物のように取ってある。

子どもの感覚に、驚くこと多数で、その気持ちを取っておきたくなる。

7歳の娘の誕生日。
またも私を驚かせてくれた。

私はよく、楽しかったことや悲しかったことを聞く。
悲しかったことや困ったことは、特別聞きたいとよく言っている。

うん。

悲しいこともあるよね。あっても全然おかしくない。小学校に入って新しいお友達がほとんど

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ちょっとうすいいろのミックスがあったらソーハッピー

ちょっとうすいいろのミックスがあったらソーハッピー

長女の、卒園式があった。

まさにその朝、夫不在で下の子たち2人の保育園の準備をしながら、長女と自分の準備をしていた時。

「あれ?長女ちゃんのメガネは?」

「さっき次女ちゃんが取って、あれ?」

「あったよ~」(片方のフレームの付け根の部分が折れている)

卒園式当日にメガネが折れた。

テープで止めたがすぐに抜けてしまい、さすがにズレるのでメガネを外しての卒園式となり長女はよく目を細めながら

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14年ぶりの1人旅で得たものとは何だったのか

14年ぶりの1人旅で得たものとは何だったのか

音楽が流れ、私はチーズテリーヌを食べ、アイスカフェラテを飲んでいる。

遠くには広大な瀬戸内海があり、瀬戸大橋が見える。小さな船やタンカーまで船がいくつも見える。海では人や物がこんな風に行き交っているのを、初めて見たかのようにその光景を観察している。

アイスカフェラテを飲みながら、西加奈子さんの「まにまに」の感想を書き、一段落した。
もうそろそろ帰路に着く。とても名残惜しい。

私がこの旅で得た

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14年ぶりの1人旅

14年ぶりの1人旅

おそらく。

おそらく大学4年生の時にヨーロッパに旅に出て以来。
その後の記憶が定かでないのでおそらくとしか言えないが、そうだとしたら14年ぶりだ。

1人で1時間ほど車を走らせる。宿に着く。目の前にはすぐ海だ。

階段があって砂浜に降りる。岩場があってそこに腰掛け、ざーざーざーと言う波の音を聞き、いその香りに気づく、
遠くにはたくさんの島々と瀬戸大橋だ。まぶしいので、そこまで遠くを見るわけではな

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心にのこるご飯を、思い出した。忘れていた記憶と、向田邦子さんの「父の詫び状」。

心にのこるご飯を、思い出した。忘れていた記憶と、向田邦子さんの「父の詫び状」。

心にのこるご飯、と聞いて、私には何が思い出されるだろう。

前から気になっていた、向田邦子さん。テレビドラマの脚本家であり、エッセイストであり、小説家。若くして、私が生まれるより早くに亡くなっている。

歴史に興味がもてるようになるヒント

歴史、というものにあまり興味が持てなかった。自分が生きている今に生きていない人に興味がなかった。昔の人たちは、昔の枠組みを出てくることはなく、私の世界の外にあ

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要するに、保活も悪くない、という話。

要するに、保活も悪くない、という話。

地味に保活を始める

保育園・こども園入園のための書類を役所に取りに行った。

3人目といえば手慣れたものかと思われるだろう。ところが上の二人は春~初夏生まれだったため、見込みも高く一般的な4月入園パターンだった。

冬生まれの娘となると、途中入園となるのでハードルが高い。私の住まいでは、希望した月からの入園ができなければその月から3カ月は申し込みが有効。それを過ぎれば変更届を出し更に3カ月の申し

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子供と一緒に過ごすということは、発見の連続であり、修行だ。給食で笑った話。

子供と一緒に過ごすということは、発見の連続であり、修行だ。給食で笑った話。

子育てをしていると、日々おもしろ珍事件が起こる。

それは、自分の家庭で起きたり、子供たちが園から持って帰ってきたりする。その時には驚いたり笑ったりするのだが、日々の喧騒の中で気づけば忘れさられている。

え?そんなことあったっけ?

こんな具合だ。日々目まぐるしく過ぎていくので、細かなことを保存しておくメモリーは私たちの中には搭載されていないのだ。

例えば息子は今年から年少になった。
午前保育

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偉くもなんともない、と思えると自由だね。

偉くもなんともない、と思えると自由だね。

皆が善意でそれその如く扱ってくれているだけなんだ

漫画好きの私がおそらく一番読み返したであろう漫画は、「鬼滅の刃」。

あまりにもつわりが辛く、時間がひたすらすぎることを願っていた時期がある。何をするのもしんどいが、漫画(と本)を読むことによりおかげさまでなんとか時が過ぎた。

あれからもう20回ぐらい読み返したのではないだろうか。

鬼滅の刃は人間にしろ鬼にしろ、個々人のストーリーや背景が細か

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コーヒーと、数学と、私(と母)。

コーヒーと、数学と、私(と母)。

コーヒーの香りが好きだ。

おしゃれで、美味しそうで、大人で、香ばしい、スッキリしたあの香り。

あの香りをかぐと、心が透き通り、今まで手につかなかったことまで爆速でできてしまいそうなエネルギーがもらえる。

そうだ。

母がコーヒーが大好きだった。

母は、私が小学校の頃まで小学校の先生をしていた。3人の子育てに追われ、当時の小学校の先生と言えば何から何まで自分でしないといけない。仕事も忙しく、

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だって、やってみないと、やりたいか、やりたくないかなんて分かんないでしょ?

だって、やってみないと、やりたいか、やりたくないかなんて分かんないでしょ?

最近、読んでる。

たぶん、今回の育休中が一番本読んでる。昨年11月から本の紹介コラムを地域のwebコラムで月1でさせてもらってから。

(今月の記事は「私は私のままで生きることにした」キム・スヒョン著(韓国のイラストレーターで作家))

毎月、次はどの本にしようかなーと考えるのが楽しい。

どの本を選ぶのが、読者さんが参考になるかな、癒しの時間になるかな、未来につながるかな、なんて。

もちろん

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どうも、自己肯定感のガタ落ちから回復しました

どうも、自己肯定感のガタ落ちから回復しました

大変ご無沙汰しています。

今年中の絵本出版を目指す内科医、
高橋順子です。

とりあえず辛い、妊娠初期
いやはや実はただいま妊娠4ヶ月で、つわりにより、先週まで身体的にも精神的にも追いやられておりました…!

3人目になっても、全然慣れませんね。

本当に何もできなくなって、時間が過ぎるのをとりあえず待つ、みたいな…

「何もできないのは、自分が弱いからだ」

「私はこんなに頑張れない人間だった

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