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写真・短編小説・詩

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様々な内容にチャレンジしてみたいと思います😄皆様の人生において、何かのきっかけになりますように😊
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心のお掃除

心のお掃除

他愛ない日常にも
退屈な毎日にも
ときめきは咲いている

見当たらないなら
心の空気を入れ替えて
心のお掃除欠かさずに

ときめきはいつも
あちらこちらに咲いている

確かな心

確かな心

この大海原で大切なのは
船の大きさじゃない

大切なのは
舵を取る手
その手を動かす心

その心に迷いなければ
どんな嵐が来ようとも
彷徨いはしない
沈みもしない

大丈夫
確かな心があるから

珈琲

珈琲

あなたが注いでくれた真っ黒な珈琲
浮かぶ温かな灯り
どんな暗闇でもきっと
灯りさえあれば 浮かび上がることができる
そう 灯りさえあれば

注いでくれた真っ黒な珈琲に
私の顔が浮かぶ
あなたはきっと
私を照らす灯り

照らし続けてほしい
飲み干したらきっと
笑顔になれるから

心の羽

心の羽

飛び立つ鳥さん嬉しそう
空を飛ぶのは楽しかろ
山の向こうは楽しかろ
海の向こうは楽しかろ
気づけば小さく消えてゆく
オレンジ色の陽の中へ
今度帰って来たならば
楽しい話をたんまりと
飛べないあたしに聞かせてよ
あたしに羽はないけれど
心に羽はついている
話の中では存分に
飛び回ることが出来るから

木洩れ日

木洩れ日

木洩れ日が辛いのは

疲れてるから

私に届く光
私を照らす光

私を照らす光よ
はっきり言おう

辛いよ
疲れたよ
止めたいよ

さらし続ける私
照らし続ける光

体の隙間から
洩れゆく心の光

木洩れ日

私は私を さらし続ける

これからはこれから

これからはこれから

これからはこれから

まだ何も決まってはいない

明日が今日の続きとは限らない

これからを決めつけちゃだめ

これからはこれからなんだから

サクラ色のあなた

サクラ色のあなた

誰に見せるためにおめかしするの
聞いたらあなたは含み笑い
じゃあお母さんは誰にって
まわりの人に良く見せるため
そう答える私にあなたは呆れ顔
じゃああなたは もう一度聞く
するとあなたは微笑んで
大切な人に見せるためって
大切な人…って
そう聞く私にあなたはまた呆れ顔
そしてひと言
お母さんにでしょ って

暖かな春風が髪をゆらす
少し前を行くサクラ色のあなた
可愛いかったあなたは
いつの間にか綺

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なければないで

なければないで

なければないで
覚悟が決まる

あればあったで
覚悟が揺らぐ

あたしに羽や翼はないけれど
迷いや悩みや後悔は
きっと少ない

あとはここで
精一杯生きるだけだから

景色の先

景色の先

君が見た景色の先に
私はいただろうか

君が見た夢の中に
私はいただろうか

私の見た景色の先 夢の中には
いつもあなたがいた

今はもういない
けど
なぜかいつも温かい

さみしいんじゃない
とても懐かしいんだ

綺麗な小川

綺麗な小川

水に流してあげる
そう言ってあなたは
綺麗な小川のせせらぎに
そっとそっと流してく

あたしだったら
一発トイレに流すのに
何でそんなに丁寧に
そっとそっと流すだろ

聞いたらあなたは微笑んで
どんなことでも大事事
良い場所に流せば良いことになる
この綺麗なせせらぎは
あたしの心
これからも絶対に汚さない
だって

あたしの小川は…どこだろか

優しいお空

優しいお空

お空を見て泣いてたら

お空は心配してくれて

あんな色 こんな色と

優しい色に染め上げて

そっとなぐさめてくれる

優しいお空

綺麗なお空

心配させちゃいけないね

泣きべそ顔で笑ったら

ほっと

そよ風が頬をなでてくれたよ

日陰のある場所

日陰のある場所

日向

映えて見えるは良いけど
身を隠す場所もなければ
いつでも誰かに見られて
汗は止まらず喉も渇いて
ただ日暮れが待ち遠しい

そんな場所

日向はたぶん
長く居座る場所じゃない

どんな花であろうと
日陰ある場所にいてこそ
色味も生気も深みを増す

日の当たる場所が全てじゃない
日陰ある場所で花を咲かせよう

定め

定め

雪は降ったら解けるが定め

雨は降ったら乾くが定め

花は咲いたら散るが定め

人は

泣いたら笑うが定め

羅針盤

羅針盤

出来るか出来ないかではなく

どうしたいかどうありたいか

生きる羅針盤は正直なものよ