榊原一樹

くれたけ心理相談室 札幌支部の心理カウンセラーです。 心理カウンセリングをもっと身近な…

榊原一樹

くれたけ心理相談室 札幌支部の心理カウンセラーです。 心理カウンセリングをもっと身近なものに。 個人様から法人様に至るまでご年齢・ご性別問わず。 オーダーメイドで共に歩みます。 https://sakakibara.counseling1.jp/

記事一覧

そんなに都合よくはいかないけれど

ここでこうなったら最高だな 物語の主人公みたいに 理想の展開を描いてみたりする でも実際は そんなに都合よくいかないことは多々あって 「自分はこんなもんだよね」と…

榊原一樹
21時間前
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券売機で一番端の一番高い切符が行く町

BUMP OF CHICKENというバンドの 『車輪の唄』という曲の中に “券売機で一番端の一番高い切符が行く町を 僕はよく知らない” という歌詞が出てきます 『車輪の唄』がリリ…

榊原一樹
1日前
16

数学が嫌いだった理由

昔から 算数や数学という教科が好きではありませんでした けれども 過去のお仕事やアルバイトにおいて 日々発注や精算業務などで数字に関わることは 特段苦手ということは…

榊原一樹
2日前
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笑顔で挨拶をする人

いつも人の目を見て話を聴く子がいる いつもはっきりと返事をする子がいる いつも笑顔で挨拶をする子がいる えらいね 素敵だねって褒めると だいたいは 「当たり前だと…

榊原一樹
3日前
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ピンチはチャンス?

ピンチの場面や トラブルが発生したとき 人は試されているなと感じます それは個人であったり チームであったり       先日あるところで緊急事態が発生したときの そ…

榊原一樹
4日前
9

どんな感情も否定しない

大好きな友達なのに イライラした感情をぶつけてしまった 大切な家族なのに 満たされなくて悲しいと思ってしまった お世話になっている上司なのに “それは違う”と思う…

榊原一樹
5日前
6

私がいなきゃダメなあなたがいなきゃダメな私

私がいなきゃ何も決められない 私がいなきゃ何もできない 私がいなきゃ何もしたくない そんなあなたが重たくなって この手をほどいた 独りになって 私がいなきゃダメなあ…

榊原一樹
6日前
1

心地好いエール

たとえば「がんばれー!」って とにかく大きな声や音で 応援してもらうのが良いという人もいる たとえば「ここに気を付けてね」って 具体的な声掛けをもって アドバイス的…

榊原一樹
7日前
1

過去はずっとそこにある

過去は 消えるものではないので ずっとそこにはある けれども 同じ所にあるはずなのに こちらの向き合い方で 形や距離感が変わって見えたりもする       過去は 忘れよ…

榊原一樹
8日前
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寛大でありたい

寛大でありたいなぁ。

榊原一樹
9日前
5

御守りみたいに置いておく

「頂いた言葉を御守りみたいに心に留めています」 「ブログを読ませていただいて勇気をもらっています」 たまたま立て続けにそんな言葉を頂いて 心が熱くなりました 誰か…

榊原一樹
10日前
5

月が変わる

季節が変わるとか 月が変わるという感覚って 個人的にすごく好きな感覚 そもそも 人が月の満ち欠けに気付いて それを生活に応用しているという考え方自体が なんだか情緒…

榊原一樹
11日前
4

意識をするということ

小さな子供達が集っているシーン 誰かが「おトイレいきたーい」と言う 他に我慢していた子もいる 気にしてなかったけれど“トイレ”という言葉を耳にして行きたくなった子…

榊原一樹
12日前
1

夢のある場所

自分が子供の頃は 目立つことが好きで “影響力のある人になりたい” みたいな想いが強かったように思います 目に入りやすい仕事に憧れたり テレビの影響を大きく受けたり…

榊原一樹
13日前
5

凝り固まらせない

たとえば肩甲骨 たとえば股関節 たとえば首や手足首 同じ姿勢でいることが多いと どうしても凝り固まったりしてしまう “まずは身体の眠っている部分を やさしく起こして…

榊原一樹
2週間前
7

ひとまず食べる

大竹しのぶさん演じる母・南が 吉沢亮さん演じる息子・武四郎に発する言葉 あったかいんですよね 良くも悪くも感情が昂ぶったり 忙しすぎたり集中しすぎていたりすると …

榊原一樹
2週間前
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そんなに都合よくはいかないけれど

そんなに都合よくはいかないけれど

ここでこうなったら最高だな

物語の主人公みたいに
理想の展開を描いてみたりする

でも実際は
そんなに都合よくいかないことは多々あって
「自分はこんなもんだよね」と苦笑したり
「そうはいかねぇか」と嘆いたりすることはよくありました

(恥ずかしながら今でも仮想や妄想が好きなので、
ひとりでぶつぶつ台詞みたいにつぶやいていることはありますが・・・笑)
 
 
 
あとから思えば
それもまた大切な気

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券売機で一番端の一番高い切符が行く町

券売機で一番端の一番高い切符が行く町

BUMP OF CHICKENというバンドの
『車輪の唄』という曲の中に
“券売機で一番端の一番高い切符が行く町を 僕はよく知らない”
という歌詞が出てきます

『車輪の唄』がリリースされたのが2004年
その翌年の2005年から12年ほど横浜に住んでいたのですが
日々あらゆる路線が入り混じる路線図を見ては
いつか歌詞にならって一番端の駅へ行ってみようと考えていました

神奈川県に住んでいた最後の

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数学が嫌いだった理由

数学が嫌いだった理由

昔から
算数や数学という教科が好きではありませんでした

けれども
過去のお仕事やアルバイトにおいて
日々発注や精算業務などで数字に関わることは
特段苦手ということはなく
むしろ楽しんで素早くやっていたように思います
 
 
 
ふと最近分かったのは
“1つの決まった答えを導き出すというのが嫌いだったのかも知れない”
ということ

心理の仕事に就いて思うのは
人は誰1人として同じでなく
考え方や生

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笑顔で挨拶をする人

笑顔で挨拶をする人

いつも人の目を見て話を聴く子がいる

いつもはっきりと返事をする子がいる

いつも笑顔で挨拶をする子がいる

えらいね
素敵だねって褒めると

だいたいは
「当たり前だと思っていた」とか
「無意識でした」って言う

人の目を見て話を聞けないときもあるし
人の目を見るのが苦手な人もいる

大きな声を出すのが苦手な人もいるし
笑顔がすんなり出てこないこともある

どっちが良いとか悪いとかではなくて

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ピンチはチャンス?

ピンチはチャンス?

ピンチの場面や
トラブルが発生したとき
人は試されているなと感じます

それは個人であったり
チームであったり
 

 

 
先日あるところで緊急事態が発生したときの
そのチームの対応力の素晴らしさを目にしました

瞬時の判断と役割分担が
とてもスムーズに行われていて
むしろエネルギッシュに対応されているような雰囲気すら感じました
 

 

 
ピンチやトラブルがないに越したことはないかも知れ

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どんな感情も否定しない

どんな感情も否定しない

大好きな友達なのに
イライラした感情をぶつけてしまった

大切な家族なのに
満たされなくて悲しいと思ってしまった

お世話になっている上司なのに
“それは違う”と思うところがあった

良いんじゃないでしょうか

どんなに大好きでも
どんなに大切でも
どんなにお世話になっていても
まったく感覚や感情が同じってことはありません

ときに違和感やずれを感じることもあるし
少しくらい怒りや悲しみを感じるこ

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私がいなきゃダメなあなたがいなきゃダメな私

私がいなきゃダメなあなたがいなきゃダメな私

私がいなきゃ何も決められない
私がいなきゃ何もできない
私がいなきゃ何もしたくない

そんなあなたが重たくなって
この手をほどいた

独りになって
私がいなきゃダメなあなたがいなくなって
私には何もないって気が付いた

いつの間にか
“私がいなきゃダメなあなた”がいなきゃダメな私になっていた

人はひとりだ

ひとりとひとりで
ふたりだ

ふたりも素晴らしいけれど
まずは私がひとりの人だ

そこに

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心地好いエール

心地好いエール

たとえば「がんばれー!」って
とにかく大きな声や音で
応援してもらうのが良いという人もいる

たとえば「ここに気を付けてね」って
具体的な声掛けをもって
アドバイス的な応援をしてもらうのが良い人もいる

たとえば「がんばれ」はプレッシャーになるから
いつも通り「いってらっしゃい」って
笑顔で送り出してくれる方が良い人もいる

個人的にはこの“いつも通り”が好きでした

母ちゃんが弁当を作ってくれて

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過去はずっとそこにある

過去はずっとそこにある

過去は
消えるものではないので
ずっとそこにはある

けれども
同じ所にあるはずなのに
こちらの向き合い方で
形や距離感が変わって見えたりもする
 
 
 
過去は
忘れようとすればするほどまとまりついてきたりもするし
何度も何度も頭を巡ってくることだってある

向き合うこと自体は悪いことではないし
どれだけ泣いたって
どれだけ後悔したって良いんだと思っています

それでも変えられないのは事実なの

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御守りみたいに置いておく

御守りみたいに置いておく

「頂いた言葉を御守りみたいに心に留めています」
「ブログを読ませていただいて勇気をもらっています」

たまたま立て続けにそんな言葉を頂いて
心が熱くなりました

誰かの“御守り”のような存在になりたいとか
誰かの“勇気”になりたいとか
誰かの“大丈夫”になりたいというところは
自分が目指してきたところであるし
これからもそうでありたいと願っているところ

なれているかな?って確認するのは
なかなか

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月が変わる

月が変わる

季節が変わるとか
月が変わるという感覚って
個人的にすごく好きな感覚

そもそも
人が月の満ち欠けに気付いて
それを生活に応用しているという考え方自体が
なんだか情緒的で素敵だなと思うんです
 

 

 
5月になりました

「今年の3分の1が終わった」と誰かが言う

僕も誰かに言ってみたりする
昔はその表現嫌いだったなぁと思い出して
少しにやける

あまり人生の中で
1年が速いという感覚を持っ

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意識をするということ

意識をするということ

小さな子供達が集っているシーン
誰かが「おトイレいきたーい」と言う
他に我慢していた子もいる
気にしてなかったけれど“トイレ”という言葉を耳にして行きたくなった子もいる
周りの行動につられて行ってみる子もいる

ある親子のシーン
お母さんが「お腹空いていない?」って聞く
「まだ大丈夫」
答えた時は本当に大丈夫だったのに
意識がそこに向き始めると
大丈夫って言った後からお腹が空いてきたりする

ある

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夢のある場所

夢のある場所

自分が子供の頃は
目立つことが好きで
“影響力のある人になりたい”
みたいな想いが強かったように思います

目に入りやすい仕事に憧れたり
テレビの影響を大きく受けたり

20代の半ば頃
少し芸能の仕事に携わって
舞台役者やエキストラとして撮影に参加していたことがあったのですが
その頃からいわゆる“裏方”と呼ばれる仕事に魅力を感じるようになりました

演出家さんや脚本家さんであったり
大道具さんや照

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凝り固まらせない

凝り固まらせない

たとえば肩甲骨
たとえば股関節
たとえば首や手足首

同じ姿勢でいることが多いと
どうしても凝り固まったりしてしまう

“まずは身体の眠っている部分を
やさしく起こしてあげること”

スポーツトレーナー時代に
初めてジムに通われる方や
久し振りに運動する方にかけていた言葉です

いきなり万全に動かさそうと思っても
そうは身体が許しません

思うように動かせなかったり
痛めたりしてしまうことだってあ

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ひとまず食べる

ひとまず食べる

大竹しのぶさん演じる母・南が
吉沢亮さん演じる息子・武四郎に発する言葉

あったかいんですよね

良くも悪くも感情が昂ぶったり
忙しすぎたり集中しすぎていたりすると
食事に目がいかなくなる人っています

僕もそんなときはありましたが
基本的にはアンパンマンみたいに
お腹が空くと力が出なくなる人間なので
食を飛ばすという選択はほぼできないです

一方で
心や身体がパワフルな人って
“食べる”というこ

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