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「紙を通して、世界を知る。」旅をしながら、世界の紙ものを巡ります。/文化や地域について…

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「紙を通して、世界を知る。」旅をしながら、世界の紙ものを巡ります。/文化や地域について考えるため、毎日更新しています。

マガジン

  • 好きで好きで仕方のない紙の話

    思いを記す、言葉と紙。大学で研究していたロクタペーパーや、仕事で感じた紙もの雑貨のことなど。不定期に更新します。

  • HIBARI SCHOOL

    EVERY DENIM 島田舜介さんによる「小さな経済圏を作る」ための半年の講座。岡山のヒバリ照ラスにて開催された全6回のレポートです。 最終回には Wasei の鳥井弘文さんが登場。

記事一覧

note アカウント移行しました

お久しぶりです。 実は先月からnoteのアカウントを移行しています。 せっかくフォローしてくださった方がいらっしゃるのに、すみません!! kotok のアカウントは年内に消…

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5年前
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就活解禁日の苦い記憶

2年前の、3月1日。 関西での就職を考えていたわたしは、大阪会場で開かれる 合同説明会に向かう電車に乗っていた。 会場の最寄り駅が近づくにつれ増えていく、 似た姿形の…

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5年前
4

読んだ

‪ ‪紙を残したい! そのために売れるものを作りたい!と思ったときに 「何を作ったらいいんだろう?」 「何なら、売れるの?!」 って全然わからなかった。 でも、今の…

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5年前
5

24歳5ヶ月。

お久しぶりです。 そうです、なみえです。 毎日更新を しれっと辞めてから、早幾日? 何日止まったのかカウントすらしてません。 そうです、そういう人間です、わたしは。…

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5年前
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やりたいことと、できること

やりたいこと、たくさん。 できること、少し。 「したいこと、求められること、できることの円が重なることをしましょう」 とよく聞くけれど。 やりたいことは、それはそ…

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5年前
5

続けるためのリズム

どうやったら、納得のいく記事を書けるか。 それは少し分かってきた。 嘘をつかず、ある程度 時間をかけて、 心を込めること。 問題は、それをどうやって毎日続けるかとい…

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5年前
5

思い通り、サラリーマン

「君は もう、起業した方がいいよ。」 就職活動中、いろんな人から言われた。 やりたいことが明確で、人に合わせるのが苦手で、そのほか わたしのどんな要素を見てそう思…

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5年前
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50個目

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5年前
2

9月は長月

9月になりました。 暑さが急に和らいで、窓を開けたまま寝たら風邪を引きました。 旧暦では、9月は長月(ながつき)と呼ぶそう。 秋の夜長の「夜長月」、秋の長雨の「長雨…

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5年前
5

考えることと思うこと

頭で考えることと、 心で思うことが違う。 こうした方が効果的、と分かっていても 一向に気持ちが向かないことがある。 よくある。 本当はね、とてもがんばりたい。 めち…

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5年前
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出雲旅行

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5年前
5

月刊誌を作る気持ちで

計画を立てないと あまりにもダラダラと書いてしまうので、 今月から『kitomiz』という月刊誌を作る気持ちで note を書いてみようと思います。 9月号は ”視点を広げる”…

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5年前
2

衣食住と紙

着ること、食べること、住まうこと。 どうしてこの3つがセットなんだろう?とずっと思っていた。 デジタル大辞泉によると、 【衣食住】い-しょく-じゅう 1 衣服と食…

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5年前
1

半径三メートルの日常で、「宝探し」を始めよう。

定期的に読み返す本の中に、 『壁を乗り越える 安藤忠雄の言葉』という1冊があります。 (「冷めた心に火をつける本」と銘打ってあるので、人に言うのは少し恥ずかしいの…

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5年前
8

8月とモチベーション

ドキリとした。 わたしが未だ何者にもなれていないのは 他でもないわたしのせいなのに、ずっと見て見ぬ振りをしている。 なりたいものがあるならば、叶えたい理想があるな…

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5年前
6

いつまでも拭えない

何気なく他人が放った一言に、凍りついてしまうときがある。 自分すらも忘れていた「本当の自分」を見透かされたような気がして。 もしかしたら、「ミス クールビューティ…

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5年前
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note アカウント移行しました

note アカウント移行しました

お久しぶりです。
実は先月からnoteのアカウントを移行しています。
せっかくフォローしてくださった方がいらっしゃるのに、すみません!!

kotok のアカウントは年内に消して、今後は新しいアカウント @kami___ でやっていきます。

kotokで更新していた内容も随時移行・加筆修正しているので、そちらをフォローしていただけると嬉しいです。

新しいアカウント
@kami___

今後

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就活解禁日の苦い記憶

就活解禁日の苦い記憶

2年前の、3月1日。
関西での就職を考えていたわたしは、大阪会場で開かれる
合同説明会に向かう電車に乗っていた。

会場の最寄り駅が近づくにつれ増えていく、
似た姿形の就活生たち。

駅に降り立ち、わたしと同じ
黒髪ひとつ結び・黒いスーツに
ベージュのトレンチコート・低めのヒールのパンプスを
纏った女子たちの群生を見て、怖くなった。

これはわたしの目指していたものなの?
こんなことしなきゃ、働け

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読んだ

読んだ

‪ ‪紙を残したい!
そのために売れるものを作りたい!と思ったときに

「何を作ったらいいんだろう?」
「何なら、売れるの?!」

って全然わからなかった。
でも、今のままの紙の使い方では
小さな変化しか起こせないことだけ
強く感じていた。‬

‪だから、紙以外の雑貨も扱ってて、
本当によいものをセレクトしてる小売店で
働こう、と決めた。

センスがいいものを作り出したいときこそ、選び抜く

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24歳5ヶ月。

24歳5ヶ月。

お久しぶりです。
そうです、なみえです。

毎日更新を しれっと辞めてから、早幾日?
何日止まったのかカウントすらしてません。
そうです、そういう人間です、わたしは。

赤ちゃんのころは生まれてから何歳何ヶ月、
って言ってもらえるのに、
年齢だけ拾われるようになるのは、いつからでしょうね?

24歳だって、刻一刻と変化しとるわ!
という気持ちで 何歳何ヶ月の連載をできたらいいなと
思っています。

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やりたいことと、できること

やりたいことと、できること

やりたいこと、たくさん。
できること、少し。

「したいこと、求められること、できることの円が重なることをしましょう」
とよく聞くけれど。

やりたいことは、それはそれはたくさんあるのだ。
ちゃんと普通に働いていたら、やりたいことをするための時間もお金も足りなくて。
求められることは 場所によりけりで。

だから、20代のわたしたちは「できること」を広げようと必死に動いている。
やりたいことをする

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続けるためのリズム

続けるためのリズム

どうやったら、納得のいく記事を書けるか。
それは少し分かってきた。
嘘をつかず、ある程度 時間をかけて、
心を込めること。

問題は、それをどうやって毎日続けるかということ。
仕事で気力と体力を使い込んで 帰ってきて、そのあと書くのはどうやら私には向いていないようで。

夜の時間は、明日に向けてちゃんとリセットするための時間にしたい。
気持ちのモヤモヤを整理して、体の疲れを抜き取って、ぐっすり眠り

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思い通り、サラリーマン

思い通り、サラリーマン

「君は もう、起業した方がいいよ。」
就職活動中、いろんな人から言われた。

やりたいことが明確で、人に合わせるのが苦手で、そのほか わたしのどんな要素を見てそう思ったのか知らないけど。

だけどサークルやバイトで 組織を作ることの難しさを嫌というほど実感していて、起業なんて絶対にありえない!と思っていた。

思い返してみれば、どんな時も周りなんて気にせずに、いつもマイペースに生きてきたから、組織

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9月は長月

9月は長月

9月になりました。
暑さが急に和らいで、窓を開けたまま寝たら風邪を引きました。

旧暦では、9月は長月(ながつき)と呼ぶそう。
秋の夜長の「夜長月」、秋の長雨の「長雨月」、稲穂が実る「穂長月」を略したものだとか。

知ってどうなるわけでもないけれど、こういう古くからある日本の呼び名を知っている人は豊かだなと思います。

“ 9月は長月 ”という文章が
“ 9月はSeptember ”っていうのと同

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考えることと思うこと

考えることと思うこと

頭で考えることと、
心で思うことが違う。

こうした方が効果的、と分かっていても
一向に気持ちが向かないことがある。
よくある。

本当はね、とてもがんばりたい。
めちゃくちゃがんばって、
急成長をお見せしたい。

だけどどうして、あっちにもこっちにも
気持ちが向いてしまうんだろう。

紙とか文化のことに目を向ける前に、
自分のことちゃんと知った方がいいのかも。

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月刊誌を作る気持ちで

月刊誌を作る気持ちで

計画を立てないと あまりにもダラダラと書いてしまうので、
今月から『kitomiz』という月刊誌を作る気持ちで
note を書いてみようと思います。

9月号は ”視点を広げる” をテーマに、4つの特集+コラムを書きます。

【HIBARI SCHOOL 全6回レポート】
EVERY DENIM の島田さんによる月1の講座「#HIBARISCHOOL」。
第1期生は 2018年4月からスタートし

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衣食住と紙

衣食住と紙

着ること、食べること、住まうこと。
どうしてこの3つがセットなんだろう?とずっと思っていた。

デジタル大辞泉によると、

【衣食住】い-しょく-じゅう
1 衣服と食物と住居。生活をしていく基礎。
2 暮らしを立てていくこと。暮らし向き。生計。

人が生きていくための土台となる部分のことを言うらしい。

なぜこの3つなのか?
もっと大切なものはないのかな?
という疑問への答えはぜんぜん見つか

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半径三メートルの日常で、「宝探し」を始めよう。

半径三メートルの日常で、「宝探し」を始めよう。

定期的に読み返す本の中に、
『壁を乗り越える 安藤忠雄の言葉』という1冊があります。

(「冷めた心に火をつける本」と銘打ってあるので、人に言うのは少し恥ずかしいのですが…。)

その中でも好きな言葉の1つが、タイトルに挙げた

半径三メートルの日常で、「宝探し」を始めよう。

というものです。

とても好きなフレーズで、2年ほど前には部屋の壁に掲げるくらい気に入っていました。

今日の仕事

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8月とモチベーション

8月とモチベーション

ドキリとした。
わたしが未だ何者にもなれていないのは 他でもないわたしのせいなのに、ずっと見て見ぬ振りをしている。

なりたいものがあるならば、叶えたい理想があるならば、日々一つずつ丁寧に真剣に積み上げていくしかないのに、
その覚悟が全くできていない。

そんな風に、打ちのめされた気持ちになる文章です。

モチベーションを仕事に持ち込んでもいいことがない

今日で8月が終わって、明日から新しい月が

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いつまでも拭えない

いつまでも拭えない

何気なく他人が放った一言に、凍りついてしまうときがある。
自分すらも忘れていた「本当の自分」を見透かされたような気がして。

もしかしたら、「ミス クールビューティー」「なみえさんは、笑わない」と揶揄されていた頃から、自分の本質は変われていないんじゃないか。

どんなにたくさん笑っても、どんなに心を開いても、わたしの中の冷たい部分は変わらずにあって、その表面を日々装い続けているだけなんじゃないか。

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