ボクの　家の近くの　丘に　
原っぱが　チキンと　ある

大人は　この原っぱが
奇麗だと　誉めてくれない
雑草ばかり生えてと　いう

ボクは　草笛をふく
すると　ヒバリが　チイチイと
高い空で　一緒に歌ってくれる

タンポポは　綿毛を飛ばして
雪の日のような
美しさを　見せてくれる

緑バッタは　チョンチョン
跳びあがって　
まるで　草が　動いているように
緑の草を　揺らしてくれる

ボクは　仰向けになって
空を　見上げる
雲は　白袴姿で
天神様の所へ
急いでいるみたい

蝶々は　二匹で
忙しく　手を取り合って
菜の花の間で
デートする

ある日　原っぱが
鉄条網に　囲われた。。。
もう　誰も　原っぱに
入れない

ブルドーザーが　原っぱを
土だらけの　ガチガシの景色に
塗り替えてしまった

モグラ　バッタ　トンボたちの
お家は　ちゃんと
新しく作って　もらえるのだろうか

ボクは　原っぱの　哀しい
泣き声が　聞こえる気がする

最後まで　読んでいただきありがとうございます。
これからも　お心をなごますような詩を投稿して
まいりますので、スキ、コメント、フォローなどを
いただければ　子犬のようになつきます🐱🐱🐱🐱

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