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【野球の勉強②】〜読書からの学び〜

【野球の勉強②】〜読書からの学び〜

読書への目覚め私自身そのような指導から脱却できたのは、まず「読書」が習慣づいたことが大きかったと思います。

読書が習慣づいたのは、大学生になった頃だったかと思います。

なぜ読書に目覚めたか、まったく覚えていません。笑

「1冊の読書で著者の人生(考え)を、安い金額で短時間で知ることができる」ということを聞いて、いろんな本を読もうと思ったことは、なんとなく覚えています。

今は仕事をしていると、

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【読書①】〜『多賀少年野球クラブの「勝手にうまくなる」仕組みづくり』を読んで〜

【読書①】〜『多賀少年野球クラブの「勝手にうまくなる」仕組みづくり』を読んで〜

今回は読書感想文です。笑
これまでも野球の指導に繋がる多くの書籍を読んできましたが、読んだ書籍についてnoteに初めて投稿します。

ちなみにこの4月から毎日、勤務時間開始前の職場での朝の時間に、読書を再開しました。

この4月からもうすでに何冊か読みましたが、最近読んでいた『多賀少年野球クラブの「勝手にうまくなる」仕組みづくり』という本を今日読み終えたので、その感想を思いつくがままに書こうと思い

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【読書②】〜『全員補欠全員レギュラー 少年野球界の常識を覆す育成指導論』を読んで〜

【読書②】〜『全員補欠全員レギュラー 少年野球界の常識を覆す育成指導論』を読んで〜

前回投稿した【読書①】に引き続き、その次に読み始めた『全員補欠全員レギュラー 少年野球界の常識を覆す育成指導論』を読み終えたので、今回も感想を簡単に書こうと思います。

本書は、埼玉県内で活動している中学硬式野球チームの「浦和ボーイズ」の監督が著した書籍です。

野球人口が急激に減少している昨今で、3学年で150名を超える選手が所属するチームです。

本書を読んでいて、浦和ボーイズがどのような経緯

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【読書③】〜『理論物理学が解明!究極の投球メカニズム』を読んで〜

【読書③】〜『理論物理学が解明!究極の投球メカニズム』を読んで〜

【読書①】・【読書②】に引き続き、今度は『理論物理学が解明!究極の投球メカニズム』を読み終えたので、今回も簡単な感想文です。

本書は、山口大学理学部の坂井伸之教授が“物理学”をもとに解明した投球メカニズムを紹介しています。

筆者は高校野球で挫折して野球を諦め、理論物理学の研究に携わるようになったのち、ふと高校時代の疑問がよみがえり、「人間の動作は力学現象に他ならない。動作のコツは物理学的に理

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【読書④】〜『最高の戦略教科書 孫子』を読んで・その1〜

【読書④】〜『最高の戦略教科書 孫子』を読んで・その1〜

久々の投稿になりました。
今回は、これもまた久々の“読書感想文”です。

昨年夏から朝や昼休みにちょっとずつちょっとずつ読み進めてきて、やっと読み終わったこの本。

地歴公民科の教諭として、そしてトーナメントの一発勝負、負けたら終わりの高校野球の指導者として、何年も前から学びたいと思っていた「孫子の兵法」についての本です。

時間があったらと思っていながら、なかなか手をつけていませんでしたが、昨年

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【読書④】〜『最高の戦略教科書 孫子』を読んで・その2〜

【読書④】〜『最高の戦略教科書 孫子』を読んで・その2〜

昨年夏から朝や昼休みにちょっとずつちょっとずつ読み進めてきて、やっと読み終わった『最高の戦略教科書 孫子』。

前回の続きで今回も、本書で紹介されていた「孫子の兵法」の一節から、“野球に置き換えて考えると?”という観点で、私自身感じたことを書いてみようと思います。

前回は「不敗の態勢」について書きました。

今回は、「正」と「奇」について書こうと思います。

まずはじめに、

という言葉です。

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【読書④】〜『最高の戦略教科書 孫子』を読んで・その3〜

【読書④】〜『最高の戦略教科書 孫子』を読んで・その3〜

昨年夏から朝や昼休みにちょっとずつちょっとずつ読み進めてきて、やっと読み終わった『最高の戦略教科書 孫子』。

前回までの続きで今回も、本書で紹介されていた「孫子の兵法」の一節から、“野球に置き換えて考えると?”という観点で、私自身感じたことを書いてみようと思います。

前々回は「不敗の態勢」について、前回は「正」と「奇」について書きました。

そして今回は、「勢」について書こうと思います。

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【読書④】〜『最高の戦略教科書 孫子』を読んで・その4〜

【読書④】〜『最高の戦略教科書 孫子』を読んで・その4〜

昨年夏から朝や昼休みにちょっとずつちょっとずつ読み進めてきて、やっと読み終わった『最高の戦略教科書 孫子』。

前回までの続きで今回も、本書で紹介されていた「孫子の兵法」の一節から、“野球に置き換えて考えると?”という観点で、私自身感じたことを書いてみようと思います。

「不敗の態勢」、「正」と「奇」、「勢」についてと、3回にわたって書いてきました。

今回は「将軍の心構え」について書き、最終回に

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【読書⑤】~『最新科学が教える!キャッチャーの技術』を読んで~

【読書⑤】~『最新科学が教える!キャッチャーの技術』を読んで~

昨年の春ごろに読んだ書籍です。

筑波大学硬式野球部監督の川村卓准教授が著した書籍です。

このシリーズは、バッティングとピッチングのシリーズが出版されていて、すでに読んでいました。

日ごろから大学で教授されていて、野球を研究されている方が、基本的な技術や知識、練習方法、トレーニングメニューなどを紹介されているため、非常にわかりやすく読みやすい書籍です。

今回は、キャッチャーがテーマの書籍です

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【読書⑥】~『セイバーメトリクス入門 脱常識で野球を科学する』を読んで・その1~

【読書⑥】~『セイバーメトリクス入門 脱常識で野球を科学する』を読んで・その1~

今回の投稿では、昨年の夏から秋にかけて読んだ書籍を紹介しようと思います。

今回のテーマは、「セイバーメトリクス」です。

セイバーメトリクスとは皆さんは、「セイバーメトリクス」という言葉を聞いたことはありますか?

「セイバーメトリクス」とは、簡単に言うと「学会(セイバー)」と「統計学(メトリクス)」を合わせた造語であり、野球においてデータを統計学的に客観的な分析を行って選手の評価や戦略に活用す

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【読書⑥】~『セイバーメトリクス入門 脱常識で野球を科学する』を読んで・その2~

【読書⑥】~『セイバーメトリクス入門 脱常識で野球を科学する』を読んで・その2~

前回の【読書⑥】~『セイバーメトリクス入門 脱常識で野球を科学する』を読んで・その1~に引き続き、昨年の夏から秋にかけて読んだ書籍『セイバーメトリクス入門 脱常識で野球を科学する』を紹介です。

前回の投稿でも書きましたが、「セイバーメトリクス」とは、簡単に言うと「学会(セイバー)」と「統計学(メトリクス)」を合わせた造語であり、野球においてデータを統計学的に客観的な分析を行って選手の評価や戦略に

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【読書⑥】~『セイバーメトリクス入門 脱常識で野球を科学する』を読んで・その3~

【読書⑥】~『セイバーメトリクス入門 脱常識で野球を科学する』を読んで・その3~

前回の【読書⑥】~『セイバーメトリクス入門 脱常識で野球を科学する』を読んで・その2~に引き続き、昨年の夏から秋にかけて読んだ書籍『セイバーメトリクス入門 脱常識で野球を科学する』を紹介です。

【読書⑥】~『セイバーメトリクス入門 脱常識で野球を科学する』を読んで・その1~の投稿で書きましたが、「セイバーメトリクス」とは、簡単に言うと「学会(セイバー)」と「統計学(メトリクス)」を合わせた造語で

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【読書⑥】~『セイバーメトリクス入門 脱常識で野球を科学する』を読んで・その4~

【読書⑥】~『セイバーメトリクス入門 脱常識で野球を科学する』を読んで・その4~

前回の【読書⑥】~『セイバーメトリクス入門 脱常識で野球を科学する』を読んで・その3~に引き続き、昨年の夏から秋にかけて読んだ書籍『セイバーメトリクス入門 脱常識で野球を科学する』を紹介です。

【読書⑥】~『セイバーメトリクス入門 脱常識で野球を科学する』を読んで・その1~の投稿で書きましたが、「セイバーメトリクス」とは、簡単に言うと「学会(セイバー)」と「統計学(メトリクス)」を合わせた造語で

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