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「グリーンブック」-寂しいときに寄り添える存在。
※以下一部ネタバレを含みます。
週末最後の夜は、
映画「グリーンブック」を鑑賞。
これまで、友情を描く鉄板の感動系だよね、と
勝手に分類して、見る機会を逃してきた。
見終わってみると、そんな先入観は
すっかり消えていて・・さすがは名作。
段々とふたりが距離を縮めていく様子が
とても自然でしっくりくるし、互いを
大切に思う気持ちが伝わってくるような
温かい映画だった。
まったく違う世界に生き
サラリーマンの春は試練。二度と手に入らないものに気づく。
サラリーマンにとって春は、
結構「試練」じゃないか??と思う。
転勤、新体制、新たな業務・・・
たとえ嬉しい変化だって、不安や重圧は
誰にでもあるから、超えなきゃいけない
試練のように思える。
少しずつ暖かくなっていく春の陽気に
力を借りながら、少し先の未来を想像して
皆なんとかやっているんだろうな。。
私は、「試練」というほどでもないが
この数年は色々と行き詰まっている。
自分が、向かっていき
ただ、「言葉」の可能性を信じていたい。
ひとは、「思い」と「言葉」によって
人格が作られている、とわたしは思う。
「なんとなく生きている」そう言う人が
いたとしても、今日までの道のりの中で
その人の「思い」のもととなるような
考えや感じ方が必ずどこかにあって、
「言葉」を使っていくつもの選択を
してきたはずだ。
わたしは小さいころから今に至るまで、
周囲からはよく「考えすぎだよ」と
言われるほど、なんでもあれこれと
考える性格だ。
ついていきたい最高上司の4か条
この春、また上司が変わる。
入社7年目になる私は、
これまで「上司との関係性づくり」を
とても大事にしてきた。
それは、人事評価だけが理由ではなく
多くの人を巻き込まなければならない時や
自分の考えや悩みを相談し指針が欲しい時、
もっとも近くで自分の仕事を認めてもらう
存在が必要である、と考えているからだ。
といっても、「仲良し」というのは苦手で
少し言いにくいことも言える、適度な距離感
と
小津安二郎監督の遺作『秋刀魚の味』-ヴィム・ベンダースのルーツに触れて。
先日、映画『PERFECT DAYS』鑑賞後、
その余韻に浸る毎日を過ごしている。
そんな中、ヴィム・ベンダースが敬愛し
『PERFECT DAYS』にもそのエッセンスが
詰まっているという、小津安二郎監督の作品が
気になり『秋刀魚の味』を鑑賞した。
まず、予告編を観たのだが・・
3分ちょっとで触れられる独特の雰囲気と、
言葉を駆使した繊細で豊かな表現が
とても好きだった。
*** 以下ナレ
「変わってしまう」ことの寂しさと「変えたい」と思えるワクワク。
コロナをきっかけに、会社で他部署の人と
交流をしたり、宴席の機会がすっかり
なくなった。会社の文化が変わった。
こうなると・・
他部署の人と関わる機会はほとんどない。
それほど大きい会社ではないのに、顔と名前が
一致しなかったり、あいさつ程度の当たり
障りのない会話しか交わしたことのない人ばかり。
お酒も、人と話すこともすごく好きだが、
大人数でその場の「ノリ」に合わせることに
疲れてしまう私
『PERFECT DAYS』
2024年、最も観てよかった映画と
今から言い切れてしまう最高の映画。
あの雰囲気に浸りたくて、2回も観てしまった。
(以下一部ネタバレを含みます)
ドイツのヴィム・ベンダース監督と日本を
代表する役所広司が最強ダッグを組んだ。
ただ毎日を淡々と過ごす役所広司演じる
「平山」が積み重ねていく毎日に、シンプルであることの美しさや気持ち良さを感じる。
まさに、この映画のキャッチコピー『こんな
ふ