水那田ねこ

HSS型HSP&マルチポテンシャライト。猫と創作(小説執筆、絵描き、作詞作曲)が大好き…

水那田ねこ

HSS型HSP&マルチポテンシャライト。猫と創作(小説執筆、絵描き、作詞作曲)が大好き。知識と経験とメタ認知を使い精神上の問題をセルフで克服。心理分析に関わる気づきを気ままに書いています。

マガジン

  • 学びの多い大好きな記事

    自己理解、心理分析、抽象化思考など、個人的に関心の高い分野でひらめきに繋がったり、熟考の機会を与えてくれる、noteクリエイターたちによる示唆に富んだ記事。……簡単に言えば、私の大切な宝物のような記事。

  • 理解と気づき

    パーソナリティー分析、生きづらさの克服、賢く生きる方法など。自己理解と気づきを書きとめる。

  • 自分語り

    つぶやき、独り言、自分語り。真面目に過去と向き合ったり好き勝手に哲学してみたり。主に自分について書いた記事。

記事一覧

固定された記事

つぶやき:孤独との対峙(ある意味自己紹介的な?)

書きたい記事の下書きがたくさんある。例えばMBTIに関するものとか、もう少しでアップできるものもある。……でも、またその合間を縫ってどうしても吐き出したい気持ちがあ…

水那田ねこ
1か月前
16

感覚が敏感で生きづらいHSP。私の場合嗅覚と触覚だけどそれ以上に大変なのが閉塞感。色んなものに息苦しさを覚える。部屋、乗り物、人の声、自然との繋がりを遮る人工的な音や光。家に物が多くなると物の気配が強くなり苦しい。小説読んでても情景描写が薄い作品に息が詰まる。ほんと厄介だねぇ。

4

『積極的分離理論(2)』の最後に出典を追記しました。今後の記事で記載しようとも思っていたのですが、ここに書くべきだったと思い直し。専門書とはHSS型HSP研究の第一人者による著書という意味です。
また、ご指摘を頂き誤字も修正しました。様々に至らぬ点があり、大変失礼致しました。

1

痛みなくして得るものなし ─ 積極的分離理論(2)

↓前半(1)では、『痛みなくして得るものなし』理論の概要を説明をしました。後半では、この高い人格形成を可能にする「内的資質」について語ります。 刺激増幅受容性(…

7

痛みなくして得るものなし ─ 積極的分離理論(1)

あなたには「創造的本能」が在るか? 世の中には繊細な人に向けて、「生きづらさを乗り越える方法」「自分の長所を活かす方法」「もっと楽に生きる方法」などのアドバイス…

9

春にして君を離れ ── 答えは『勇気』の中にある

以下の続き。答えとは、ここに書いた『どう生きていくか』の答えのこと。↓ 不思議なことに、文字通りの家出を決行してから数日後、答えを出すための二つの手がかりに気づ…

水那田ねこ
10日前
18

結論がない、と書いたけど。本当はきちんと実生活に戻って、苦しさは作品世界で昇華していくのが正解なのだろう。頭ではぼんやり解っている。でもHSS因子の「退屈感」と「脱抑制」が頭で渦巻く。これが叫んでいる。インナーチャイルドとHSS因子がタッグを組んで私の正気を攫おうとする。

水那田ねこ
2週間前
3

今後の人生、どうやって生きればいいのか。

人の意識は、志向性(Intentionalität)を持つ。 私の場合、この言葉のとおり自分の内部に何が在るか、そこへ意識が強く向く。ゆえに、如何ともし難いこの強い志向性に従…

水那田ねこ
2週間前
16

私が自己探求を続ける理由③─違和感の正体

私の中にあったもの(違和感) このシリーズを書き始めてから、どんどん「うつ」が表面化してしまい実生活に支障をきたすほどになった。いやはや。今メンタルが安定期にあ…

水那田ねこ
3週間前
14

私にとってのMBTI(16性格タイプ診断)の位置づけ

これは、私なりの解釈になります。 日頃私自身キャラ遊び感覚で楽しんでいるMBTIですが、本格的なパーソナリティー分析として考えたときに何がいえるか? ということ…

水那田ねこ
4週間前
14

違和感の正体を突き詰める作業は、子供時代に地中深く埋め込んだ『子供の心』をほじくり返す作業に他ならないのだな。……だから今気分が落ちるとこまで落ちてる。それでも命を断つ選択をしないとの確信があるのは、自分が自分のレジリエンスの高さをちゃんと知っているからなんだわ。無意識がね。

水那田ねこ
1か月前
3

ココナラの文章サービスを休止してすぐにしたかったのは小説の続きを書くことだった……なのにふとしたきっかけで何故か今noteを書く人になってしまってる。大抵いつも頭に描いた地図に従って道を曲がったらそこには予想外の風景が開けてるんだ。宝が見つかるのもそんな時。

水那田ねこ
1か月前
3

私が自己探求を続ける理由② ─独自の精神パワー

人生の折り返し地点はとっくに過ぎている。それでも私は自分が何者なのか探りたい。笑われてもいい。笑われるだろう。でも探りたい。 なぜなら子供の頃からずっと感じてい…

水那田ねこ
1か月前
12

ギフテッドに強い関心がある人、いつも哲学的な話をしたい人、知的欲求が強いHSS型HSP……こんな人達と実際に会って話せる機会って私にはやっぱり訪れないのかな。元々ある実存的うつと年齢的実存的うつが重なる今。生きづらさを乗り越え最高の達成感があると同時に人生最大の孤独を感じる。

水那田ねこ
1か月前
6

読解力がない人は人の心が読めない?

こんにちは、水那田です。 ココナラのサービスを休止したこともあり貪るように本を読んでいる今月。中でも特別に大切な気づきを今回まとめておきたいです。これは、どれほ…

水那田ねこ
1か月前
5

『読まれる』と『読まれない』の意識バランス

『書く』の意味 私にとって『書く』とは何だろう?という記事を以前書いたことをふと思い出した。自分にとっての『書く』の意味を突き詰めていくと『息をすることの次に自…

水那田ねこ
1か月前
8
つぶやき:孤独との対峙(ある意味自己紹介的な?)

つぶやき:孤独との対峙(ある意味自己紹介的な?)

書きたい記事の下書きがたくさんある。例えばMBTIに関するものとか、もう少しでアップできるものもある。……でも、またその合間を縫ってどうしても吐き出したい気持ちがあり、今日はつぶやきとしてこれを書く。日記や雑記のような感じ。

先回の実存的うつのように、あまり明るい内容とは言えない。いつも前向きな気分でいたい人は読まないでほしい。人生にはカフカの言葉が必要だ……! みたいなタイプの人には大丈夫(笑

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感覚が敏感で生きづらいHSP。私の場合嗅覚と触覚だけどそれ以上に大変なのが閉塞感。色んなものに息苦しさを覚える。部屋、乗り物、人の声、自然との繋がりを遮る人工的な音や光。家に物が多くなると物の気配が強くなり苦しい。小説読んでても情景描写が薄い作品に息が詰まる。ほんと厄介だねぇ。

『積極的分離理論(2)』の最後に出典を追記しました。今後の記事で記載しようとも思っていたのですが、ここに書くべきだったと思い直し。専門書とはHSS型HSP研究の第一人者による著書という意味です。
また、ご指摘を頂き誤字も修正しました。様々に至らぬ点があり、大変失礼致しました。

痛みなくして得るものなし ─ 積極的分離理論(2)

痛みなくして得るものなし ─ 積極的分離理論(2)

↓前半(1)では、『痛みなくして得るものなし』理論の概要を説明をしました。後半では、この高い人格形成を可能にする「内的資質」について語ります。

刺激増幅受容性(OE)とは?

多くの人が第1統合段階である「痛みのない精神状態」におり、たとえ痛みが発生しても元へ戻る場合があることを記事(1)の最後に書きました。ここであえて、この『前のレベルの崩壊』と『次の段階での再統合』を進んで選びとる人がいます

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痛みなくして得るものなし ─ 積極的分離理論(1)

痛みなくして得るものなし ─ 積極的分離理論(1)

あなたには「創造的本能」が在るか?

世の中には繊細な人に向けて、「生きづらさを乗り越える方法」「自分の長所を活かす方法」「もっと楽に生きる方法」などのアドバイスがカウンセラーや精神科医たちを始めメンター側にいる経験者たちによって熱心に発信されています。私はそれらをほとんど見ません。理由としては、分かりきっていることしか書いていない上に、百年も前に実行済みのことばかりだから。新しい発見がなくつまら

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春にして君を離れ ── 答えは『勇気』の中にある

春にして君を離れ ── 答えは『勇気』の中にある

以下の続き。答えとは、ここに書いた『どう生きていくか』の答えのこと。↓

不思議なことに、文字通りの家出を決行してから数日後、答えを出すための二つの手がかりに気づいた。

一つは前の記事にコメントをくれた方がいて、その方の言葉が私の心に浸透したことによる。同じ感覚を持つ人、同じ経験を持つ人、がこの世には確実に存在している、と強く実感できた。そして今後行く道をしっかり見定めるために全力を注ごう、と力

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結論がない、と書いたけど。本当はきちんと実生活に戻って、苦しさは作品世界で昇華していくのが正解なのだろう。頭ではぼんやり解っている。でもHSS因子の「退屈感」と「脱抑制」が頭で渦巻く。これが叫んでいる。インナーチャイルドとHSS因子がタッグを組んで私の正気を攫おうとする。

今後の人生、どうやって生きればいいのか。

今後の人生、どうやって生きればいいのか。

人の意識は、志向性(Intentionalität)を持つ。

私の場合、この言葉のとおり自分の内部に何が在るか、そこへ意識が強く向く。ゆえに、如何ともし難いこの強い志向性に従って、このnoteで自己分析を徹底して続けてしまった。
まだHSS型HSPとギフテッドの関係についてまとめてみたくはあるものの、ひと通りの自己探求シリーズは完結した。そして……

自己分析を続けた結果

今ひどい「うつ」に苛

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私が自己探求を続ける理由③─違和感の正体

私が自己探求を続ける理由③─違和感の正体

私の中にあったもの(違和感)

このシリーズを書き始めてから、どんどん「うつ」が表面化してしまい実生活に支障をきたすほどになった。いやはや。今メンタルが安定期にあるから、と高を括って書き始めたのにまるで誤算だった。だけど続けたからこその成果はあったと思う。

↓前の記事

①は外面的な違いの要素を子供時代から振り返って書いた。②は、アダルトチルドレンとして苦しみながら生きた二十代の出来事を中心に内

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私にとってのMBTI(16性格タイプ診断)の位置づけ

私にとってのMBTI(16性格タイプ診断)の位置づけ

これは、私なりの解釈になります。
日頃私自身キャラ遊び感覚で楽しんでいるMBTIですが、本格的なパーソナリティー分析として考えたときに何がいえるか? ということを今回書いてみたいと思います。話のネタや一参考として見てくださいね。少し前置きがあり、1と2はただのお喋りなので飛ばしてくださっても大丈夫。3が本題です。

1・類型論の限界

古くからアメリカで日本の血液型占いの如く馴染んでいて、近年韓国

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違和感の正体を突き詰める作業は、子供時代に地中深く埋め込んだ『子供の心』をほじくり返す作業に他ならないのだな。……だから今気分が落ちるとこまで落ちてる。それでも命を断つ選択をしないとの確信があるのは、自分が自分のレジリエンスの高さをちゃんと知っているからなんだわ。無意識がね。

ココナラの文章サービスを休止してすぐにしたかったのは小説の続きを書くことだった……なのにふとしたきっかけで何故か今noteを書く人になってしまってる。大抵いつも頭に描いた地図に従って道を曲がったらそこには予想外の風景が開けてるんだ。宝が見つかるのもそんな時。

私が自己探求を続ける理由② ─独自の精神パワー

私が自己探求を続ける理由② ─独自の精神パワー

人生の折り返し地点はとっくに過ぎている。それでも私は自分が何者なのか探りたい。笑われてもいい。笑われるだろう。でも探りたい。
なぜなら子供の頃からずっと感じている「周りと何かがすごく違っている」という違和感が、人生の成熟期を迎えた自覚がある今もなお色濃く残っているからだ。若い世代が探している自分に貼りたい特別な人というラベルとは違うのだが、側から見ると同じに見えるだろう。それでもいい。長年かけて生

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ギフテッドに強い関心がある人、いつも哲学的な話をしたい人、知的欲求が強いHSS型HSP……こんな人達と実際に会って話せる機会って私にはやっぱり訪れないのかな。元々ある実存的うつと年齢的実存的うつが重なる今。生きづらさを乗り越え最高の達成感があると同時に人生最大の孤独を感じる。

読解力がない人は人の心が読めない?

読解力がない人は人の心が読めない?

こんにちは、水那田です。
ココナラのサービスを休止したこともあり貪るように本を読んでいる今月。中でも特別に大切な気づきを今回まとめておきたいです。これは、どれほど大切さを強調しても足りないほど大切な考えではないかと個人的には思っています。そして少し前に書いた『抽象⇅具体の往復力』の話の【補足版】としての意味も持っています。以下の記事をお読みいただいた方にもぜひ読んでいただけると嬉しいです‪^ ^‬

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『読まれる』と『読まれない』の意識バランス

『読まれる』と『読まれない』の意識バランス

『書く』の意味

私にとって『書く』とは何だろう?という記事を以前書いたことをふと思い出した。自分にとっての『書く』の意味を突き詰めていくと『息をすることの次に自然なこと』という結論になってしまう。今改めて考えてみてもやはり同じだなぁとなる。

『人は女に生まれるのではない、女になるのだ』の名言で知られる作家のシモーヌ・ド・ボーヴォワールは文章で何かを表現するということは私が生きることの意味そのも

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