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鎌倉在住都内で働くスーパーサラリーマンです。 広告のプロデューサーを主にクリエイティブ…

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鎌倉在住都内で働くスーパーサラリーマンです。 広告のプロデューサーを主にクリエイティブの制作、新規サービスの開発などを行っています。好きなものはマンガ、映画、バイク、小説、写真、イラスト、アート、野球、アニメ、カメラ、ガジェット、コーヒー、料理。読書感想や映画の感想や日々の様子。

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  • 読書感想

    基本的に全部いいものですが、その本の面白かったところを備忘録的に書いています。

  • 映画感想

    通勤時間にamazonで映画を見ています。膨大な量から選ぶ際のヒントに

記事一覧

【本】「日本の戦後を知るための12人 池上彰 (著)」

戦後の日本には既成の体制に様々な方法で挑んだ人々がいる。本書は毀誉褒貶(きよほうへん)あった人物を取り上げており、各々のやろうとしたこと、その中での挫折がわかり…

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2年前
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【本】睡眠は【不足】ではなく【負債】と捉えて生きていく「スタンフォード式最高の睡眠 西野精治(著)」

多くのビジネス書には「食事」「運動」「睡眠」の大切さが説かれているが、今回はその中でも「睡眠」。快適な睡眠とはどういうメカニズムで行われるのかとうことが一般の人…

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3年前
2

【本】自分がここで答えることは、自分がやってきた全てのことと一貫しているのか「岩田さん ほぼ日刊イトイ新聞(編)」

この本はほぼ日刊イトイ新聞の「岩田聡さんのコンテンツ」任天堂の「社長が訊く リンク集」からの抜粋からできているのだが、気軽にいつでも岩田さんの言葉を読み返したい…

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3年前
5

【本】血糖値のコントロールが最大のカギ「医者が教える食事術 最強の教科書 牧田善二(著)」

流行にはやった医者が教える食事術の本。今さらながらどんなものかと思い読んでみました。昔カロリー計算しながらダイエットやっていた自分にとっては「カロリーではなく糖…

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3年前
4

【本】選ぶことの大事さは、本人が手放していることのほうが多い「 エッセンシャル思考 グレッグ・マキューン (著), 高橋璃子 (…

年末年始のお休み。2020年-2021年なんてほとんど家にいることが多かったので普段は読まないビジネス書を何冊か読んでみた。人々をひきつける本には何かがあると思っている…

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3年前
3

【本】大事なのは自分の幸せを人任せにしないこと「女の子が生きていくときに、覚えていて欲しいこと 西原理恵子(著)」

私の地元は高知なのでかなり偏見や偏りがあるのですが、西原さんはとても好きで大体のものを読んだら面白いと感じでしまう。今回初めてマンガではなくエッセイ的な自伝!活…

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3年前
4

【駄文】生活の中の偶然

週末の始まりは家の掃除。 フロアマットを集め洗濯機に入れる。普通の洗濯物と足で踏む布類を分けるようになったのはここ最近のことだ。未だにその感覚を理解はしてないが…

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3年前
1

【駄文】鎌倉生活

コロナ騒動で在宅勤務になりもう5ヶ月は経っている。世の中の人は「なんて無駄な時間を過ごしていたのか」ということが、ここまでの事が起こらないと気がつくことができな…

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3年前
2

【マンガ】人間誰しもが役割がある、それがお前の役割だ 「BILLY BAT 浦沢直樹(著)」

漫画を連載中に読むことが本当に少なくなりました。大人になったということもあり、物語が終わってからいっき見が増えている形です。世の中こういう人が増えているんじゃな…

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3年前
8

【amazonプライム】シュワとスタローンそれだけでも見るしかない。「大脱出」は映画界のイベントだよ。批判なんてナンセンス。

『大脱出』(だいだっしゅつ)をみました。 パッケージがシルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーがガツンとパッケージにいる姿を見て予備知識無しに…

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4年前
8

【本】ものごとに対し共感ではなく感銘をする「影裏 沼田真佑(著)」

あまり芥川賞は人気がなく最近は面白くないといわれてしまうが、読みやすくて読書離れした人や1-2時間時間が空いた人などには最適だと個人的には思っている。てか面白いし…

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4年前
12

[本]とにもかくにもこのままでいるのが彼らの最大の望みだということだ 「百年泥 石井遊佳(著)」

芥川賞を受賞した石井遊佳さんの作品「百年泥」を読んだ。個人的に芥川賞は短くて読みやすい、そういった作品は「読書!!!」と気合を入れなくていいところがいい。 まっ…

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4年前
6

[本]歴史を見続けた街の日常 かまくら 谷戸の風 山内静夫 (著)

せっかく鎌倉に引っ越したから鎌倉の本を読むかと図書館で借りた山内さんの「かまくら 谷戸の風」 谷戸とは読んで字のごとく丘陵地・台地が谷状に形成された場所のことを…

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4年前
5

【amazonプライム】感情の揺さぶりは見たときの状態に左右されるのか。 「埋もれる」は「ゆれる」がこの世になかったらもっと面…

『埋もれる』(うもれる)をみました。 amazonの評価が高ければ何でも合うわけではないと思ってしまった。面白かったけど人にすすめまではできなかったです。テレビドラマ…

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5年前
9

【amazonプライム】親は子供の記憶の中で生きる。名作といわれるのもは見ておかなければ「インターステラー」をやっと見た。

いい映画はやっぱりいいんですよ。 2014年に公開されたSF超大作『インターステラー』。もうすでに5年前。 世界的に高い評価を受けて大ヒット作となり、相対性理論や、 量…

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5年前
6

【amazonプライム】ホラー映画を電車で見ると恐怖が二度襲ってくる「ジェーン・ドウの解剖」を見た。

アマゾンプライムで評価の高いホラーということで見ました。 僕はこれをサスペンスだと思って見てしまっていたので、結構がっかりしましたよ。 改めてみるとジャンル「ホ…

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5年前
9
【本】「日本の戦後を知るための12人 池上彰 (著)」

【本】「日本の戦後を知るための12人 池上彰 (著)」

戦後の日本には既成の体制に様々な方法で挑んだ人々がいる。本書は毀誉褒貶(きよほうへん)あった人物を取り上げており、各々のやろうとしたこと、その中での挫折がわかりやすく書かれています。週間子供ニュースを見ていた僕はやっぱり池上さんの話はわかりやすいなと思いました。

そして意外と戦後は70年ほどしか経っておらず、「ええこんな最近の話なの!?」と驚くものばかりでした。かなりオススメなので図書館で借りる

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【本】睡眠は【不足】ではなく【負債】と捉えて生きていく「スタンフォード式最高の睡眠 西野精治(著)」

【本】睡眠は【不足】ではなく【負債】と捉えて生きていく「スタンフォード式最高の睡眠 西野精治(著)」

多くのビジネス書には「食事」「運動」「睡眠」の大切さが説かれているが、今回はその中でも「睡眠」。快適な睡眠とはどういうメカニズムで行われるのかとうことが一般の人にも判りやすく書かれている本書「スタンフォード式最高の睡眠」。

一般的に「最近寝てなくて睡眠不足だ」などという表現があるがこの本ではその考え方は変えていかなければならないと提唱している。「食事」と同じで「睡眠」も日々の積み重ねで体に効果が

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【本】自分がここで答えることは、自分がやってきた全てのことと一貫しているのか「岩田さん ほぼ日刊イトイ新聞(編)」

【本】自分がここで答えることは、自分がやってきた全てのことと一貫しているのか「岩田さん ほぼ日刊イトイ新聞(編)」

この本はほぼ日刊イトイ新聞の「岩田聡さんのコンテンツ」任天堂の「社長が訊く リンク集」からの抜粋からできているのだが、気軽にいつでも岩田さんの言葉を読み返したい人向けに編集されている。webのコンテンツはいつの間にかなくなることもある。

僕は任天堂のことが好きだし、もちろん宮本さん、糸井さんのことも大好きで幼い頃はゲームを沢山やってきた人間だ。この本のなかではコンピュータの創世記に岩田さんがのめ

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【本】血糖値のコントロールが最大のカギ「医者が教える食事術 最強の教科書 牧田善二(著)」

【本】血糖値のコントロールが最大のカギ「医者が教える食事術 最強の教科書 牧田善二(著)」

流行にはやった医者が教える食事術の本。今さらながらどんなものかと思い読んでみました。昔カロリー計算しながらダイエットやっていた自分にとっては「カロリーではなく糖質を減らすことがダイエットにもつながる」という理屈は拍手したい。摂取カロリーが消費カロリーを下回らないと痩せるわけはないのはもちろんですが、カロリー信仰の時代に抵糖質、糖質コントロールを打ち出したのはものすごく意味がある。

著者が発してい

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【本】選ぶことの大事さは、本人が手放していることのほうが多い「 エッセンシャル思考 グレッグ・マキューン (著), 高橋璃子  (翻訳) 」

【本】選ぶことの大事さは、本人が手放していることのほうが多い「 エッセンシャル思考 グレッグ・マキューン (著), 高橋璃子 (翻訳) 」

年末年始のお休み。2020年-2021年なんてほとんど家にいることが多かったので普段は読まないビジネス書を何冊か読んでみた。人々をひきつける本には何かがあると思っている。エッセンシャル思考は22万部以上を売り出すベストセラー本で国内外で馬鹿売れしていたのを覚えている。

この本は「より少なく、でもより良く」が大前提にあり、取捨選択の中でもとりわけ「捨てる」「断る」ことの大切さを丁寧に書いています。

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【本】大事なのは自分の幸せを人任せにしないこと「女の子が生きていくときに、覚えていて欲しいこと 西原理恵子(著)」

【本】大事なのは自分の幸せを人任せにしないこと「女の子が生きていくときに、覚えていて欲しいこと 西原理恵子(著)」

私の地元は高知なのでかなり偏見や偏りがあるのですが、西原さんはとても好きで大体のものを読んだら面白いと感じでしまう。今回初めてマンガではなくエッセイ的な自伝!活字!

話も面白いからといって文章が面白いわけではないと思うのですが、とても面白くて読みやすい作品でした。おそらくこの本のターゲットになるのは同じような田舎で生まれ育ち、どうしても環境や他のもののせいにして狭い殻に閉じこもってしまいがちな人

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【駄文】生活の中の偶然

【駄文】生活の中の偶然

週末の始まりは家の掃除。
フロアマットを集め洗濯機に入れる。普通の洗濯物と足で踏む布類を分けるようになったのはここ最近のことだ。未だにその感覚を理解はしてないが、「その感覚だと靴下もだめじゃない?」なんてことを言って無駄な衝突を生むくらいなら分けたほうがいいと納得はしている。

掃除機をかけ、トイレ掃除をして、風呂を洗う。最後にクイックルワイパーをかけ洗濯物を干し、クッションカバーやタオルのために

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【駄文】鎌倉生活

【駄文】鎌倉生活

コロナ騒動で在宅勤務になりもう5ヶ月は経っている。世の中の人は「なんて無駄な時間を過ごしていたのか」ということが、ここまでの事が起こらないと気がつくことができない。世の中は思った以上に複雑な仕組みになっていた。

今日もまじめに8時におき、9時には自室のPCを着け仕事をしていた。

13時には友人から貰ったお土産の佐野ラーメンに、玉ねぎとソーセージとプチトマトをいためた物を載せて半熟卵をひとつ。そ

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【マンガ】人間誰しもが役割がある、それがお前の役割だ 「BILLY BAT 浦沢直樹(著)」

【マンガ】人間誰しもが役割がある、それがお前の役割だ 「BILLY BAT 浦沢直樹(著)」

漫画を連載中に読むことが本当に少なくなりました。大人になったということもあり、物語が終わってからいっき見が増えている形です。世の中こういう人が増えているんじゃないのでしょうかと思ったら、海外ドラマがはやっているのでそういうことはないのか。あれは終わらないからな。

僕は浦沢直樹さんの漫画が好きで。リアルタイムでは「Happy!」と「MONSTER」を読んでいていたく感動をして全ての作品を買いあさっ

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【amazonプライム】シュワとスタローンそれだけでも見るしかない。「大脱出」は映画界のイベントだよ。批判なんてナンセンス。

『大脱出』(だいだっしゅつ)をみました。
パッケージがシルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーがガツンとパッケージにいる姿を見て予備知識無しに見はじめていた。絵力がすごすぎる。僕たち世代は絶対に見るだろうこんなもの!

セキュリティコンサルタントの、レイ・ブレスリン(シルベスター・スタローン)は自分から刑務所に入り脱獄をすることで施設のセキュリティを指摘するという破天荒な仕事の仕

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【本】ものごとに対し共感ではなく感銘をする「影裏 沼田真佑(著)」

【本】ものごとに対し共感ではなく感銘をする「影裏 沼田真佑(著)」

あまり芥川賞は人気がなく最近は面白くないといわれてしまうが、読みやすくて読書離れした人や1-2時間時間が空いた人などには最適だと個人的には思っている。てか面白いし

影裏を読みました。予備知識がなく読んでいたので

「あれ?女性が主人公? ロートレック的な何かがあるのか?」

と思ってしまった。頭が固くていやになる。100頁もなく3回読み返しても新たな表現が発見できる物語でした。

川の流れ、釣り

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[本]とにもかくにもこのままでいるのが彼らの最大の望みだということだ 「百年泥 石井遊佳(著)」

[本]とにもかくにもこのままでいるのが彼らの最大の望みだということだ 「百年泥 石井遊佳(著)」

芥川賞を受賞した石井遊佳さんの作品「百年泥」を読んだ。個人的に芥川賞は短くて読みやすい、そういった作品は「読書!!!」と気合を入れなくていいところがいい。

まったく予備知識もなく読んだものだからどこまでもフワフワフワフワした感じで読了してしまった。純粋な読み物として物語の世界に迷子になる感覚が嫌いな人はあまり好きではないと思う。

百年泥(ひゃくねんどろ)の中から出てくるたくさんの人々の思い出や

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[本]歴史を見続けた街の日常 かまくら 谷戸の風 山内静夫 (著)

[本]歴史を見続けた街の日常 かまくら 谷戸の風 山内静夫 (著)

せっかく鎌倉に引っ越したから鎌倉の本を読むかと図書館で借りた山内さんの「かまくら 谷戸の風」

谷戸とは読んで字のごとく丘陵地・台地が谷状に形成された場所のことを指すそうで、そこに吹き抜ける風を想像してください。そう日常の風景です。

山内さんは鎌倉在住の映画プロデューサーで松竹大船撮影所に入社され、小津先生の映画に携わっております。とても読みやすくステキな文体で、自分にあった事柄をこんなに起伏な

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【amazonプライム】感情の揺さぶりは見たときの状態に左右されるのか。
「埋もれる」は「ゆれる」がこの世になかったらもっと面白いと思った。

【amazonプライム】感情の揺さぶりは見たときの状態に左右されるのか。 「埋もれる」は「ゆれる」がこの世になかったらもっと面白いと思った。

『埋もれる』(うもれる)をみました。
amazonの評価が高ければ何でも合うわけではないと思ってしまった。面白かったけど人にすすめまではできなかったです。テレビドラマと思ったら面白いのかな?

大手食品会社に勤めていた北見透(桐谷健太)は、人一倍強い正義感から産地偽装の内部告発を行う。それにより職場仲間が退職に追いやられ、相談もなかった妻には愛想をつかされ離婚。子供とも離れて暮らすことになる。

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【amazonプライム】親は子供の記憶の中で生きる。名作といわれるのもは見ておかなければ「インターステラー」をやっと見た。

【amazonプライム】親は子供の記憶の中で生きる。名作といわれるのもは見ておかなければ「インターステラー」をやっと見た。

いい映画はやっぱりいいんですよ。

2014年に公開されたSF超大作『インターステラー』。もうすでに5年前。
世界的に高い評価を受けて大ヒット作となり、相対性理論や、
量子力学あたりを馴染みのない人にわかりやすくなっています。

ぶっちゃけ導入が少し弱いと思って僕は2回挫折しています。本当に馬鹿といってやりたい。

2001年宇宙の旅はたぶん意識していると思うのですが、
マンガ大賞2019大賞の『

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【amazonプライム】ホラー映画を電車で見ると恐怖が二度襲ってくる「ジェーン・ドウの解剖」を見た。

アマゾンプライムで評価の高いホラーということで見ました。
僕はこれをサスペンスだと思って見てしまっていたので、結構がっかりしましたよ。

改めてみるとジャンル「ホラー」ってちゃんと書いている。。。
俺が悪い。。。。。完璧に。。。。

ホラーだと理由がなくてもいいという風潮。呪いとか聖書とかそういった理屈で考えられないものでいいのがちょっとずるい。

死体役の「ジェーン・ドウ」を演じたオルウェン・ケ

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