長月龍誠|小説

(ながつき りゅうせい)17歳男/作家志望 高校生です。楽しくゆるくがモットー。 小説…

長月龍誠|小説

(ながつき りゅうせい)17歳男/作家志望 高校生です。楽しくゆるくがモットー。 小説やエッセイを中心に投稿しています。

マガジン

  • ながつきのエッセイ

    長月龍誠のエッセイ集です。ゆるーい感じで書いてるので、ゆるーい感じでお楽しみください。

  • ながつきの20字小説

    長月龍誠の20字小説集です。ひとつの物語をじっくり読んでもよし、さくさくと物語を読み進めるのもよし、自由にお楽しみください。

  • ながつきの短編小説

    長月龍誠の短編小説集です。愛しの作品たちです。気になった作品があったらぜひ読んでみてください。

記事一覧

固定された記事

はじめまして、長月龍誠です。【自己紹介】

はじめまして! 小説家という大きい夢を持った、高校生の長月龍誠です。 男です。北海道に住んでます。 性格は……とここでスパッと一言で表したいんですが、自分を一言で…

123

小説執筆におけるAIの活用方法・使い方を考察【まとめ】

第170回芥川賞では九段理江さんの「東京都同情塔」が選ばれました。その後、九段さんが記者会見で「生成AIを駆使して書いた」と語り、大きく話題になりました。 SNSで…

【140字小説】長月の作品まとめ#春の星々140字小説コンテスト

今回、このコンテストにTwitterから参加しました。 お題は「細」。細いもの、細くできるものってなんだ……そんな安直な考えで小説を書きました。 3つとも自信作ですが…

【新生活20字小説】夢

これが死後の世界か。長年の謎が解決じゃ。

25

【新生活20字小説】恋愛

入学式で恋をした。結婚式で、愛を知った。

21

【エッセイ】カップル嫌いな不愉快おばはん

そう、世の中には色んな人がいる。わかってる。それはわかっているんだけど……。 この気分の悪さはどうしようもできない! つい先日のこと。 駅の待合室で、僕と彼女は…

21

【エッセイ】努力は宗教

努力は嘘をつく。 努力をしたって報われないときはある。それは努力が足りなかったというより、仕方がなかったと言うべきだ。 「完璧な努力などといったものは存在しない…

31

【短編小説】勇者の日常(#itioshi)

《約2300文字 / 目安5分》 「若き英雄! 19歳の青年が大悪党を滅ぼす!!」  あれから10年が経ち、そんな見出しも最近では見なくなった。  特注のダイニン…

42

【エッセイ】うん。書こう。

この前の記事の続きではないけれど、今回もまた書けないことについてエッセイを書かせてもらいます。 現在、考える余裕はありまくりなんです。なのに書けない。 スランプ…

33

【20字小説集】夜空の淵~ボツ作5選~

13

【20字小説】初恋

僕にとって初恋は呪いで、救いでもあった。

18

【エッセイ】考える余裕がないときにどうやって小説を書けばいいんだろう

僕はいま忙しい。疲れた。 なんて言ったら袋叩きにされそうって感じがする。 「私だって忙しい」 「疲れているのはお前だけじゃない」 って聞こえてくる。 だけどここで…

15

【20字小説】魔人

3つ願いを叶えてやる、とツボの中で暗唱。

11

【俳句】昔に詠んだ俳句4つ

「ニシキゴイ」というアプリで投稿したものをそのまま持ってきました。せっかくだからnoteでも見てほしいと思っちゃって。 普段は小説やエッセイを書いています。気になっ…

12

【20字小説】老人(#青ブラ文学部)

答え合わせ、答え合わせの連続で早90年。

21

【短編小説】カプセル型の薬|ポンコツ博士の研究室(#青ブラ文学部)

《約1400文字 / 目安3分》  昼寝をしていたんだと思う。私はソファから起き上がり窓を開けた。小麦色の空の奥から太陽がひょっこり覗いていて、沈みそうでまだ沈ま…

30
はじめまして、長月龍誠です。【自己紹介】

はじめまして、長月龍誠です。【自己紹介】

はじめまして!
小説家という大きい夢を持った、高校生の長月龍誠です。
男です。北海道に住んでます。

性格は……とここでスパッと一言で表したいんですが、自分を一言では表せん! なので、これからの僕を見てすこしずつ僕を知っていってほしいです。

とは言っても、なんとなく僕を表すことはできます。
僕は今まで三回告白したことがあって、三回断られたことがあります。そんな人間だよ!

それで現実が嫌になって

もっとみる
小説執筆におけるAIの活用方法・使い方を考察【まとめ】

小説執筆におけるAIの活用方法・使い方を考察【まとめ】

第170回芥川賞では九段理江さんの「東京都同情塔」が選ばれました。その後、九段さんが記者会見で「生成AIを駆使して書いた」と語り、大きく話題になりました。

SNSでは好意的なコメントがある一方で、「不誠実だ」などの批判的なコメントも。

しかし、「生成AIで作品を書いた」という情報が一人歩きした結果、批判的なコメントが出てきてしまったように感じます。実際は、AIを使ったのは作中に出てくるAIのセ

もっとみる
【140字小説】長月の作品まとめ#春の星々140字小説コンテスト

【140字小説】長月の作品まとめ#春の星々140字小説コンテスト

今回、このコンテストにTwitterから参加しました。

お題は「細」。細いもの、細くできるものってなんだ……そんな安直な考えで小説を書きました。

3つとも自信作ですが、初めての140字小説なのでそんな上手く賞をもらえたりしないよなと思いつつ、少しだけ期待をしたりもしつつ。

でもとりあえず、多くの人が読んでくれたらいいな。

140字小説は初めてだったので新鮮で楽しかったです。noteでたまに

もっとみる
【エッセイ】カップル嫌いな不愉快おばはん

【エッセイ】カップル嫌いな不愉快おばはん

そう、世の中には色んな人がいる。わかってる。それはわかっているんだけど……。

この気分の悪さはどうしようもできない!

つい先日のこと。

駅の待合室で、僕と彼女は話していた。他愛のない話、付き合って1年が経つカップルがする話だ。

途中、近くにホームレスのような薄汚いおばさんが座った。そのときは特に気にしていなかったのだが、今思えば、ちょっとだけ距離を置くべきだったのかもしれない。

数分後、

もっとみる
【エッセイ】努力は宗教

【エッセイ】努力は宗教

努力は嘘をつく。

努力をしたって報われないときはある。それは努力が足りなかったというより、仕方がなかったと言うべきだ。

「完璧な努力などといったものは存在しない、完璧な絶望が存在しないようにね。」そう言って慰めたい。

僕だって何度も努力に裏切られてきた。どんだけ誰かに勝ちたくて、勉強をしても、ダンスを練習しても、スマブラを毎日しても、負けることはたくさんあった。

なら、努力に意味はないのか

もっとみる
【短編小説】勇者の日常(#itioshi)

【短編小説】勇者の日常(#itioshi)

《約2300文字 / 目安5分》

「若き英雄! 19歳の青年が大悪党を滅ぼす!!」

 あれから10年が経ち、そんな見出しも最近では見なくなった。

 特注のダイニングテーブルでコーヒーを片手に、窓から差し込む光で新聞を読む。世界は平和になったなと感じて、気持ちよく新聞をとじる。ありがとうと言葉に出す。これが俺の毎朝のルーティンだ。

 10年前のことはよく憶えている。俺が剣を握り、悪魔を滅ぼす

もっとみる
【エッセイ】うん。書こう。

【エッセイ】うん。書こう。

この前の記事の続きではないけれど、今回もまた書けないことについてエッセイを書かせてもらいます。

現在、考える余裕はありまくりなんです。なのに書けない。

スランプなんだよね、なんてことは言いたくないし、みんなを待たせて申し訳ない、なんてことも言いたくない。

それはなんだか有名人気取りだし、そもそもnoteというのは投稿頻度なんて気にせず自由に投稿していい場所だと思っているから。

noteの懐

もっとみる
【エッセイ】考える余裕がないときにどうやって小説を書けばいいんだろう

【エッセイ】考える余裕がないときにどうやって小説を書けばいいんだろう

僕はいま忙しい。疲れた。

なんて言ったら袋叩きにされそうって感じがする。

「私だって忙しい」
「疲れているのはお前だけじゃない」
って聞こえてくる。

だけどここで言っておきたい。

僕は忙しい!疲れた!

ふーー。きもちい。

そしてこういうときって、小説とかエッセイとか何も書けないんですよね。みんなは忙しいとき……どうやって書いているんですか?

いや、時間の問題とかではなくて。別に忙しく

もっとみる
【俳句】昔に詠んだ俳句4つ

【俳句】昔に詠んだ俳句4つ

「ニシキゴイ」というアプリで投稿したものをそのまま持ってきました。せっかくだからnoteでも見てほしいと思っちゃって。

普段は小説やエッセイを書いています。気になった方はぜひ。俳句もたまには投稿したいなあ。

【短編小説】カプセル型の薬|ポンコツ博士の研究室(#青ブラ文学部)

【短編小説】カプセル型の薬|ポンコツ博士の研究室(#青ブラ文学部)

《約1400文字 / 目安3分》

 昼寝をしていたんだと思う。私はソファから起き上がり窓を開けた。小麦色の空の奥から太陽がひょっこり覗いていて、沈みそうでまだ沈まない、この時間帯が愛おしい。

「助手よ、きれいな眺めだね」

 気が付くと博士が隣にいた。不意にも私はドキッとしてしまった。博士の顔が、今日はちょっと凛々しく見える。

「博士、なんだかお若くなりました?」

「何を言っているんだ。僕

もっとみる