マガジンのカバー画像

とりあえず残しておきたくて

59
日記よりは長く頭のなかに留めていたもの。文章と写真。
運営しているクリエイター

記事一覧

社会人5年目、春

社会人5年目、春

社会人5年目を迎えた。26歳。

今年度から上司になった方が、私が入社したときに社会人5年目くらいだった気がする。同じ会社に4年もいたのだということに驚きを隠せない。

担当しているサービスや仕事も、1年くらいやり続けたことになる。同じチームにいた先輩方が別業務へ移ったり、チームに所属はしているものの軸足を移したりしていて、必然的に自分が対応する範囲も広がった。5年目は、そういう時期なんだと思う。

もっとみる
2024年1月

2024年1月

2024年1月1日

例年ならテレビっ子な弟が遅くまで起きているのが恒例の大晦日。その弟は老舗菓子屋の仕事が忙しいらしく、不在だった。父と兄は早々に床に就き、初日の出に備えている。母と二人で静かに話しながら新年を迎えた。気恥ずかしさと嬉しさが入り交じる年越し。

翌朝、弟がいないこと以外はいつも通りの正月。習慣で8時には目が覚め、皆で雑煮を食べ、何をすることもなく過ごし、お節をつつく。昼過ぎに恋人

もっとみる
粘る晩秋、ないし初冬

粘る晩秋、ないし初冬

ほんの少しなのだけど、確実に疲れが溜まっていく。
楽しみなこともやりたいこともたくさんある。
寝ている場合じゃなかった。

自分を癒やしたり喜ばせて粘った晩秋、ないし初冬の記録。



某月某日

平日に1日、ぽっかり仕事休みができた。
なんの予定もなく、なにをしてもいい休日。こういう休みのとり方はめったにしないけど、一番気分の上がる設定かもしれない。

ファッション雑誌を読みながら「服に合わせ

もっとみる
はれの日

はれの日

扉が開く瞬間、ふと静けさが訪れた。

ふたりの姿が見えると同時に、あたたかくて、凛とした空気に包まれる。わあっと歓声が上がった。お腹と胸が熱くなった。



初めて結婚式にお呼ばれした。大学で本当にお世話になった先輩の式。奥さまとの面識はなかったけれど、柔らかくしなやかな女性だということが写真からも伝わってくるような、素敵な方だった。

ふたりの門出をお祝いできることが心から楽しみだった。ただ、

もっとみる
わたしの「ももちゃん」

わたしの「ももちゃん」

くどうれいんの作品が気に入っている。気に入っているというか、惹かれている、多分。なんにせよ、最近手に取ることが多い。

エッセイ集の「虎のたましい人魚の涙」を読んだ。くどうれいんのエッセイでは恋愛の話がよく出てくる。私は自分の恋愛話をよく知った友人にさえするのが苦手なので、赤裸々に恋愛のことを書けるのがすごいな、こんなこと書いちゃうんだ、と驚いたり戸惑ったりしながら読み進めた。



「陶器のよ

もっとみる
半年遅れのSLAM DUNK

半年遅れのSLAM DUNK

2023年8月。漫画「SLAM DUNK」を読み返した。映画「THE FIRST SLAM DUNK」を観た。特別本「THE FIRST SLUM DUNK re:SOURCE」を一気読みした。わかってはいたけれどすごい作品で。漫画も映画も特別本もそれぞれに面白くて。私にとってのSLAM DUNKを書きたくなった。

バスケと私中高6年間、部活でバスケをしていた。

進学した中学はミニバス(小学生

もっとみる
新生活、1カ月

新生活、1カ月

新しい生活が始まって、1カ月が経った。「なるくる」というより「本名」としての「自分」を書き残したいと思い、筆をとる。

▼新年度が始まってすぐは、準備期間にあてていました

働き始める

社会人4年目、25歳を終えようというタイミングで、もう一度働き始めた。Webの分野で編集の仕事をしている。これが「新生活」の、一番の変化だ。週5日、基本在宅でたまにオフィスに行く日々。

元々、都内の会社で編集部

もっとみる
お店で感じる穏やかな充実

お店で感じる穏やかな充実

服屋さんや雑貨屋さん、本屋さんが好きです。オンラインも利用しますが、実店舗に足を運ぶことが断然多いです。

初めてのモノと出会ったり、注目したこともなかったことに熱中している人について知ったり。お店という場がなければ生まれなかった発見に、嬉しさが湧き上がります。

ただ、最近は好きなお店に訪れた後にこころが凪のように、穏やかにみちみちとするのを感じて「お店っていいな」と思うことも増えました。

もっとみる
身体と部屋をととのえよう月間、はじめました

身体と部屋をととのえよう月間、はじめました

この時期ならではのワクワクに乗じて、一歩、いや三歩ぐらい、踏み出してみようと思います。「新生活」のスタート。

私がここから日常にしていきたい日々は、これまでよりエネルギーが必要になる見通し。しばらく寄り道していたけれど、もう一度ぐっと頑張りたい。「大変なことがあるのは確実だけど、それでもこの道を進みたいんです!」みたいな気持ちが沸き上がって、そのための準備も進めてきました。

そんな新生活を目前

もっとみる
どたばた3カ月、イラスト振り返り

どたばた3カ月、イラスト振り返り

今日で3月、そして2022年度も終わり。

この3カ月はよく考え、調べ、書いて、歩いて、話しました。日々のnoteや日記だけでは振り返りきれないなあと思い、月ごとにイラストを作ってみます。

しんどみの1月

実家で新年を迎えました。月の後半まで寝込んでいた、耐え忍ぶ期間。身体とこころのことを真剣に考え、観察日記をつけ始めました。

▼観察日記。3/31現在も継続中

動き出す2月

クレイジーな

もっとみる
アングルも撮るものも変わっていく

アングルも撮るものも変わっていく

スマホをかまえようとするタイミングで、ふと思った。「この1年で撮る写真が変わったなあ」と。

2022年は植物を撮ることが圧倒的に多かった。それも季節の変化を感じられるような花とか。

近くまで寄って撮ることが多くて、とにかく被写体の美しさをそのまま残したかったような記憶がある。

動物園にも何回か通った。写真を撮ると動物への関心が高まって、野生の動物やよそのお宅のペットへの愛着もわいた。今ではね

もっとみる

グッバイ2022。写真記録

2022年は、写真をたくさん撮った。
ちょっと気になったものも、忘れたくないと強く願ったものも、色々な角度から何枚も撮った。

1月から順に振り返る。
本のページをめくるように、ゆっくりと見返す。

20221219 Created by NARUKURU