マガジンのカバー画像

笑える子育て

70
ワーママ的な雑記(19.11月内容に合わせてマガジンタイトルを変更しました)
運営しているクリエイター

#ワーママ

稼げる自分に戻りたい

稼げる自分に戻りたい

お金を「使う」ために家計簿をつけている。
転職をしてからすぐ、家計簿アプリを携帯に入れた。はじめは、年収激減による不安から、記録しようと思いたった。

数ヶ月記録してみて、そんなに問題なく暮らせることがわかった。でも記録しておかないと、どれだけ使っていいかわからなくて、なんとなく使わないという選択をしてしまう。だから、「使う」ために私はコツコツと記録している。

今までは、がさっと入って、がさっと

もっとみる
サラリーマンはバリューセット

サラリーマンはバリューセット

なんだかんだ言って、サラリーマンてお得だな、と最近しみじみ思う。
転職迷子になり、業務委託を勧められて、いやいやいやいや私はやっぱりサラリーマン向きだ、と思う。

親が自営業だったから、子どもの頃からサラリーマンとの違いを感じていた。父は土曜も稼働日だったし、なにかあるとすぐ会社へ顔を出していた。夜は酒を浴びるように飲み、見えない何かと戦っているようだった。

新卒で企業に入り、スーパー社

もっとみる
ママだからと区別されると怒るくせに、困った時はママであることを言い訳にする

ママだからと区別されると怒るくせに、困った時はママであることを言い訳にする

私のことです。

ずっとこの矛盾した気持ちがあって、嫌で嫌で、でも抜け出せずズルズルとしている。
ママから脱したいのに、ママに縛られている。

例えば。
子どもいるから無理だと思って…と飲み会に誘われないと、ひどーい!と怒るのに、夜間の業務は、すみません子どもがいるんで…と断る。

よくある。
ママであることを、つい後盾にしてしまう。

ママ友はもちろん、同僚も友人も、noteの記事だって、自分個

もっとみる
毎日がギャグ

毎日がギャグ

最近、人がボッコボッコ辞めていく。
こういうのは連鎖するから、しょうがないのだろうか。1人、また1人と会社を去り、それを見て皆がため息をつく。

掃き溜めのようにいろんな人の愚痴や文句を聞いていると、あれ、おかしいなあ、なんでお客様苦情センターみたいになってんだ?と首をかしげたくなる。無意識にやってしまうご機嫌取りも、自分でじわじわと嫌になる。

会社は理想の組織を用意してくれる場所ではなく、理想

もっとみる
晩ごはん、二度おいしい作戦

晩ごはん、二度おいしい作戦

晩ごはんにがける労力はなるべく減らしたい。
だけど野菜はたっぷり食べさせたい。
子ども達にママサイコー!おかわり!って言わせたい。

この3つを満たせたら、ママというものはだいたい満ち足りる。心に余裕がうまれ、家庭には平穏が訪れる。

しかし、毎日毎日毎日毎日献立を考えていると、1日くらい休ませてくれんかね?という気にもなって、時にはやぶれかぶれみたいな献立にもなる。いや、これは私だけかもしれない

もっとみる
忙しい、ということは。

忙しい、ということは。

ぐーっと我慢したあとには、たいてい幸せが待っている。

ここ数日はなかなかに忙しくて、朝4時に起きたり、帰りも22時を回ったりして、家族と顔を合わせないこともある。

周りには、そんなに頑張らなくていいよ、お母さんなんだからいいんだよ、子どもたち大丈夫なの?と口々に言われる。

いやいや、と思わず笑って首を振る。私がそれをしなければ、その仕事が魔法のように消えてなくなるわけじゃない。

はい、どー

もっとみる
いつだって過去は美しい

いつだって過去は美しい

インフルエンザ感染中の息子の隣についているが、彼はぐうぐうと寝ている。順調に解熱して、今は有り余るエネルギーをやり過ごすのに必死だ。彼は2日以上熱が続いたことがない。とても私に似ている。

ぎゃ!と熱が出て、でも食い意地が張っているから、普段は買ってもらえないアレコレやリンゴをすりおろしたものをリクエストして、おかゆまで米つぶひとつ残さず平らげる。

子ども達が熱を出すと、私はいつも体内のばい菌の

もっとみる
【短編】鶏肉飯に救われた話

【短編】鶏肉飯に救われた話

2000年
私は台北にいた。鬱陶しくなるほどの暑さ、オートバイの群れ、謎の食べ物を売る飲食店の甘い匂い、油の匂い。
当時18歳だった私は、留学生として台北の地に立った。
歩道は汚く、狭かった。大きな高校の入り口には鉄格子のようなシャッターがあり、学校というよりも監獄のように見えた。

やっちゃったかな?これは。

ぎゅーん、と怪しい音を立てる空調の下、先生としばらく向かいあって座っていた。

もっとみる

ひな人形を裏返したら、五月人形だったらいいのに

子どもの日がすごい速さで迫ってくる。
ひな人形を出して、しまって、五月人形を出して、しまって…なかなかに気が重い。

たとえばひな人形を裏返して、それからこうカキンカキーンと合体させると五月人形に早変わりするとか、そんなのあったらどうかしら。

第一子で購入するときには第二子の性別がわからないから、追加オプションみたいな感じかしら。

もはや、先にお雛様をしまって、お内裏様に兜を装着したらいいんじ

もっとみる
育休明け1年で会社を辞めようかと思っている人に伝えたいこと

育休明け1年で会社を辞めようかと思っている人に伝えたいこと

子育てが大変だからって、会社は辞めないほうがいい。仕事が好きなら間違いない。会社も好きなら尚更。辞めちゃった私の正直な気持ち。

うしろめたい時短勤務
思うように進まない仕事
なかなか参加できない飲み会
保育園行事で有給
子どもの発熱


会社で謝って、クライアントにも謝って、保育園でも謝って、子どもにも謝って、しまいには旦那にまで謝って。なにやってんだ私。厄介者じゃないか、私が会社辞めれば済む

もっとみる

80歳

たとえばの話だ。
私は今80歳で、夫に先立たれて、たった1人で暮らしている。娘は市内に家庭を持ち、息子は遠く離れて暮らしている。

幸い体はまだ健康だが、時々ひどくさみしい。こどもたちがまだ幼かった日を思い出す。ふわふわの頬、私を取り合う声、ぐちゃぐちゃに取り込まれた洗濯物、本読みの丸つけ。川の字で眠る布団のずれ。溜まっていく友人からのメール。同僚からの相談。多忙な日々。睡眠不足。それでも美味しい

もっとみる

大丈夫だよ

大丈夫、という言葉の力はすごい。

昔から、どうしようもなく落ち込むときや、不安なときには、主人に「大丈夫って言って」と強要してきた。

ん?なんかあった?と聞かれても何も答えずにいたら、なにも聞かずただ「大丈夫だよ」と返してくれるようになった。

月日は流れて、今は子供たちがその役割を担ってくれている。「だいじょぶだよお」というゆるい大丈夫に癒される。

私も、家族がなんとなく元気無さそうだなと

もっとみる

ママなのに働いていてえらいね

私の住むエリアには、平成30年だというのに、未だに専業主婦が多い。「ママなのに働いていてえらいね」なんて言われちゃったりする。
褒めてるつもりなんだろうけど、1ミリも嬉しくはない。

「ママなのに働いていてえらい」
という感覚がわからない。
「人として働いているのは当たり前」
じゃないのかな。

もちろん、いろいろ理由があって働かない選択肢をする人もいるだろう。それは別に良い。働く・働かないは個人

もっとみる