DJ.プラグマティクス

The Jazztechnoiseとして主にネット上で音楽と映像活動をしています。 こ…

DJ.プラグマティクス

The Jazztechnoiseとして主にネット上で音楽と映像活動をしています。 このNoteではメタバースについての論考や、都市部と田舎の二拠点生活の模様、お薦めの映画、音楽、本などについて書いていきます。

マガジン

  • 二拠点生活日誌

    関西地方の某都市と、東北地方の田舎町での二拠点生活について書いていきます。 基本は関西で仕事をし、月に何度か田舎に帰るという形です。

  • アマゾンプライムお薦めビデオ③(101ー)

    アマゾンプライムビデオのおすすめ映画を紹介するシリーズの第3弾です。過去の第1弾、第2弾と合わせてお楽しみください。

  • メタバース関連雑記帳

    Cluster, Styly, VRchat,Virtualcastなどメタバース関連についての考えを書いていきます。

  • 『複存論:メタバース時代の存在論(2022-2023)』

    主に2022年から2023年3月頃までに書いたSF、アニメ、アバター(Vチューバー)、VR、メタバースについての論考をまとめました。古くなってきた部分もあるのでいずれ改めて書き直したいと考えていますが、その前に「私家版」として販売いたします。

  • SF名作を読もう!

    SF小説の名作と言われるものを紹介しています。

記事一覧

多肉のお手入れ

前回外に出した多肉ですが、今月から本格的な世話を開始します。 まずは、こちらのまばらになってしまったグランドカバーを 徒長した部分を切り取り、空いている部分に撒…

古くなり役割の終わったPCやipadはDTM専用機材にしよう!

以前「自宅スタジオ(必ずしも最新機材でなくてもそれなりの音作りはできる!)|DJ.プラグマティクス (note.com)」という記事を書きましたが、さらに古いipad miniやipod …

イノシシ?

草刈りをしていて見つけたのですが、写真ではわかりづらいかもしれませんが、このような明らかに不自然な穴が二つほど敷地内に空いていました。 何ものかが掘り起こしたと…

草刈りシーズン開始!

4週間前はまだ枯れ野状態だったのですが、それがあっという間にこんな状態になりました。これが田舎暮らしの現実であり恐ろしさです。 ということで今年も草刈りシーズン…

グランドカバー実験:その3(5月3日時点)

春前の時期に撒いていたシロツメクサとダイカンデラですが、結果が出てきました。 まずは畑に撒いたシロツメクサですが、こんな感じです。 一面の、、、とまではいかずま…

アマゾンプライムお薦めビデオ③ 143:翻訳でも翻案でもなく本質としてのカズオ・イシグロ脚本作品『生きる Living』

本日お薦めするアマゾンプライムビデオは、あの黒澤明の名作をカズオ・イシグロ脚本でリメイクしたイギリス映画『生きる Living』である。 一言で言えば「見事!」である…

眉村ちあき氏のライブに行ってきました!

以前、アマゾンプライムビデオの作品を紹介するほうのマガジンでその才能を大絶賛した眉村ちあき氏のライブが大阪で開催されたので、行ってきました(というか本当はライブ…

有料マガジン『複存論:メタバース時代の存在論(2022-2023)』刊行!

今回はちょっと宣伝になりますが、このNoteにおいて2022年から2023年3月ごろまで書いていたメタバースやVR、さらにはSFやアニメ・まんが、そしてそこにおけるキャラクター…

アマゾンプライムお薦めビデオ③ 142:眉村ちあきという才能が形となった!映画『夢の音』と『眉村ちあきのすべて(仮)』

いまさらではあるが、眉村ちあきは天才である。才能の塊である。その天才の誕生に立ち会えた人、その時代、その瞬間をリアルタイムで体験できた人は幸せであるが、そうでは…

SF名作を読もう!(24) SFというよりはミステリー。未来の問題ではなく今この時代の問題を捉えた傑作!安野貴博著『サーキット…

このマガジンでは基本的にSFの名作を紹介しているのだが、今回紹介する作品はまだその枠には該当しないであろうし、恐らく今後も該当しないであろう。もし、将来的に「名作…

アマゾンプライムお薦めビデオ③ 141:映画の文法としての「会話の公準」とそこからの逸脱:ベルトリッチ監督の傑作!『暗殺の森…

この映画には無駄がない。すべてのシーン、すべての動きに意味がある、というか人はそれを見て意味を考えざるを得ない。そんな人間が人間であることの特性を最大限に引き出…

音楽特化型VRプラットフォーム「sono」への期待

私がフォローさせていただいているmimyさんがやっている、というかやろうとしている「VR音楽プラットフォーム」である「sono」が、その実現に向けて着々と動いているようで…

アマゾンプライムお薦めビデオ③ 140:塚本晋也監督作品かと思って観てみたら清水祟監督作品だった。でもそれでも良かった!『稀…

ビデオ版の『呪怨』『呪怨2』を見た時の衝撃は今でも忘れられない。いわゆる「Jホラー」という言葉が世に出てきた時であったが、「Jホラー」とは一言で言えば、「ショック…

アマゾンプライムお薦めビデオ③ 139:とにかくぶっ飛んでいる。というかぶっ飛びたかったらこれを観ろ!『ヘルドライバー』

個人的な話になるがここ数日のどの痛みがひどく、しかし検査をしてもコロナでもインフルエンザでもなく、熱もない。ただ、薬を処方してもらったので、それを飲んではボーと…

SF名作を読もう!(23) 名作は生まれた時点で既に名作!間宮改衣著『ここはすべての夜明け前』

基本的にこのマガジンではSF小説の歴史に残る名作を紹介しているが、今回するのはまだ発売されて間もないが、既に名作として後世に残ることがはっきりしている作品である。…

62. ジャッキー・マクリーン、この人が参加していれば間違いない!:ソロ名義でのアルバム『Jackie's Bag』(1960)『Demon's D…

今回は久々に正統派ジャズのアルバムを何枚か紹介したい。「正統派ジャズ」といっても何が「正統派」なのかは人によってそれぞれだが、名サックスプレーヤーであるジャッキ…

多肉のお手入れ

多肉のお手入れ

前回外に出した多肉ですが、今月から本格的な世話を開始します。

まずは、こちらのまばらになってしまったグランドカバーを

徒長した部分を切り取り、空いている部分に撒いていきます。

次にこの冬の間に死んでしまったものが多いこちらのプランターですが、

これは別のプランターを準備し、土に肥料を加えた上で、このプランターからまだ生きられそうなもの、及びほかの同種のプランターから徒長したものを切り取り、

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古くなり役割の終わったPCやipadはDTM専用機材にしよう!

古くなり役割の終わったPCやipadはDTM専用機材にしよう!

以前「自宅スタジオ(必ずしも最新機材でなくてもそれなりの音作りはできる!)|DJ.プラグマティクス (note.com)」という記事を書きましたが、さらに古いipad miniやipod touchも駆使して録音したのがこちらの演奏です。それなりの音にはなっているかと思います。

ちなみにableton liveは10から11にアップしました。ほかのソフトやデータをほとんど消せば、古いmac mi

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イノシシ?

イノシシ?

草刈りをしていて見つけたのですが、写真ではわかりづらいかもしれませんが、このような明らかに不自然な穴が二つほど敷地内に空いていました。

何ものかが掘り起こしたとしか思えません。これだけの力があるとすればイノシシの可能性が高いです。

草が茂っていると、イノシシにとっても身を隠すのに便利です。その意味でも定期的に草刈りを行うことには意味があります。

草刈りシーズン開始!

草刈りシーズン開始!

4週間前はまだ枯れ野状態だったのですが、それがあっという間にこんな状態になりました。これが田舎暮らしの現実であり恐ろしさです。

ということで今年も草刈りシーズンの始まりです。この時期はまだ楽ですが、つる草が生えてくる7月以降になると暑さも加わり大変です。

とりあえず今回は3日間、計6時間かけて無事終了しました。

グランドカバー実験:その3(5月3日時点)

グランドカバー実験:その3(5月3日時点)

春前の時期に撒いていたシロツメクサとダイカンデラですが、結果が出てきました。

まずは畑に撒いたシロツメクサですが、こんな感じです。

一面の、、、とまではいかずまばらに生えています。
しかもよく見ると、シロツメクサだけでなく、他の雑草も混ざっています。

緑肥にはなりそうですが、畑の雑草対策という意味では、正直現段階では成功とは言えないようです。それでも今後のシロツメクサの繁殖力に期待してみます

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アマゾンプライムお薦めビデオ③ 143:翻訳でも翻案でもなく本質としてのカズオ・イシグロ脚本作品『生きる Living』

アマゾンプライムお薦めビデオ③ 143:翻訳でも翻案でもなく本質としてのカズオ・イシグロ脚本作品『生きる Living』

本日お薦めするアマゾンプライムビデオは、あの黒澤明の名作をカズオ・イシグロ脚本でリメイクしたイギリス映画『生きる Living』である。

一言で言えば「見事!」である。今の人には、ある意味黒沢のオリジナル版よりもとっつきやすい作品かもしれない。原作にある深みをしっかりと残しながら、時間的にもオリジナルよりは30分程度短く仕上げている。舞台は当然イギリスであるが、時代設定を戦後のイメージがまだ残っ

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眉村ちあき氏のライブに行ってきました!

眉村ちあき氏のライブに行ってきました!

以前、アマゾンプライムビデオの作品を紹介するほうのマガジンでその才能を大絶賛した眉村ちあき氏のライブが大阪で開催されたので、行ってきました(というか本当はライブチケットの方を先にとって、あとから映画評を書いたのですが、、、)。

200人ほどのキャパのオールスタンディングの会場ですが、それがいい!今の眉村氏であればホール会場でも満員にできるのでしょうが、今回は実験的になのか敢えて小規模な会場(ライ

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有料マガジン『複存論:メタバース時代の存在論(2022-2023)』刊行!

有料マガジン『複存論:メタバース時代の存在論(2022-2023)』刊行!

今回はちょっと宣伝になりますが、このNoteにおいて2022年から2023年3月ごろまで書いていたメタバースやVR、さらにはSFやアニメ・まんが、そしてそこにおけるキャラクターなどについての論考をまとめたものを、『複存論:メタバース時代の存在論(2022-2023)』としてこの度有料マガジンとして販売することにしました。自分で言うのもなんですが、全部で全5部、全75章からなる、それなりの大作ですが

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アマゾンプライムお薦めビデオ③ 142:眉村ちあきという才能が形となった!映画『夢の音』と『眉村ちあきのすべて(仮)』

アマゾンプライムお薦めビデオ③ 142:眉村ちあきという才能が形となった!映画『夢の音』と『眉村ちあきのすべて(仮)』

いまさらではあるが、眉村ちあきは天才である。才能の塊である。その天才の誕生に立ち会えた人、その時代、その瞬間をリアルタイムで体験できた人は幸せであるが、そうではない人も、今はサブスクという形でそれを、その時代、その瞬間を追体験できる。例えば私もさすがにビートルズをリアルタイムで経験した世代ではないが、いまでは、サブスクという形で映像や音源を通してそれを、その時を、その時代を追体験できるのである。

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SF名作を読もう!(24) SFというよりはミステリー。未来の問題ではなく今この時代の問題を捉えた傑作!安野貴博著『サーキット・スイッチャー』

SF名作を読もう!(24) SFというよりはミステリー。未来の問題ではなく今この時代の問題を捉えた傑作!安野貴博著『サーキット・スイッチャー』

このマガジンでは基本的にSFの名作を紹介しているのだが、今回紹介する作品はまだその枠には該当しないであろうし、恐らく今後も該当しないであろう。もし、将来的に「名作」と呼ばれるとすればそれは「ミステリー」としての名作の方になるかもしれない。しかし、それでも紹介したいのは、この小説は近未来を描きながら、まさに今この時代の問題・課題を描いているからである。2022年にハヤカワSFコンテスト優秀賞を受賞し

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アマゾンプライムお薦めビデオ③ 141:映画の文法としての「会話の公準」とそこからの逸脱:ベルトリッチ監督の傑作!『暗殺の森』

アマゾンプライムお薦めビデオ③ 141:映画の文法としての「会話の公準」とそこからの逸脱:ベルトリッチ監督の傑作!『暗殺の森』

この映画には無駄がない。すべてのシーン、すべての動きに意味がある、というか人はそれを見て意味を考えざるを得ない。そんな人間が人間であることの特性を最大限に引き出させてくれる作品、それがこのベルナルド・ベルトリッチ監督の『暗殺の森』である。

唐突ではあるが、ここで「会話の公準」(協調の原則)というものを紹介したい。言語学者のポール・グライスが提案したものだが、人は会話をするとき、次の4つのことを前

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音楽特化型VRプラットフォーム「sono」への期待

音楽特化型VRプラットフォーム「sono」への期待

私がフォローさせていただいているmimyさんがやっている、というかやろうとしている「VR音楽プラットフォーム」である「sono」が、その実現に向けて着々と動いているようです。

とにかく期待しかありません。もちろん既にVRchatやClusterで音楽イベントは行われていますし、そこでもチップ的なものを送ることはできますが、基本的に今それらのプラットフォームに集まっている人たちは音楽好きというより

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アマゾンプライムお薦めビデオ③ 140:塚本晋也監督作品かと思って観てみたら清水祟監督作品だった。でもそれでも良かった!『稀人(まれびと)』

アマゾンプライムお薦めビデオ③ 140:塚本晋也監督作品かと思って観てみたら清水祟監督作品だった。でもそれでも良かった!『稀人(まれびと)』

ビデオ版の『呪怨』『呪怨2』を見た時の衝撃は今でも忘れられない。いわゆる「Jホラー」という言葉が世に出てきた時であったが、「Jホラー」とは一言で言えば、「ショック」ではなく、むしろ「不穏さ」を描くジャンルのホラーである。ある意味では「ショック」のほうが、映像化は簡単である。そうではなく「不穏さ」をいかに映像化するか、それが「Jホラー」と呼ばれた作品群が挑戦したことであった。そしてその第一人者が当時

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アマゾンプライムお薦めビデオ③ 139:とにかくぶっ飛んでいる。というかぶっ飛びたかったらこれを観ろ!『ヘルドライバー』

アマゾンプライムお薦めビデオ③ 139:とにかくぶっ飛んでいる。というかぶっ飛びたかったらこれを観ろ!『ヘルドライバー』

個人的な話になるがここ数日のどの痛みがひどく、しかし検査をしてもコロナでもインフルエンザでもなく、熱もない。ただ、薬を処方してもらったので、それを飲んではボーとしてしまう(薬が強かったからだろう)、という日々が続いていた。ここは一発元気の出るバカ映画(いい意味で!)を!と思い観てみたのが以前から気にはなっていた『ヘルドライバー』であった。そしてそれは正解であった。

まあ、残酷表現はあり、裸もあり

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SF名作を読もう!(23) 名作は生まれた時点で既に名作!間宮改衣著『ここはすべての夜明け前』

SF名作を読もう!(23) 名作は生まれた時点で既に名作!間宮改衣著『ここはすべての夜明け前』

基本的にこのマガジンではSF小説の歴史に残る名作を紹介しているが、今回するのはまだ発売されて間もないが、既に名作として後世に残ることがはっきりしている作品である。昨年の早川SFコンテストで特別賞を受賞し、この3月に発刊された、間宮改衣著『ここはすべての夜明け前』である。

前回、フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を紹介した際、そのテーマは『人間とは何か?』であるとし、

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62. ジャッキー・マクリーン、この人が参加していれば間違いない!:ソロ名義でのアルバム『Jackie's Bag』(1960)『Demon's Dance』(1970)及び、リー・モーガンの傑作アルバム『Charisma』(1969)

62. ジャッキー・マクリーン、この人が参加していれば間違いない!:ソロ名義でのアルバム『Jackie's Bag』(1960)『Demon's Dance』(1970)及び、リー・モーガンの傑作アルバム『Charisma』(1969)

今回は久々に正統派ジャズのアルバムを何枚か紹介したい。「正統派ジャズ」といっても何が「正統派」なのかは人によってそれぞれだが、名サックスプレーヤーであるジャッキー・マクリーンが参加している一連の作品は、そのすべてが私にとっては「正統派ジャズ」である。よく人に「ジャズって難しいんでしょ?」とか「何がお薦めなの?何から聴けばいいの?」と聞かれるが、その度に「演奏メンバーの中にジャッキー・マクリーン(J

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