りらこ

本とカフェとプチ旅行と猫と写真が大好き。noteでは日々のつれづれなること、本やマンガ…

りらこ

本とカフェとプチ旅行と猫と写真が大好き。noteでは日々のつれづれなること、本やマンガ、カフェ、仕事である教育関係、ときどき猫などについて発信します。

マガジン

  • 本や漫画の読書日記

    乱読の日々のなか、心をうつ言葉や、学び、そしてこれは私とは相入れないなど様々なものに出逢います。それらをまとめてみました。いずれブラッシュアップして、さらにジャンル分けなどしていきたいと考えています。

  • うちのねこ写真館

記事一覧

固定された記事

はじめましてあるいはこんにちはの自己紹介

noteで他の方がたが自己紹介をされているのを拝見!みんな素敵。自分のことを知らない誰かに紹介する、そんな機会をここnoteで、というわけで私も… まずは神奈川県は横浜…

りらこ
1年前
412

満開の薔薇の香りに包まれて

海が見たくなって、山下公園へ行きました。 すると、公園に入った途端に ふわーっと 薔薇の香り。 色とりどりの薔薇が満開です。 花の盛りにその場所へ行くのは、ささや…

りらこ
41分前
7

私たちは退屈を恐れているのか

退屈って人によって感じるものがちがうあ~退屈。なんか楽しいことないかなぁ… そんなことを考えてしまう瞬間、ありませんか。 簡単に〈退屈〉って言葉が出てしまうけど、…

りらこ
1日前
18

姫野カオルコさんの『彼女は頭が悪いから』本当に頭悪いのは誰なのか?

ずっと読みたいと思いながら購入していなかったこの本を買い、読了いたしました。 ここに貼り付けるために、amazonサイトを開いたら、kindle Unlimitedに入っていて若干…

りらこ
2日前
31

柚木麻子さん『ついでにジェントルメン』で心を浄化

大好きな柚木麻子さんの小説を、1冊ずつ読み進めています。 題して「柚木さんを読破しようキャンペーン」 ま、それは良いのですが…今回はこちら。 『ついでにジェントルメ…

りらこ
3日前
35

神保町でおいしいカレーパンに出会う

本だけじゃない魅力の一つ〈カレーパン〉本の街、神保町。 古書店街でもありますが、カレー激戦区でもあります。 カレーといえば、カレーパン。 あの一口噛んだときにサク…

りらこ
4日前
44

ドラマの経年による感覚の変化の理由って?

毎朝の、NHK朝ドラを楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。 私もその1人です。 『虎に翼』 久々に毎日真剣に見逃さず!。 生活リズムの中に組み込んでいます…

りらこ
5日前
24

市川沙央さんの『ハンチバック』にみる当事者性の峻烈さは当事者ならでは。

自分が壊れてしまうかと思うほどの衝撃本。 いきなりのHTMLで始まるところから、え?これ私セレクト間違えてる? となります。芥川賞だよね?あれ?と。 ある方がオーディ…

りらこ
6日前
28

森見登美彦さんの『シャーロックホームズの凱旋』で京都・ロンドンを浮遊する

森見登美彦さんの新著『シャーロックホームズの凱旋』を読みました。 舞台はヴィクトリア朝京都。 ね、この時代と舞台設定だけで森見さんワールドへの期待が膨らみます。 …

りらこ
7日前
28

屋根裏から過去が来た

実家の屋根裏部屋をゴソゴソ。 カセットテープが出てきたのです。 再生して聴いてみたら 40年前くらいに飼っていたセキセイインコが ひたすら喋りまくっているもの。 と…

りらこ
7日前
28

動画が好きな猫が猫の動画を見ている。共に暮らす猫がいないけれど、果たして同じ種だということが認識出来るのだろうかと、謎である。

りらこ
9日前
23

【3文日記】泡がじわじわビールに行き着く話

ブックオフに立ち寄って、本当は明日から2割引きが始まるんですよね、でも今日買っちゃいます!な会話をブックオフの店員さんとレジでいたしました。 今日は一応平日なの…

りらこ
10日前
24

塾に通う前にやること。

昨日は、カスハラのことを書きました。 NHKのクロ現で取り上げられていたカスハラはもはや脅迫罪となるレベルのものでした。 不特定多数が対象のお商売ですと、避けきれな…

りらこ
11日前
36

カスハラをするはカス

先ほどクローズアップ現代を観ていたら カスハラについてがテーマでした。 テーマとして追っているのですね。 私は接客のバイトをしていた時 お客様は神様でしょう? と…

りらこ
12日前
38

Googleマップで懐かしく

実家の写真が見たくて時々Googleマップを見ます。 そんなことしてないで帰省すれば?って自分ツッコミもありますが。 Googleマップの写真って、撮影時期が残っていて、時…

りらこ
13日前
22

桃野雑派さんの『蝋燭は燃えているか』で京都の街を疾走

わたしたちは、1人ひとりが感情をもっていることがわかっているのに、SNSという舞台に上ると途端に、だれかを傷つけても平気になってしまうのはなぜなのでしょう。 そして…

りらこ
2週間前
42
はじめましてあるいはこんにちはの自己紹介

はじめましてあるいはこんにちはの自己紹介

noteで他の方がたが自己紹介をされているのを拝見!みんな素敵。自分のことを知らない誰かに紹介する、そんな機会をここnoteで、というわけで私も…

まずは神奈川県は横浜市在住です。

家族のこと。
夫と娘と猫がいます。
一緒に住んではいないけど、実家の老母のことも大切な家族の1人だし、最近娘に紹介された娘の恋人もなんだか大事な子どものようで、私は勝手に家族が増えたように感じています。

娘は大学

もっとみる
満開の薔薇の香りに包まれて

満開の薔薇の香りに包まれて

海が見たくなって、山下公園へ行きました。
すると、公園に入った途端に
ふわーっと
薔薇の香り。

色とりどりの薔薇が満開です。

花の盛りにその場所へ行くのは、ささやかな、そして大いなる夢の1つです。
それが叶えられて嬉しいです。

私たちは退屈を恐れているのか

私たちは退屈を恐れているのか

退屈って人によって感じるものがちがうあ~退屈。なんか楽しいことないかなぁ…
そんなことを考えてしまう瞬間、ありませんか。
簡単に〈退屈〉って言葉が出てしまうけど、果たして?
退屈している状態ってダメなこと?って考えてみました。

電車内でやることがないと…退屈

見事なまでに電車内は、スマホを操作している人たちが並びます。
寝ている人も以前より減った気がします。
それから本を読んだり、ノートパソコ

もっとみる
姫野カオルコさんの『彼女は頭が悪いから』本当に頭悪いのは誰なのか?

姫野カオルコさんの『彼女は頭が悪いから』本当に頭悪いのは誰なのか?

ずっと読みたいと思いながら購入していなかったこの本を買い、読了いたしました。

ここに貼り付けるために、amazonサイトを開いたら、kindle Unlimitedに入っていて若干のめまいが…
気を取り直してこの本について、です。

実際にあった事件がモチーフ

実際に起きた事件をモチーフにしています。東大生5人による女子大生へのわいせつ事件。
裁判で一人の東大生が言った言葉「彼女は頭が悪いから

もっとみる
柚木麻子さん『ついでにジェントルメン』で心を浄化

柚木麻子さん『ついでにジェントルメン』で心を浄化

大好きな柚木麻子さんの小説を、1冊ずつ読み進めています。
題して「柚木さんを読破しようキャンペーン」
ま、それは良いのですが…今回はこちら。
『ついでにジェントルメン』

この表紙も美しいですよね。こういうのも読んでいて気持ちがあがります。
さて、こちらは短編集です。
文藝春秋社にある菊池寛の銅像がおしゃべりする最初の短編。
美容整形をしようとしたが、そこで出会った世界の童話集を読んで気持ちが変わ

もっとみる
神保町でおいしいカレーパンに出会う

神保町でおいしいカレーパンに出会う

本だけじゃない魅力の一つ〈カレーパン〉本の街、神保町。
古書店街でもありますが、カレー激戦区でもあります。
カレーといえば、カレーパン。
あの一口噛んだときにサクっとした歯ごたえと、とろっと出るカレーとの
コラボレーション。ああ今すぐ食べたい!
神保町・お茶の水付近のカレーパンを見てみましょう。

Delifrance お茶の水レストラン店

最初にご紹介するのはこちら、デリフランス。
ヴィ・ド・

もっとみる
ドラマの経年による感覚の変化の理由って?

ドラマの経年による感覚の変化の理由って?

毎朝の、NHK朝ドラを楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。
私もその1人です。

『虎に翼』
久々に毎日真剣に見逃さず!。
生活リズムの中に組み込んでいます。

BSの朝ドラタイムは7:30から。
その前に『オードリー』が再放送されています。
脚本は、大石静さん。
今年の大河ドラマ『光る君へ』の脚本を書いてらっしゃいます。
『オードリー』は、大石さんご自身の育った環境を描いたものだそう

もっとみる
市川沙央さんの『ハンチバック』にみる当事者性の峻烈さは当事者ならでは。

市川沙央さんの『ハンチバック』にみる当事者性の峻烈さは当事者ならでは。

自分が壊れてしまうかと思うほどの衝撃本。

いきなりのHTMLで始まるところから、え?これ私セレクト間違えてる?
となります。芥川賞だよね?あれ?と。
ある方がオーディブルで聴いていたら、慌てて音漏れしていないか確認しまくったとか。
主人公の体は、右肺を押しつぶすほどの湾曲。歩くこともできなくなっています。
しかし、妊娠して中絶してみたい、という願望が大きくなります。
自分の両親が娘のためにのこし

もっとみる
森見登美彦さんの『シャーロックホームズの凱旋』で京都・ロンドンを浮遊する

森見登美彦さんの『シャーロックホームズの凱旋』で京都・ロンドンを浮遊する

森見登美彦さんの新著『シャーロックホームズの凱旋』を読みました。

舞台はヴィクトリア朝京都。
ね、この時代と舞台設定だけで森見さんワールドへの期待が膨らみます。

読み始めてしばらく、この京都が続くのかと思いきやミルフィーユ構造。
京都の地名と、馬車、竹林、石畳、下賀茂の糺の森が、くっきりと浮かび上がって、違和感がありません。
全編を貫くのは、語り部ワトソンによる、シャーロックへの愛情と信頼、友

もっとみる
屋根裏から過去が来た

屋根裏から過去が来た

実家の屋根裏部屋をゴソゴソ。
カセットテープが出てきたのです。

再生して聴いてみたら
40年前くらいに飼っていたセキセイインコが
ひたすら喋りまくっているもの。

とても頭が良いのか?
その頃住んでいた住所、家族のフルネーム、
自分の名前、一緒に飼われているインコの名前などを、混ぜてしまいながら延々と。

お父さんは◯◯◯子です、◯◯かわいいねーピチピチュ、あー◯◯県◯◯市◯◯さんお母さんは◯◯

もっとみる

動画が好きな猫が猫の動画を見ている。共に暮らす猫がいないけれど、果たして同じ種だということが認識出来るのだろうかと、謎である。

【3文日記】泡がじわじわビールに行き着く話

【3文日記】泡がじわじわビールに行き着く話

ブックオフに立ち寄って、本当は明日から2割引きが始まるんですよね、でも今日買っちゃいます!な会話をブックオフの店員さんとレジでいたしました。

今日は一応平日なのですが、女性専用車両もなんとなく休日かと思って乗る男性も多いなと眺めていたら、1人の男性はアイドルの写真(おそらく購入?)を電車の中で整理し始めて、名前を連呼したりなんの時の何何の役が良かった、みたいな講評をうひひと笑いながら繰り返して口

もっとみる
塾に通う前にやること。

塾に通う前にやること。

昨日は、カスハラのことを書きました。
NHKのクロ現で取り上げられていたカスハラはもはや脅迫罪となるレベルのものでした。
不特定多数が対象のお商売ですと、避けきれないことも多いですよね。

ではその代わりに、会員制ビジネスが良いかと言うとそれもまた大変なこともたくさんあります。
私が長年この身を沈めていた笑、塾業界もある意味会員制ビジネスです。

生徒数✖️月謝。
そこから人件費やら何やらを捻出す

もっとみる
カスハラをするはカス

カスハラをするはカス

先ほどクローズアップ現代を観ていたら
カスハラについてがテーマでした。

テーマとして追っているのですね。

私は接客のバイトをしていた時
お客様は神様でしょう?
とおじさんに言われたことがありました。
は?
とまじまじと顔を見返してしまいました。

今回のクロ現では
お客様はお互い様
と言ってました。
様々なことで意識のスイッチを切り替えなきゃならないってあると思います。

カスハラの場合ですが

もっとみる
Googleマップで懐かしく

Googleマップで懐かしく

実家の写真が見たくて時々Googleマップを見ます。
そんなことしてないで帰省すれば?って自分ツッコミもありますが。

Googleマップの写真って、撮影時期が残っていて、時期を選んで見ることができますよね。
で、実家のは、二つの時期があって。

父が生きていた頃のもの、
割と最近
の二つの時期のものです。
古い方は、車庫に父が乗っていた車が写っていて。
この写真に映る家のなかには、おそらく父もい

もっとみる
桃野雑派さんの『蝋燭は燃えているか』で京都の街を疾走

桃野雑派さんの『蝋燭は燃えているか』で京都の街を疾走

わたしたちは、1人ひとりが感情をもっていることがわかっているのに、SNSという舞台に上ると途端に、だれかを傷つけても平気になってしまうのはなぜなのでしょう。
そしてその平気さを後押しするのは、「片面から見た正義感」だったりもします。
これは、そんな正義感の脆弱さをあぶりだしつつ、被害者と加害者は紙一重であることに気づかせられる小説。
そこには、正義感に訴えながらも、相手をコントロールする心理がある

もっとみる