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インド

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インド食堂⑤ オリンピアコーヒーハウス

インド食堂⑤ オリンピアコーヒーハウス

Olympia coffee houseはTaj Mahal Palace MumbaiやGateway of Indiaのある辺りでColaba Causewayという所にあるカフェです。道でいいうとShahid Bhagat Singh Rdにあたります。道の向かいには有名なLeopold cafeがあります。

Leopold cafeは長蛇の列です。歩道に一杯になっていてその場所は満員電車

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インドとインド人③ 神話を語る

インドとインド人③ 神話を語る

わが国では神や神話を語れる人は少ないと思いますが、インドでは自国の神々を語れる人たちが大半です。先日も仕事帰りの渋滞中の車内でインドの神とわが国の神の違いを楽しくディスカッションしました。
インド人が神々を語れるのは、インドの神々はヒンドゥー教に関わっており生活に密着しているからだと思いますが、教育もなされているのではないでしょうか。

ヒンドゥー教は、インドやネパールで多数派を占める民族宗教、ま

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インド食堂④ ダルとターリー

インド食堂④ ダルとターリー

チャクラChakraでダル

インドはベジタリアンが多く、動物を食えないために豆を食べる必要があります。ダルはその意味ではインドを代表する料理と言ってもよいでしょう。ChakraはSakinakaにあるレストランです。ここでDal PalakとYellow Dal Fryを食べました。
Dal Palakはレンズ豆をほうれん草とインドスパイスで煮たシチューです。

非常にスパイスが効いていて、飲み

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インド食堂③ ムンバイ屋台飯

インド食堂③ ムンバイ屋台飯

ムンバイストリートフードを食べてみましょう。Mumbai Kattaはモールに入っているチェーン店のようです。ムンバイでしか食べられないストリートフードのレストランです。

ムンバイにはなんとかプリPuriというのがいくつかあります。代表格がパニプリPani Puriです。

PaniPuriは揚げたぱりっとした皮のなかにじゃがいも、まめ、玉ねぎのきざんだものが入っていて、辛い緑のたれと赤い甘いた

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インド食堂②

インド食堂②

インド料理の名称は読んでもよくわかりません。今日はホテルの朝食で並んでいた料理を解説したいと思います。

Chole Masala
ひよこ豆のパンジャブスタイルカレーです。北インドを代表する料理だそうです。

Gajar ka Halw
北インドのデザートでにんじんをすりおろしたものです。普通のおかずだと思って食べたら甘いので、ありゃと思いました。

Masala Poha
平たく軽い、ちょっとス

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インドとインド人②

インドとインド人②

2024年1月のムンバイ、日本ではみられない景色

ムンバイではエレベーターおじさんがいました。デパートのエレベーターガールは普通ですが、雑居ビルのエレベーターおじさんは見たことがないでしょう。

場所は、いくつか会社が入っている5階建てくらいのビル。エレベーターはありますが、超旧式で、ボタンを押してもランプが切れててつかない階があります。階数表示ランプもところどころつきません。そのためかエレベー

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インドとインド人①

インドとインド人①

はじめに

インドに関する本を読もうと思って探してみると、国レベルの政治やガイドブック、歴史の本は見かけますが、インドの日常を書いた本は数冊くらいしか見当たりません。現状、筆者はたまにインドに行く機会があるので、その都度感じたこと見たこと、そしてインド人と接したり、働くことで気づいたことを書いてゆきたいと思います。

インド本を読んでみると

インドのターニングポイントは1990年ごろなんだそうで

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インド食堂

インド食堂

いろいろな食堂

AgraのTaj Mahal西口通りの食堂でランチ。この食堂は厨房が隔離されていて、小さい窓からやりとりをしていました。

この男たちは壁の小窓ごしに厨房と話しています。料理もここから。なんだかこそこそ悪いことしているみたいですが、これが普通のようです。

メニューは豊富でティー、コーヒー、各種ジュース、ターリー、ビリヤニ、タンドリーチキンなどなど。筆者はインドでしか食べられない

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デリーの風景 2023年7月

デリーの風景 2023年7月

デリーのバス

デリーでバスに乗るには素早さが必要です。

Ohklaオクラはメトロから遠いのでバスに乗る必要があります。バスの頻度は多いので、ちょっと待つとバスがやってきます。

バスが来たら我先に迷わず乗りましょう。乗るのを譲ってもたもたしていると、ステップにいてもバスはかまわず発車してしまい、危険です。筆者も最初乗るときに、まえの人が奥に進むのをまっていたら、中に入るまえにバスが動き出し、半

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デリーからアグラへ

デリーからアグラへ

デリーからアグラまで列車で行ってみました。

出発はニザムディンです。デリーにはオールドデリー、ニューデリー、ニザムディンの3つの拠点の駅があります。ニザムディンは南にあって、アグラへはここからインド国鉄最速のガティマンエクスプレスが発着しています。

この日、ホームは朝から多くの人がいました。

出発前のプラットフォームには旅立ちの雰囲気が漂います。

列車に乗って車窓を見ると隣の列車と線路に座

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ムガル帝国の遺産

ムガル帝国の遺産


ムガル帝国とアグラ

ムガル帝国は、16世紀から19世紀にインドに存在したイスラム国家である。ムガルとはモンゴルを意味する。16世紀後半から17世紀前半が最盛期で、アグラが主に都であった。アグラはデリーの南、約200kmのところにあり、ヤムナー川が流れている。ヤムナー川はインド北部のヤムノートリーから、デリーを経てアグラにつながり、イラーハーバードでガンジス川に合流する。

デリーからアグラへは

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仏教、ヒンズー教、神話

仏教、ヒンズー教、神話

インドには多様な宗教が存在するが、ヒンズー教が最大であろう。それ以外にはわが国にも関連がある仏教、そしてRRRでみれるインド神話もよく知られている。

チャトラパティシヴァージーマハラージ博物館

ムンバイのいわゆる旧市街にはチャトラバティシヴァージー博物館がある。ここはかつてはプリンスオブウェールズ博物館であった。かつてインドを搾取していたイギリスが、皇太子が来るから程度の理由で建設した建物であ

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ムンバイ街角スナップショット

ムンバイ街角スナップショット

ムンバイの通りをいくつか紹介しましょう。

東西に走っているムンバイメトロにSaki Nakaという駅があります。そこからパイプラインロードに行くまでの小径です。

この通りには日用品を売る商店、ホテル、歯科、食堂、美容室などが並んでいます。野良犬もいます。筆者はジョギング中に野良犬に襲われましたが、地元おじさんが追っ払ってくれました。
ここを抜けるとパイプラインロードです。

パイプラインロード

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ムンバイ鉄道巡り

ムンバイ鉄道巡り

ムンバイといったら、ドアを閉めずに走る電車が有名ですが、それに加えて普通の電車も走っています。western line, central line, harbour line, trans harbour lineというのが、いわゆるローカルラインです。筆者はこのうち、western lineとcentral lineに乗りました。
このムンバイのローカル電車は一日900万人が利用しているそうです

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