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過去は置いてきたつもりなのに、いつの間にか拾っている話。

今あなたが生きている1秒前は「過去」だ。

そこからどれだけ歴史を巻き戻しても「過去」であることは変えられない。


ふと自分の過去を振り返り始めれば、膨大な時間をそこに費やすことになりかねないからほどほどにしておこう。

記憶上では断片的にしか残っていないかもしれないけれど、空想上では自分自身のファイルの一枚一枚に事細かに記録されているんだろうなぁ。


楽しかったこと、悲しかったこと、怒ったこと、悔しんだこと、悩んだこと。さらにジャンルを細分化できる。

中にはイレギュラーな出来事もあるかもしれない。

我々が生き死んでいくまでに経験した多くの事象。そのどれもが忘れがたいものであることは間違いない。


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ただ、その中で絶対に記憶から消し去りたい苦い思い出を持っている人はかなり多いと思う。自分もそう。

実際にその記憶をまっさらにしたので苦い思い出なんて一つもないですよ☺️

って人がもしかしたらいるかもしれない。


大半の人は、頭の片隅にしまって二度と出てこれなくしているんだと思う。そして、その事象よりもさらにインパクトの強い思い出を作ってランキングの更新を図ろうとしている。そうすればライブの時の”復活当選!”みたいなことにならないで済むと考えているから。


要は、記憶の良し悪しをふるいにかけて余計だと思うものをその時点の場所に落としている感じ。(経験を糧にしてより良い自分になっていきます!って心に誓う働きビトをイメージするとわかりやすいかな....?)


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でも、よくよく考えてみると....


苦い記憶って薬物のように何度でもフラッシュバックしてくる。記憶のどこかで回路が結合してしまって瞬時に眼球にアタックしてきやがる。そして知らず知らずの間に自分を毒状態にして回復させないようにしてしまう。

なんと恐ろしいものか、記憶よ。そんなものわざわざ拾ってこなくていいのだよ。


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