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伊北西部、Fiat500で走り抜け!

■世界の美味しい料理。
・最近のベトナムNEWS(2023年12月23日付)、「『世界の美味しい料理トップ100』、ベトナム料理22位、日本料理2位、イタリア料理首位」。
・上述は世界中の伝統料理などを紹介するグルメサイト『テイストアトラス(TasteAtlas)』が発表した順位だ。同ランクは「観光客の間で有名な各国のご当地料理を読者投票によりランキング化し毎年発表している」。
・ベトナム料理はスコア4.44を獲得して22位。有名料理はフォー、バインミー、バインセオ、ブンボーフエ、ブンチャー等がある。

■日本はアジア首位、世界2位。
・東南アジアでは首位となったインドネシア料理6位、タイ料理17位、マレーシア料理31位、フィリピン料理33位、シンガポール料理56位、ラオス料理86位、と続いた。日本料理はアジア首位そして世界2位となり誇らしい。
・先日、久しぶりに世界ランク首位イタリア料理を食したが、ベトナムで生き残る外国料理屋はリーズナブルな価格帯にも関わらず本当に美味しく頂ける。

■冬のリビエラ。
・余談、イタリア料理と同時に私は森進一の『冬のリヴィエラ』を思い出す。と言うのも、私は高校時代を日本と海外で過ごし、海外で仲良くなった友だちがイタリア人であった。大人になり、十数年ぶりに果たした彼との再会は寒い冬の北イタリアだった。
・その後、数日間かけて彼が運転する『Fiat500』は北イタリア雪の山道を素晴らしいドライビングテクニックで切り抜けトリノへ入り、ジェノバ方面へ南下しイタリア北西部からモンテカルロ、そしてフランスのニース、カンヌへと走り抜けた。
・道中ジェノバでも宿泊した。真冬のジェノバ、リビエラ(海岸)で彼との記念写真は今でも私の宝物だ。私は朝早く起きてひとりホテル周辺のリビエラを散策。すると海岸沿いにポツンと小さい移動式パン屋を年配の女性が切盛りしていた。覚えたてのイタリア語と身振り手振りでパンにパストラミ?がたっぷり入った朝食を購入した。素材の良さそして新鮮なのだろう、パンは外側カリっと中フワフワの美味しさ、肉のうまみ、塩コショウが絶妙に絡み合い美味しい、お代わりした。そしてまた食べたくて食べたくて仕方なく翌朝も同じ朝食を取った。
・私は森進一の『冬のリヴィエラ』を聴くたび、彼と共有した十代の青い想い出、再会した日々、イタリア北西部からフランスへ走り抜けた貴重な経験、リビエラのパン屋の味を想い出さずにはいられない。
・ちなみに、冬の荒れたリグリア海のせいなのか、『アメリカの貨物船』は見当たらなかった。

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