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定年教師の独り言Vol.10 「教師のスーツは膝からヘタる」
新しい年度、クラスがスタートした頃だ。桜の色合いや街の暖かさも相まって、やはり希望に満ちたワクワク感に包まれる。
毎年この時期に、何かと新調する先生も多いのではないだろうか。鞄、靴、スケジュール帳、文具類…様々あるだろうが、自分は、スーツを新調することが大好きだった。
変な習性とは思うのですが…
自分の場合、曜日によって着ていくスーツを決めていた。月曜日は、少し重い気持ちにハッパをかける
定年教師の独り言Vol.9 「どこまで必要?子どもの監視」
そもそも自分が時代遅れなのかも…
昭和の末に始まり、平成から令和に奉職していた元教師の感想です。そもそも時代遅れなのかもしれません。不快に思った方は読み飛ばしてください。
本題です
春休み最後の日。ベンチにいた親子。母親が小学校高学年くらいの男の子を置いてどこかへ。用事を済ませに行ったのか?男児はタブレットに夢中で気にも留めない様子だったが、傍にはスマホがスタンドにセットされていた。憶測
初恋はスクリーンの向こう
テレビで、ドリフや欽ちゃんのコントに大笑いし、登校したらその話題でもちきりの時代、自分は映画にどハマり中。だから周りから少し浮いていた。きっかけは映画雑誌。当時「スクリーン」と「ロードショー」が2大書で、確か¥400ぐらいの値段だったが、当時の中学生には高価なものだった。大判の写真が満載で、外国の映画スターがキラキラした笑顔で微笑んでいる。トレーシーハイドのその笑顔に、単純に堕ちた。
彼女が
頭の中ではすでに完成! 「妄想VEZEL」
今年最大の「買い物」
さてさて、今年もあと数時間。今年いちの買い物を振り返ってみることにした。
既出情報ではあるが、9月に新車を購入した。Honda VEZEL
経緯はこちらで
世はまさに納車氷河期。9月初めに契約したが、納車予定は2月初旬と告げられた。およそ5ヶ月待ち。長い!モチベを維持できるか?これも既出だが、ダウングレードし、オーディオレスにして、好みの車に仕上げるのが自分流。
先
定年教師の独り言vol.5 「33年ぶりの手紙」
「教師」という仕事を離れて早9ヶ月。先日、小6時に担任した女児から、思いがけず手紙をもらった。女児と言っても今は40代半ばのはずだ。卒業から33年が経っている。
退職間際の教育界は、「目標管理制度」の中にあった。年度当初に数値目標を立て、上司や設置者に進捗を報告しつつ、最終的な達成状況で評価される。「仕事」の評価としては至極当然のことではあろうが、自分には違和感が拭えなかった。「人が育つ」と