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"ヤングケアラー"に逃げていると感じた1年
今年も元ヤングケアラーとしての経験をお話しさせていただく機会に多く恵まれました。
お世話になったみなさま、ありがとうございました。
各地でのヤングケアラー支援の条例化、国でもヤングケアラー支援法制化の方針が発表されるなど、ヤングケアラー支援に向けての動きがとても活発で喜ばしい反面、個人的には、自分は本当に「ヤングケアラー」という言葉で救われるのだろうか?という疑問をより強く感じる1年でした。
第一志望の大学を受験しなかった
高3の秋。
第一志望の大学の推薦試験に落ちた。
当時でいうセンター試験を受けてから、一般の試験を受け直すこともできた。
しかし、私はそれをしなかった。
逃げ、だと思う。
でも、面接練習をみてくれていた先生に「もうこの大学は受けない。」と伝えると、
先生は「そうか、そうか。でもね、実を言うと心配していたの。あんなに面接練習の頃から大泣きして取り乱していたのに、あの大学でやっていけるのかしらって。
レモンの図書室を読んだ
自分用の感想メモ
・序盤のカリプソは過去の私にとても似ていて親近感があった。本が好き。強い心を大事にする父。泣いてはダメだと思っているところ、人付き合いよりも本を読んでいる方が良いと思っているところ、読んでいる本(アンネの日記とか赤毛のアンとか)も昔の自分に似ていて昔の自分の思い出したくなかった部分を思い出して結構心をえぐられた。カリプソはお父さんとお母さんの死について気持ちを分かち合うことがで
おまえは、本当はやさしいから。
おまえは、本当はやさしいから。
・・・(は?)
おまえは、本当は皆のことを考えているから。
・・・(何言ってんだ、この酔っ払い。)
思春期の私は、急にかけられた言葉に、何も返すことができなかった。
中学3年間続けた部活も今日で引退。打ち上げには部員と保護者と顧問と外部コーチが参加していた。とにかく部活は辛かったということしか記憶にない。あー、やっと、部活から解放される。その
元ヤンたろべえも自分の人生を生きるのだ!
元ヤングケアラーでも、現 若者ケアラーでも自分の人生を生きてくのだ
めちゃくちゃ久しぶりのnoteになってしまった…
元ヤングケアラー、現 若者ケアラーの私は、よく「家族だけでなく、自分の人生を大切にしてください」と言ってもらうことが多いです。
今のところ、人生を通してまでやりたいことはあまりピンと来ないけれど、日々、もう少し自分のやりたいことをしたり、昔の自分がやりたかったことを叶えたりし
キナリ杯で2億%大丈夫で賞をいただきました!うれしい!!
以前書いたこちらの記事が、岸田奈美さんのnote文章コンテスト「キナリ杯」で、「2億%大丈夫で賞」をいただきました!めっちゃ嬉しい!
この賞は、岸田奈美さんのお母様、岸田ひろ実さんをリスペクトした賞だそうです。
岸田さんとお母様のことは、株式会社ミライロの記事
を読んで知りました。そのときから、岸田さんはお母様をとても愛していて、お母様も岸田さんをとても愛しているんだなとその素敵な関係