行動経済学 ~心理学&経済学~
こんばんは!
パニック障害持ち愛媛県に住む22歳男子大学生すこまるです!
2022年の9月にパニック障害を引き起こし、2024年1月現在約1年4か月続いている状況です。パニック障害を乗り越えるべく、日々努力しながら生活を送っています。
今回は行動経済学について話していきたいと思います。なんとなくで話すので、なんとなくで理解していただければと思います。
前置き
あなたは行動経済学を知っていますか?
金融、財政、労働、国際経済、国際金融、経済史などの科目は、学んだことがない人でも、なんとなくどんな学問であるか想像がつくと思います。
行動経済学は、経済学の分野で、最も最近確立してきた分野です。
行動経済学とは何か?
人間の行動の特徴を明らかにし、そのような行動によってどのような経済社会ができるかを追求するものです。
心理学と経済学が合体したような内容になっています。
面白い所
人間は合理的な選択を取っているように見えるが、非合理な選択を取っているというところです。
例として、
ドラッグストアでシャンプーを購入する状況とします。
あなたはこの棚の中から、自分にとって最適な品質であり、かつなるべく低価格のシャンプーを選ぶ必要があります。
あなたはどのようにしてそのような商品を探しますか?
合理的な選択としては、片っ端から購入し、全てを試したうえで、自分に合ったものを探すという方法です。しかし、これは時間的・金銭的コストがかかってしまいます。
非合理的な選択としては、2つあります。
1つめは、過去に出会ったことがあるものや知っている、覚えているものを商品購入の動機にすることです。以前使ったことのあるシャンプーがあった場合、その品質や価格について不満がなければ、そのシャンプーを選ぶかもしれません。
2つめは、他の人のまねをすることです。棚の中のあるシャンプーが極端に少なくなっている場合、「多くの人がこのシャンプーを購入しており、品質も優れている」と認識すれば、そのシャンプーを選ぶかもしれません。
ヒューリスティクス
前文のような非合理的な選択をヒューリスティクスと言います。
消費者にとって最適な商品を探すうえでの時間的・金銭的コストを節約させ、経済的な決定を導く近道となります。
他の事例
非合理的な選択の例を挙げていきます。
テスト勉強を先延ばし
旅行のために貯金したいが、ついお金を使ってしまう
10円玉を投げて、表が5回連続で出ている。次は表か裏か?
ギャンブルで負けが込んでくると一発逆転大穴に賭けて、大損してしまう
このような例は行動経済学で説明できます。
普段の生活での活用
知らない間に普段の生活でも行動経済学は役に立っています。
・男子トイレでたまに見かける的
ついつい狙ってしまいますが、尿が飛び散らず汚れが便器周辺に付きづらい設計になっています。
・不法投棄禁止の看板の目
見られていると感じることで人の行動が変わる
・鳥居
無宗教である日本ですが、鳥居を汚してはならないという刷り込みがあるおかげで立ち小便が減るようです。
行動経済学入門
こちらの本を引用して話してきました。
触れてきた事例がどうやって説明されているのかが詳しく記載されています。
気になった方は↓↓↓のリンクからご覧ください。
以上、行動経済学について話してきました。
あなたの普段の生活での非合理なことや感じたことがあれば、コメント欄で教えてください!
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