Tada.

酒と文学。フレンチ・コネクションとネグローニとヘンリー・ミラーと大江健三郎。東京在住。…

Tada.

酒と文学。フレンチ・コネクションとネグローニとヘンリー・ミラーと大江健三郎。東京在住。教育系の仕事に従事。学生時代は20世紀のシュルレアリスト, アルトーの研究のためパリ大学(M2)に留学。

記事一覧

三親等までをハッピーにする

例えば最終的に、自分の三親等までの人々がハッピーに暮らせればそれでいいんじゃない、ということを最終目標とするのであれば、頭が整理させるような気がする。自分の半径…

Tada.
5日前
2

ゴールデンウィーク

ゴールデンウィークの初日。朝早く起きてしまったので映画『バービー』をネットフリックスで見た。思っていたよりも面白くなかった。もっと重厚なものを期待していたのだろ…

Tada.
6日前
2

ChatGPTをキャリアコンサルにカスタマイズしてみた

GPTsを使ってChatGPTを自分のキャリア形成のアドバイザーにカスタマイズ、アイデアの壁打ちをしてみた。まずは自分をどんなブランドとして構築していくかについて。自分の…

Tada.
1か月前
4

アートとかフランスとかジャズとか

横浜トリエンナーレがちょっと面白そう。次の休みにでも行ってみようかな。なかなか、エッジが効いている感じがする。 アート。フランスのテレビ局、France Televisions …

Tada.
1か月前
4

大阪万博が面白いかも(雑記)

地元の小さな本屋で村上春樹と柴田元幸の『本当の翻訳の話をしよう』と加藤陽子の『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』を購入。早速『本当の翻訳の話をしよう』を読みは…

Tada.
1か月前
10

大阪万博が実は面白いかもしれない。主体の解体系の思想家が多い印象。世界を結んで思い切りディープな哲学会議とかをやればいいのに。例えばイスラム圏の思想家と落合陽一さんと福岡伸一さんの人間をめぐる議論とか、見てみたい。

Tada.
1か月前
1

純粋な雑記

駅ビルの一階の展示会場で金物市をやっていた。物色したところシェイカーとマドラーが売っていたので、思わず購入。これで自宅でギムレットが作れる。 久々に夫婦でバーに…

Tada.
1か月前
3

ルソー『社会契約論』覚書き

ルソー『社会契約論』を読んでいる。 フランス革命に大きな影響を与えた本書。まずはキャッチーな書き出しからスタート。 ここから議論が展開していき、あの一般意志へと…

Tada.
2か月前
2

東浩紀『訂正可能性の哲学』覚書き

東浩紀『訂正可能性の哲学』読了。現代、および未来の社会を考えるにあたり、大変刺激的な論考が展開されており、面白かった。この本に影響されて、現在ルソーの『社会契約…

Tada.
2か月前
1

UdemyのExcel VBAの講座を修了

UdemyでこちらのExcel VBAの講座を修了。 とりあえず、基礎は分かった。講座自体も大変わかりやすかったので満足。あとは、これを使っていったい何をするのか?仕事の効率…

Tada.
2か月前
4

大澤真幸とフェルナンド・ペソア

いくつかの覚書き。大澤真幸『私の先生 出会いから問いが生まれる』読了。社会学者の大澤真幸が自分にとっての「先生」たちについて語った論考集。「先生」を「答え」を持…

Tada.
2か月前
1
+9

池上梅園

Tada.
2か月前
2

『サイコロジー・オブ・マネー』覚書き

モーガン・ハウセルの『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』を読了。以下、覚書き。 長期的な視点を持ちバランスを取りながら常に冷…

Tada.
2か月前
3

日経平均株価とPython

日経平均株価が史上最高を超えた。半導体関連の株も順調に値上がり、ディスコや東京エレクトロンもしっかりと成果を出してくれている。こちらで紹介されていたイビデンやレ…

Tada.
2か月前
7

後藤達也『転換の時代を生き抜く投資の教科書』覚書き

ポートフォリオの調整の一環として、後藤達也氏の『転換の時代を生き抜く投資の教科書』を読む。大変勉強になった。株式投資を考えている方は購入をお勧めします。以下、覚…

Tada.
2か月前
5

目下、投資の指標について勉強中

ChatGPTに答えてもらった、新NISAでの投資を行う上で重要な指標一覧。これに下記の書籍からのアドバイスを付記し、今後のポートフォリオ調整に生かす。なお、投資には定量…

Tada.
2か月前
2
三親等までをハッピーにする

三親等までをハッピーにする

例えば最終的に、自分の三親等までの人々がハッピーに暮らせればそれでいいんじゃない、ということを最終目標とするのであれば、頭が整理させるような気がする。自分の半径5メートル以内の世界の安穏さをキープする、それを行動の指針としてみれば、世界はずいぶん平和になるのではないだろうか。

ということで、仕事もへとへと、子供も生まれるというこの時期に、諸々の問題を考えてみる。

まずは下部構造をしっかりと安定

もっとみる
ゴールデンウィーク

ゴールデンウィーク

ゴールデンウィークの初日。朝早く起きてしまったので映画『バービー』をネットフリックスで見た。思っていたよりも面白くなかった。もっと重厚なものを期待していたのだろう。

仕事が忙しすぎて、なかなかに疲労が溜まっていたのでよりねっとりと重いものが欲しくなり村上龍の『共生中』を読んだ。インターネット黎明期の作品。さらに大江健三郎の『万延元年のフットボール』を読み始める。

Edxで配信されているIBMに

もっとみる
ChatGPTをキャリアコンサルにカスタマイズしてみた

ChatGPTをキャリアコンサルにカスタマイズしてみた

GPTsを使ってChatGPTを自分のキャリア形成のアドバイザーにカスタマイズ、アイデアの壁打ちをしてみた。まずは自分をどんなブランドとして構築していくかについて。自分の略歴や将来のビジョン、仕事に対する価値観を入力し、その情報をもとに、日本市場のトレンドや未来予測も加味しつつ、ドラッカーとコトラーとポーターの知見を総動員しながらアドバイスするキャリアコンサルタントを作成。出力はこんな感じ。

もっとみる
アートとかフランスとかジャズとか

アートとかフランスとかジャズとか

横浜トリエンナーレがちょっと面白そう。次の休みにでも行ってみようかな。なかなか、エッジが効いている感じがする。

アート。フランスのテレビ局、France Televisions の"Des mots de minuit"を久々に見る。この番組、フランス語圏の作家、映像作家などの文化人をゲストに迎えた、かなり豪華な番組。学生時代によく見ていた。フランス語を再び勉強し始めようかと思う。

こういう大

もっとみる
大阪万博が面白いかも(雑記)

大阪万博が面白いかも(雑記)

地元の小さな本屋で村上春樹と柴田元幸の『本当の翻訳の話をしよう』と加藤陽子の『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』を購入。早速『本当の翻訳の話をしよう』を読みはじめる。

最初の対談で二人がカポーティの『無頭の鷹』について触れていて、面白そうだったのでキンドルでカポーティの英語の短編集を購入。少し読んでみたが、冒頭からさっそくかっこいい。

対談では同じ英文に対する村上春樹と柴田元幸の翻訳の比較な

もっとみる

大阪万博が実は面白いかもしれない。主体の解体系の思想家が多い印象。世界を結んで思い切りディープな哲学会議とかをやればいいのに。例えばイスラム圏の思想家と落合陽一さんと福岡伸一さんの人間をめぐる議論とか、見てみたい。

純粋な雑記

純粋な雑記

駅ビルの一階の展示会場で金物市をやっていた。物色したところシェイカーとマドラーが売っていたので、思わず購入。これで自宅でギムレットが作れる。

久々に夫婦でバーに行く。最初はフレンチコネクション、その後にネグローニ、最後はラフロイグ。バーテンが半年くらい前にもネグローニを頼んだことを覚えていて感激。これぞプロ。

『なめらかな社会とその敵』(鈴木健)を読んでいる。まだインターネットやSNSに幻想を

もっとみる
ルソー『社会契約論』覚書き

ルソー『社会契約論』覚書き

ルソー『社会契約論』を読んでいる。

フランス革命に大きな影響を与えた本書。まずはキャッチーな書き出しからスタート。

ここから議論が展開していき、あの一般意志へと至るのだが、そこには後にルソー問題として語られる全体主義への思想への萌芽が散見される。

ルソーにとっては、自然状態こそが人間が本来あるべき姿だった。しかし、その自然状態がもはや保てなくなった時、一体人間と社会はどのようにして存在しうる

もっとみる
東浩紀『訂正可能性の哲学』覚書き

東浩紀『訂正可能性の哲学』覚書き

東浩紀『訂正可能性の哲学』読了。現代、および未来の社会を考えるにあたり、大変刺激的な論考が展開されており、面白かった。この本に影響されて、現在ルソーの『社会契約論』を読みはじめている。

人工知能が発達し、やがて人間の能力を追い越すシンギュラリティが到来する。そのとき、社会はもはや人間が統治するものではなく、人工知能が統治する、あるいは人工知能に全てを委ねた方がより最適な社会が実現する。そのような

もっとみる
UdemyのExcel VBAの講座を修了

UdemyのExcel VBAの講座を修了

UdemyでこちらのExcel VBAの講座を修了。

とりあえず、基礎は分かった。講座自体も大変わかりやすかったので満足。あとは、これを使っていったい何をするのか?仕事の効率化というのは若干はできそうだが、特に事務職というわけでもないので、そこまで劇的に仕事が変わるとも思えない。HTMLを学んだときは、当時はSNSもブログも存在しなかったので、自分の文章を世の中に発信してみたい、そのための箱庭を

もっとみる
大澤真幸とフェルナンド・ペソア

大澤真幸とフェルナンド・ペソア

いくつかの覚書き。大澤真幸『私の先生 出会いから問いが生まれる』読了。社会学者の大澤真幸が自分にとっての「先生」たちについて語った論考集。「先生」を「答え」を持っている人としてではなく、「問い」を誘発する人、として定義しているのが面白かった。あとは、ルソーの一般意志に関する解説は大変勉強になった。

エクセルのVBAをUdemyで勉強し始めている。いったんVBAでプログラミングの面白さを実感した上

もっとみる
『サイコロジー・オブ・マネー』覚書き

『サイコロジー・オブ・マネー』覚書き

モーガン・ハウセルの『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』を読了。以下、覚書き。

長期的な視点を持ちバランスを取りながら常に冷静に投資をするということは、禅の修行のように人間的な成熟をもたらすものなんだな、というのが読後の印象。マックス・ウェーバーは『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』のなかで禁欲的プロテスタンティズムが資本主義を生み出したとの論を展開

もっとみる
日経平均株価とPython

日経平均株価とPython

日経平均株価が史上最高を超えた。半導体関連の株も順調に値上がり、ディスコや東京エレクトロンもしっかりと成果を出してくれている。こちらで紹介されていたイビデンやレゾナックにもがんばって働いて欲しい。

イビデンはPER20.04倍、PBR2.49倍、ROE13.30%でまだ伸びる余力はあると思う。また、レゾナックに至ってはPBR1.16倍。社名も変えたことだし、是非とも奮起してもらいたい。

いま働

もっとみる
後藤達也『転換の時代を生き抜く投資の教科書』覚書き

後藤達也『転換の時代を生き抜く投資の教科書』覚書き

ポートフォリオの調整の一環として、後藤達也氏の『転換の時代を生き抜く投資の教科書』を読む。大変勉強になった。株式投資を考えている方は購入をお勧めします。以下、覚書き。

ROEとかPERとかPBEとか、個別銘柄の投資をする際に必要となる最低限の指標をまとめて学びたいと思い買ったこの本。もちろんこの辺りの知識も大変簡潔にまとめてくれていてとても役に立ったのだが、同時に非常に共感したのが最後のあたり。

もっとみる
目下、投資の指標について勉強中

目下、投資の指標について勉強中

ChatGPTに答えてもらった、新NISAでの投資を行う上で重要な指標一覧。これに下記の書籍からのアドバイスを付記し、今後のポートフォリオ調整に生かす。なお、投資には定量分析と定性分析の両方の視点が重要。下記の指標は定量分析なので、同時に定性分析の視点も持つことが重要とのことです。

まずはこの3つの指標が最重要。

1. 配当利回り:
- 配当利回りは、企業が株主に対して支払う年間配当金の額を現

もっとみる