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【読感】実践日々のアナキズム
『アナキスト柔軟体操』ジェームズ・C・スコットのあみだした個人的反逆の手法です。
スコットの『実践日々のアナキズム』という本で紹介されています。まだ途中ですが面白すぎて書いています。
ドイツの田舎町で、信号機のある交差点を電車待ちの時間で観察する著者、一定の時間で青赤を繰り返す信号機。昼間の交通量の多い時間に合わせて設定されていて、夕方にはほとんどクルマが通らないのに、4,5分も待って真面目に信
八月の御所グラウンドほか読んだ本
好きな作家の万城目学さんが直木賞をもらったので、久しぶりにSF以外の文学作品を読んでみました。
万城目さんの『八月の御所グラウンド』は本としては2作収録の本で、1つ目は女子駅伝の爽やかな青春小説、直木賞の御所グラウンドは、京都の狭い世界を舞台にしたフィールオブドリームスの日本版みたいな印象で、キャラクターが面白いのがいいてすね。ただ、腹を抱えて笑えるインパクトは鴨川ホルモーだね。
芥川賞の『東
モオツァルト・無常という事
『無常ということ』だいぶ前に読んで記憶が曖昧ですけど、間違っていたら後で修正します。
この本、確か大学の同級生から渡されたんだよね。私は宮沢賢治と同様、法華経信仰に大学時代は邁進していて、物理学科なのにね笑。
でも、私の仏教学の師匠の植木雅俊博士も大学は物理学なんですよね。
植木さんは「私にとって、ブツリのブツは物ではなく、仏と書きます」と説明しているそうです。
まあ、そういうことで、同級生