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それ、幻想かもよ!

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本当の自分とか幸せとか、そういうのって全部幻想かもしれないよ。
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2022年2月の記事一覧

2/18大阪で講演しました

2/18大阪で講演しました

2/18に東大阪市にて講演会をしました。

残念ながら、アミクロン株のせいで会場にお客さんを集めることは断念して、ネットライブにて実施しました。会場は割と大きいのに、関係者以外誰もいない客席に向かってお話しました。仕方ありません。

テーマは「人とつながることとは自分とつながること」です。特に「接続するコミュニティ」のお話と「自分の中の多様性」について詳しくお話しました。

「ソロ社会になると人と

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人は、自分のために喜んだり、泣いてくれる誰かがいるだけでちょっとだけ救われる。

人は、自分のために喜んだり、泣いてくれる誰かがいるだけでちょっとだけ救われる。

北京五輪、女子団体パシュートで転倒した高木菜那選手が、個人種目のマススタートでも、まったく同じ場所で転倒した。

これはこれで衝撃的で、高木選手の心痛を心配もしたのだが、その後決勝に進んだ高木選手のサポートを笑顔で行う姿に安堵した。

他人の失敗を見て「失敗して辛いだろうな」と自分の主観で考えてしまうことはよくある。しかし、それはあくまでこっちの主観であって、本人にとってあれは「つらい失敗」ではな

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「足りない、足りない」病の人間に「足りない」ものはなにか?

「足りない、足りない」病の人間に「足りない」ものはなにか?

北京五輪は、選手の活躍に一喜一憂するだけではなく、人生の教訓も得られる。

本日、スノーボード競技で、平野歩夢選手が念願の金メダルを獲得した。

この記事では触れられていないが、日本だけではなく、世界中の人が思ったことは「彼の2回目の採点の低さ」だったろうと思う。

米放送局『ESPN』のアリッサ・ローニッヒ氏が「トリプルコークを見逃していたのか?!」と疑問を投げかけると、同局のケリー・コーエン氏

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「ルールはルール」という正しさが世界中の人々を不快にする

「ルールはルール」という正しさが世界中の人々を不快にする

北京五輪ジャンプ混合団体。楽しみにテレビを見ていたら、高梨選手のスーツ違反失格の一報に呆然としてしまった。

ジャンプ競技のルールは詳しく知らないのだが、飛ぶ前に事前にチェックして「これだとだめだよ、違うのにして」ってやらないの?飛んだ後に、チェックして、問答無用で「はい、失格」だなんてひどすぎない?選手が可哀想だ。

日本だけではなく、ドイツ・オーストリア・ノルウェーまで失格判定。10チーム出て

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他者との関わりの遮断が生み出した別の恐ろしいウイルス

他者との関わりの遮断が生み出した別の恐ろしいウイルス

人との関わりというと、すぐ自分と他者との関わりだけと考えがちだが、自分と他者との関わり+自分との関わりがあるということを忘れてはいけない。

この記事にあるように、コロナ禍において、私達は「人との直接的な関わりを持つな」と言われたようなものである。直接会うな、直接会話するな、一緒の大皿の料理を食べ合うなんてとんでもない、複数でカラオケで歌うな、飛沫が飛ぶ。常にマスクをしろ、アクリル板で仕切れ、会話

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メディアが「〇〇離れ」という言葉を使う時は大体「離れていない」事が多い件

少子化のニュース同様、メディアはどうしても東京から人口が流出したと煽りたくて仕方がないようだ。それでも日経の上の記事はまだ自分達で統計を見ている分いいほうだが、以下の共同通信の記事は本当に酷い。

新型コロナウイルス感染拡大で場所を問わず働けるテレワークが普及したことなどを背景に、東京居住を避ける人が増えた影響とみられる。

…などと適当なことを書いていますが、テレワークなどが単独で人口移動に影響

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