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私的に聴いて欲しい「VOCALOID:2022年の10曲」を選んでみました(たっぷり解説付き)
こんにちは。やみくもと申します。
今回は「私的に聴いて欲しい『VOCALOID:2022年の10曲』」をご紹介します。
2023年、の見間違いではないですよ。
2022年のボカロ十選を2024年3月16日に選びます。
解説付きですので、ぜひとも「これ流行ったな〜」みたいな目線でお楽しみください。
また、動画リンクは全てニコニコ動画のものとさせていただきます。ニコニコでボカロを聴こう!
また、本記
あらすじ:「あばら屋の少年少女」
矢ヶ崎一美(やがさきひとみ)は、昔から嘘が見える目を持っていた。嘘ばかりの人間に辟易していた矢ヶ崎はある日、嘘の見えない人物を見つけ、その背中を追いかける。
追いかけ入った先は、沢山の怪しげな物がたくさん置かれた駄菓子屋か雑貨屋のようなあばら屋だった。そこにいたのは自らを商人で店主だと語る黒襟に金ボタンの少年。
その出会いから、自分がこんな目になってしまった理由を過去の自分が親の結婚指輪と嘘
脚本:「あばら屋の少年少女」第三話
第三話
○あばら屋前
背の高い、黒髪の女性が扉の前を右往左往している。少し距離をとって後ろに矢ヶ崎がいる。
右往左往を続ける女性。後ろには気が付いていない様子。話しかける矢ヶ崎。
矢ヶ崎「あばら屋に、何か御用ですか?」
女性「あっ……!」
女性、振り向く。矢ヶ崎より年上、私服。
途切れる会話。
その時、ガチャンと音を立ててドアが開く。少年がやってくる。
少年「うちの看板娘……とお客さんで
脚本:「あばら屋の少年少女」第二話
第二話
○あばら屋
ドアが空いて、あばら屋店内に光が差し込む。奥の椅子に座り、下を向いて本を読んでいた少年がそれに反応する。
少年「やあ、来たね!」
片手を上げ、笑顔で矢ヶ崎を出迎える少年。
矢ヶ崎モノローグ「そう、私は来てしまった。またこの怪しげなあばら屋に」
少年「何か飲んでいく?」
少年が矢ヶ崎を背に棚をゴソゴソ漁り始める。
矢ヶ崎「いや、いい……。なんかヤバいもの入ってそうだし……」
脚本:「あばら屋の少年少女」第一話
「あばら屋の少年少女」
第一話
-回想-
○商店街(夜)
冬。雑踏の誰も気にしていない細道の奥に、光の漏れている隠れ家のようなあばら屋。
それが気になり、親が離れた隙にあばら屋のドアを開ける幼い女の子。
○あばら屋
雑貨屋のような、駄菓子屋のような、物がいっぱい詰まった棚。その中にあるキラキラした眼球を摘み、光に晒す。虹色の光が反射している。
後ろから少年がやってくる。目元は暗くてよく見
新アルバム曲「No Proof」から見るFAKE TYPE.の特異性とその完成(アルバム批評)
(画像はFAKE TYPE.のアルバム『FAKE SWING』から)
新アルバム曲「No Proof」から見るFAKE TYPE.の特異性とその完成(アルバム批評)
2022年11月16日(水) 公開
○ご挨拶(読み飛ばし可)
おひさしぶりです。Note記事の更新は実に10ヶ月ぶりのようです。ずっと書きたいと言う気持ちはあったのですが、身の回りの環境があまりにも変化しすぎて面食らっていた