はやさか

20代の社会人。 ビジョンフリーゼとヤドカリと活字がスキです。

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記事一覧

おしゃれとの距離感

最近、洋服や靴などのいわゆる「服飾品」を買っていない。 ここのところ、いいなと思う洋服に出逢いにいくことや、こんな靴ほしいかもってリサーチすることから遠ざかって…

はやさか
1年前
1

「東京百景」を読んで

「シティガール未満」を読んで 田舎から上京した人間に対し、 並々ならぬ感情を持ってしまうことに気づいた私。 その感情をもう少し観察したくなったので、 ここのところ…

はやさか
1年前
4

タバコ吸いたい

って思う、ここんとこ。 喫煙者でも無いし、喫煙経験も無いので、 「概念としてのタバコ」を摂取したいだけ。 つまりは気持ちのリセットボタンがほしいんだな、 と思い至…

はやさか
1年前
5

ヨルシカ「前世」

友人がカラオケで歌っているのを聴いて、今更踏み入れたヨルシカ。去年いちばん聴いていたアーティストだと思う。 ラッキーなことにライブのチケットを入手できて、きっか…

はやさか
1年前
6

「シティガール未満」を読んで

「読んだ本の感想をnoteに書いてみませんか?」 久方ぶりに編集ページを開いたら、飛び込んできた文字に心臓をギュッと掴まれる。 だって、そうしたくってnoteを開いたから…

はやさか
1年前
6
+3

秋の夜長に

はやさか
4年前
9

おともだち

夏から秋にかけて 久しぶりの友達と会う機会が ちょくちょくありました。 帰省したり。 異動したり。 会う友達によって 話題もちがっていたり 視点もちがっていたり 私の…

はやさか
4年前
3

季節の香り

ちょっと寒い室内に 香ばしいコーヒーの香りが漂う。 ふっ、とわたしは違和感を覚える。 なんだろう、この感じ。会議は続いている。 その感覚をなぞるように辿ると ああ…

はやさか
4年前
4

アサーティブ

自分の機嫌を自分でとるのって つくづく難しいなと思います。 特に恋人や家族といった 心を許しきった関係の相手。 自分が疲れているだけなのに 相手の言動にイライラし…

はやさか
4年前
1

逆流

久しぶりに会う会社の先輩とご飯を食べました。 同じ会社と言えど、 全然違う業種なので わたしの持つ目線とは角度が違っていたり キャリアに対する考え方も違っていたり …

はやさか
4年前
1

初秋の雑感

人間、疲れきってしまうと 思考がとてもシンプルになります。 という気がしています。 ちょっとした見栄とか、 変な義務感とか、 先々のどうしようもないこととか、 そう…

はやさか
4年前
6
+7

都会の街

はやさか
5年前
2

エクストラホワイト

好きな人には敵わないなあ。 という言葉がふっと浮かんで消えていきました。具体的に、誰が、とか何が、とかはないけれど、満たされた気持ち。 好きでいて、好きでいても…

はやさか
5年前
3

ロマン

今日は一日デスクワーク。 たまに息抜きしないとやってらんない。と思って、久方ぶりに「ペイント」に手を伸ばす。何も考えずに幾何学模様みたいなものを描いて、毒々しい…

はやさか
5年前
2

ファインダー

先日、小学校の修学旅行振りに「写ルンです」を使ってみた。 デジタルで撮ることに慣れきった私には、ファインダーが小さいことやピントが合わせられないこと、そしてどん…

はやさか
5年前
5
+6

写ルンです

はやさか
5年前
5
おしゃれとの距離感

おしゃれとの距離感

最近、洋服や靴などのいわゆる「服飾品」を買っていない。

ここのところ、いいなと思う洋服に出逢いにいくことや、こんな靴ほしいかもってリサーチすることから遠ざかっていた。

いつからだろう?
大きい区切りはコロナ禍になってから。
どんなにときめく洋服を買っても、それに見合うお出かけの予定が立たなかった。
結婚して、お財布が自分のものだけじゃなくなったことも大きい。共働きなんだから、2人で暮らしていく

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「東京百景」を読んで

「東京百景」を読んで

「シティガール未満」を読んで
田舎から上京した人間に対し、
並々ならぬ感情を持ってしまうことに気づいた私。

その感情をもう少し観察したくなったので、
ここのところは「田舎から上京した人間」によるエッセイを読み耽っている。

又吉直樹の「東京百景」を読んだ。
東京の街に紐づく著者の日記が百篇綴られている。
「シティガール未満」と全体構成は似ているが、
書く人によってここまで纏う雰囲気、受け取る感情

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タバコ吸いたい

タバコ吸いたい

って思う、ここんとこ。

喫煙者でも無いし、喫煙経験も無いので、
「概念としてのタバコ」を摂取したいだけ。

つまりは気持ちのリセットボタンがほしいんだな、
と思い至った。

最近朝から晩まで働いている。
「朝から晩まで」なのは
社会に出てからずっとそうだけど、
「朝から晩までフルマックスで」なので
なかなか堪えるものがある。

そしてフルマックス具合に比例して
ささいなミスがじわじわ増えていて

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ヨルシカ「前世」

ヨルシカ「前世」

友人がカラオケで歌っているのを聴いて、今更踏み入れたヨルシカ。去年いちばん聴いていたアーティストだと思う。
ラッキーなことにライブのチケットを入手できて、きっかけとなった友人と一緒に、ライブに行ってきた。

世界観が徹底されたそのライブは、一つの物語の朗読と楽曲で交互に紡がれ、進行していく。MCなどは一切挟まれない。
朗読も楽曲もほとんど全ての詞がスクリーンに表示され、観客は耳と目を通して、その文

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「シティガール未満」を読んで

「シティガール未満」を読んで

「読んだ本の感想をnoteに書いてみませんか?」
久方ぶりに編集ページを開いたら、飛び込んできた文字に心臓をギュッと掴まれる。
だって、そうしたくってnoteを開いたから。
良いなと思うエッセイに出会って、著者のnoteも読み切って、それでもまだ気持ちが収まらなくって、ここに辿り着きました。

「シティガール未満」(絶対に終電を逃さない女 著)

都内各地にまつわる著者の思い出を綴ったエッセイで、

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おともだち

おともだち

夏から秋にかけて
久しぶりの友達と会う機会が
ちょくちょくありました。

帰省したり。
異動したり。

会う友達によって
話題もちがっていたり
視点もちがっていたり
私の立ち位置もちがっていたり

いつもは使わない場所を
ぐるぐるフル回転させて
おしゃべりをしました。

すると、

ああすごい話合うな、
次から次へと話題が途切れないわって
いうこともあれば

えーと、次何話そうかな、
これはちょっ

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季節の香り

季節の香り

ちょっと寒い室内に
香ばしいコーヒーの香りが漂う。

ふっ、とわたしは違和感を覚える。
なんだろう、この感じ。会議は続いている。

その感覚をなぞるように辿ると
ああ、冬の空気だ、と合点がいった。

少し下がった気温に
暖かいコーヒーの香りが混ざって、
わたしはマフラーとコートに身を包み
外でだれかを待っている。

一瞬だけ冬の空気に包まれたみたいだ。

そして、
キュッと澄みきって
万物をそぎ落

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アサーティブ

アサーティブ

自分の機嫌を自分でとるのって
つくづく難しいなと思います。

特に恋人や家族といった
心を許しきった関係の相手。

自分が疲れているだけなのに
相手の言動にイライラしたり。

子どもじみてて、すごく嫌なんだけど
未だに抜けきらないです。

今日もやってしまった。
つい甘えてしまうみたい。

機嫌を悪くする前に
自分でストレスを自覚して、要因を見定めて。

それからちゃんと言葉にして相手に伝える。

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逆流

逆流

久しぶりに会う会社の先輩とご飯を食べました。

同じ会社と言えど、
全然違う業種なので
わたしの持つ目線とは角度が違っていたり
キャリアに対する考え方も違っていたり
良い刺激だなあと思って
おしゃべりしていました。

ただ、いちばん刺激的だったのは
「すっかり社会人になったね〜」って言われたこと。

先輩とは1年目の頃にお世話になったきりだったので、3年目の私はそう見えたのだなあと。

嬉しくもあ

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初秋の雑感

初秋の雑感

人間、疲れきってしまうと
思考がとてもシンプルになります。
という気がしています。

ちょっとした見栄とか、
変な義務感とか、
先々のどうしようもないこととか、
そういう心の外側を覆っているものたちが
剥がれていく感じですかね。

剥がれたら、
心の内を文字にしたくなったので
noteにやってきました。

正直、
更新への義務感から足が遠退き。
途中でやめてしまった後ろめたさから
さらに足が遠退き

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エクストラホワイト

エクストラホワイト

好きな人には敵わないなあ。

という言葉がふっと浮かんで消えていきました。具体的に、誰が、とか何が、とかはないけれど、満たされた気持ち。

好きでいて、好きでいてもらっていて、
考えを素直に口にできて、
発した言葉が無下にされることなく
撫でられたり、トスされたり、
同じくらいのペースで前に進んだり、
各々のペースをわかちあったり、

そういう人と出会えて、一緒に過ごせるんだから、なんだかんだ私の

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ロマン

ロマン

今日は一日デスクワーク。
たまに息抜きしないとやってらんない。と思って、久方ぶりに「ペイント」に手を伸ばす。何も考えずに幾何学模様みたいなものを描いて、毒々しい色をつける。今、後ろから覗かれたらやばいなあなんてニヤニヤしてたら、「ペイント3D」なるアイコンを発見。なんだろうと思って開くと、新たなキャンバスが。適当に描いて動かすと、すごい!立体になっている〜。
さっきの毒々しい模様を、3D人間のお洋

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ファインダー

ファインダー

先日、小学校の修学旅行振りに「写ルンです」を使ってみた。
デジタルで撮ることに慣れきった私には、ファインダーが小さいことやピントが合わせられないこと、そしてどんな写真が撮れているか全く分からないことに大変戸惑った。

ただ、その分からなさが楽しい。
ファインダーから見える景色は、覗いた私だけが独り占め。現像までは、どんな液晶にも、誰かの目にも映れない。ファインダーを覗く片目の私はまるでカメラにタ

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