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Apple TV+のオリジナル映画12
去年iPadを買ったらApple TV+の1年間無料体験がついてきてたんだけど、しばらく存在を忘れてて、残り2か月ほどになったとこで慌てていろいろ映画を観てみた! オリジナル作品の数はまだそれほど多くないものの、良作揃いなので、月額600円のサブスクで集中して観るのもよいかも。ドラマには手が回ってないし、ユアン・マクレガーとチャーリー・ブアマンのバイク旅シリーズにも惹かれたのに途中までで時間切れ。
もっとみる2021年のミュージカル映画7
今年後半になってからミュージカル映画がどさどさと公開されましたね〜。スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』は延期されちゃったけど。次から次へとアメリカ映画で、それぞれ役にぴったりの俳優が半端ない実力を披露していて…かの国のショービジネスの層の厚さに舌を巻く。
なかでも大活躍であっちでもこっちでも名前を見るのがリン=マニュエル・ミランダだ。原作・作詞・作曲・主演(舞台)の『イン・ザ・ハ
『短くて恐ろしいフィルの時代』:脳が、お脳が転げてく〜
熟れた柿のようなヴァーミリオン色に、紋章めいたかわいいイラストの表紙。
160ページの薄さで手のひらにすっぽり収まり、飾っておきたいおしゃれな雑貨のような本だ。
物語の冒頭はこんな。
うん、不思議の国を舞台にした荒唐無稽なおとぎ話なんだな〜。
…と思うよね。
まあそんな感じで始まり、ある日突然、小さな〈内ホーナー国〉がさらに縮んでしまい、内ホーナー人はたっぷり広々した〈外ホーナー国〉にはみ出て
丁寧語っていいなと実感してきた今日この頃
『アメリカン・ユートピア』は最高of最高な映画体験で、デイヴィッド・バーン率いるブロードウェイでの斬新なステージが、スパイク・リー監督によってライブの興奮そのままに真空保存されている。音楽とか共演アーティストたちとか舞台美術とかメッセージ性とかそういったメインの素晴らしさはもちろんなんだけど措いといて、ちょっといいな、珍しいなと印象に残ったのが、デイヴィッド・バーンのMCが字幕で丁寧語になっている
もっとみる『存在しない女たち』:“客観”や“常識”とされているものに潜むバイアス
男女格差の問題について、自分はそれなりに知っているつもりでいた。日本がジェンダー・ギャップ指数120位なのはよく騒がれているし、政治や経済などのエライ人たちが集まる場面が高齢男性だらけなのは見飽きた光景だし、男女の賃金格差や家事・育児分担割合がエグい状態なのは統計にはっきり出ているし、医学部入試の女子一律減点なども記憶に新しいし、選択的夫婦別姓制度もなかなか進展しない。でも課題は山積みとはいえ、可
もっとみる『平気でうそをつく人たち』:人間の悪の根源は怠惰とナルシシズムにある
先日、友人と雑談してたとき、政治や社会への文句大会になった。コロナ禍での諸問題はもちろん、それ以前からおかしなことばかり蔓延ってるし、世のなか理不尽だらけだ。怒りを感じることはいっぱいある。
しかし、友人が「ああいう輩を叩きつぶしてさえいれば」と言ったとき、「ん?」と違和感を覚えた。政治家の一派を指しての話だが、特定の悪い人間を排除したら素晴らしい世界がやってくるはず、という考え方に幻想を感じたか
1日と1週間と1カ月と1年のうち、もっとも長く感じるのはどれ?
20代、勤め人として仕事に忙殺されていたころ、同僚と雑談してて訊いた憶えがある。
「1日と1週間と1カ月と1年、いちばん長いのってどれ?」
そのとき同僚は、可哀想なものを見るような目つきで優しく教えてくれた。
「1年だよ?」
そうだけどもさ!!!
でも私は1カ月だと感じるのだ。
その問いを久しぶりに思い出し、今の自分にとってもやはり1カ月だな、と再確認した。
これ、共感してくれる方っていらっしゃる
何度観ても良すぎて昂る『インファナル・アフェア』三部作
『インファナル・アフェア』がとてつもなく面白い名作というのは周知のことと思っていたんだが、つい最近、友人の子供がマフィア映画好きというから薦めてみたら、友人自身も初めて観て感動してて、そっか〜1作目の日本公開は2003年だし、知らない人だっているよな〜と気づいた。
そして自分も久しぶりに観返してみた。
だいぶ忘れていたおかげもあり、かなり新鮮に楽しめた!
この、自分好みという事実はわかっているのに
ヘルシンキみやげのクロワッサン生地
ずっと前、仕事でフィンランドのヘルシンキに行ったとき、空き時間にスーパーマーケットをぶらぶらしていて見つけたのが、クロワッサン生地の缶詰だ。
説明書きはフィンランド語、スウェーデン語、デンマーク語のみだが、図によると生地を伸ばして丸めて焼け、と書いてあるっぽい。
おいしそうじゃんか!!と、料理好きな友達へのおみやげにもしようと思い、2つ購入した。
もろもろ終えて帰国し、荷物を解いたら、スーツケー
夏はエアコン24時間つけっぱなしのススメ
毎年7月に入った頃から、エアコン24時間つけっぱなし生活に入る。
つけっぱなしを終了するのは9月中頃だと思うから、だいたい2か月間だ。
最初に始めたのは2016年の夏で、当時はペットを飼っていたため、電気代が多少高くなったとしても命には換えられない、と踏み切った。
が、1か月後に請求がきた電気代は、拍子抜けするほどたいしたことなかった。
何より帰宅してすぐに涼しいのは快適で、熱帯夜の寝苦しさとも無