- 運営しているクリエイター
記事一覧
また生まれることも楽しみになる
しばらく東京を離れていたのだけど、その間に宮崎駿監督の最新映画「君たちはどう生きるのか?」を観た。賛否両論あり、いろんな解釈がなされているようで、解釈については熱心な映画ファンやジブリファンの方の考察がおもしろい。ミステリ作品を読んでいるような気持ちになる(笑)
私自身は「ああ、私もこういう成り立ちかたで世界を見てるところがあるな」と思いながらみていた。時間と夢と思想と愛情と罪悪感との混じり合い
「違うレイヤーに立って話をしている」ことが理解できれば、人間関係はもっとシンプルになるのではないだろうか?
さて、ちょっと時間が空いてしまったけれど、前回の続き
前回の記事の最後に「そんなわけで定期的なメンテナンスのひとつとして、かかりつけ医に血液検査をしてもらっているのだけど、それがね、コミュニケーションについて考えさせられるおもしろい人体実験になっている」と書いた。
そう、先生とのコミュニケーションの話を書きたかったのだ。ということは、前回の記事、読まなくても大丈夫な気がする、たぶん。(じゃ、書く
「わからない」という余白
私は編集時代、そして今の仕事を通して「この人が本当にいいたいことは何か?」とか「この話の本質とは何か?」とか、そういうことを考える機会が多いほうだと思う。
だけれども、わからないことのほうが圧倒的に多い。たぶん1日の中の大半を「わからないなぁ」と思って生きている。この「わからないなぁ」には「知識や情報が足りなくてわからない」こともあれば、自分とは考え方や受け止め方が違いすぎていて「わからないなぁ