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記事一覧
論文紹介 ウクライナで露呈したロシアの軍事的な弱点は何か?
ロシアのウクライナへの侵攻から3か月が過ぎ、ロシア軍がさまざまな軍事的失敗を重ねていることが明らかになっています。当初、ロシアはウクライナへ電撃的な侵攻を目指しましたが、予想をはるかに超えるウクライナ軍の組織的な抵抗によって、その計画は破綻しました。多くの研究者がそれぞれのアプローチでその理由を探っています。
北部戦線では首都のキーウ近郊の空港に降下した空挺部隊が、後方支援能力の限界で進撃できな
トッドとミアシャイマー
ここ一ヶ月ほどの間に、文春オンラインでウクライナ戦争に関わる注目すべきインタビュー記事が二つ掲載された。フランスのエマニュエル・トッドとアメリカのジョン・ミアシャイマーのインタビュー記事だ。
米露両国のプロパガンダにあおられた情緒的な言論があふれる中、二者は冷静な意見を述べている。
いわく、「戦争の原因はアメリカの戦略の帰結」ということだ。そこに都市伝説や陰謀論は存在しない。
国際
小泉悠『現代ロシアの軍事戦略』は預言の書
令和三年の五月、ハイブリッド戦争について調べていた流れで、小泉悠さんの『現代ロシアの軍事戦略』に出会った。ソ連健在な80年代から独ソ戦とロシアに興味のあった自分にはとても興味深い内容だった。(小泉さんは有名)
noteでもユーリ・イズムィコ名義でメルマガの一部を投稿されている
この本には現在進行しているウクライナ戦争のすべてが予見されていると言って良い。
また、ロシア軍が西側に比べて
アジア諸国・地域はネット言論の自由にコミットしていくのか?
ようやく・・・GW到来です。1ヶ月間皆さんお疲れ様でした。ここで小休止ですが、この1カ月でなんとか1年乗り切る手応えが得られましたでしょうか?何事も最初が肝心ですので、手応えがあれば、大丈夫です!
外部環境に目を転じると、マクロ経済の見通しは、不安定化していますし、サプライチェーンの分断の懸念は払しょくされていません。金融緩和が辞められないとみられて円安・輸入物価高は続き、円安が本来追い風となる
激戦地マリウポリからの人道回廊を通ろうとした避難民を容赦なく攻撃するロシア軍
恐ろしいことが続いています。
ロシア軍本部がウクライナ現地のロシア兵を統率できずに激戦地から避難する約束をした道「人道回廊」を通る避難民をロシア兵が攻撃しています。
これまで何度も停戦交渉を続け、停戦には至らなくても一般人の避難はさせてくれというウクライナ側と、表向き一般人に攻撃はしていないとするロシア側の思惑が一致し作られたのが人道回廊です。
ですがこれまで何度も裏切られてきたこの回廊。
おにぎりプロジェクト第15弾:ウクライナ支援東京編
この一年間に訪れお世話になった酒蔵の数々、その多くの当主の方々に集まって頂き、この日を迎えられることになった。朝の4時に集合し、そして設営。5時からの炊き出しを開始する。「炊き出しスタート予定より5分遅れてしまいましたねー」との成澤シェフが呟いた。そう今日は今までの炊き出しの規模の5倍以上となる160キロのお米を炊き出す。最初は2つからスタートした釜も今回は4台、一つあたり4キロのお米を投入する、
もっとみるマリーナ・オフシャンニコワ ドイツのメディアWELTの特派員になる
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ジャーナリストは、親政府のロシアのテレビでの彼女の反戦抗議で国際的な名声を得ました。
マリーナ・オフシャンニコワ(43)は、ウクライナとロシアを含むフリーランスの特派員として、アクセル・シュプリンガーのドイツのメディアブランドWELTについて直ちに報告します。彼女は新聞のために執筆するだけでなく、WELTニュースTVチャンネルの報道に定期的に貢献する予定です。彼はロシアのテレビでの彼
ウクライナを標的にしたサイバー攻撃を阻止 (2022/4/11、ニュースリリース)
※米国マイクロソフトからブログ更新のお知らせがニュースリリースで来ました!
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ウクライナを標的にしたサイバー攻撃を阻止
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※こちらは、米国時間4月7日に公開された“Disrupting cyberattacks targeting Ukraine”の抄訳を基に掲載しています。
< https://blogs.microsoft.com/on-the-issues/2022/
小泉悠 徹底分析「プーチンの軍事戦略」もっとも陰惨なシナリオとは?
文・小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター専任講師)
小泉氏
なぜロシアは苦戦を強いられているのかロシアは強大な軍事大国と認識されることが多いですが、実は、そうとばかりも言えません。ソ連崩壊後に凋落したロシアは、経済力や科学技術力はもちろん、核兵器を除くと軍事面でも、アメリカやNATOに大きく差をつけられてきました。
軍事情勢の報告書「ミリタリー・バランス」によると、2021年のロシアの軍