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存在理由とかいうやつ。
人によってそれは“在る”し、ひとによってそれは“無い”んだよ。
つまり目の前にいる私を相手が“無い”と思えば完全に存在を消すことが出来る。というよりそもそも存在すらしていない世界線に生きている。
逆も然り。
“存在”ってそんくらいあやふやなもん。
だから自分の存在理由なんて考えたところであんまり意味は無いんだよね。
ただ、思考することは楽しいし、自分が思考すること/存在に意味づけや肉付け
#EMONism 25
さんぽした
てくてくと
つきがきれいだな
ねこがかわいいな
さんぽした
とぼとぼと
ねこがついてきた
かげもついてきた
さんぽした
ゆらゆらり
たのしいな
きもちいな
よるのかぜ
さんぽした
さんぽした
まるいつき
こんばんは
またこんど
おやすみね
さようなら
またこんど
真夏の移動コーヒーショップの軒下で。
__茹だる暑さに車のエアコンが唸る。
男店主が営む移動コーヒーショップカーが今日もモールの片隅に開店している。そこへ丁度お客が来たのを私は車窓からなんとなく眺めていた。
一組の老夫婦はアイスコーヒーを2つ頼み、店の脇に店主が設置した木の長椅子にちょこんと座った。ちょうど店の軒が日陰になる場所だ。
老夫は受け取ったそれを額にあてたあと、少しすすっては空を見上げ損ね、目潰しを食らったような顔で暑そ
#EMONism 23
大切に思えば思うほどに近づいちゃいけない気がして、だけどそれは本当にそうなのか、どれがベストなのか、自分にもわからない。
でも、関わることで傷つけてしまうとしたら。、
私と出逢わなければ幸せだったかも知れないこころだったとしたら。、
だって、どうやったってどんなに頑張ったって傷つけ無い方法なんて無いんだから。
巻き戻される筈のない出来事を巻き戻された感覚に陥っては不安になって、全く違うのに
#EMONism 22
私の人生って統一感がないの。
だけど全て“私”で纏まってる。
統一感という言葉の概念を覆しながら、それでも統一感と呼ばざるをえない何かがある。
私の人生って統一感がないの。
だけど全て“私”に繋がってる。
#EMONism #心のtext_ile #photo #dragonfly #トンボ #clouds #sky #雲 #空
生と死はリアリティ・ソサエティ。
いつから生きること/死ぬことに影響を受けやすくなったのだろう。
こんなに脆くなったのだろうか。
思考する。これは、この状態は私の想像力が豊かになったからだろうか。確かに昔よりある種の方向性における想像力は年々培われているように思う(その分欠落しているものもある)。想像力は昔から人一倍あったのだ、これを正確に言うなら創造を含んだ想像力という位置づけになりそうだ。
そんな事をグダグダ考えているう
コインランドリーとぼくと、きみのうた。
機械音が反響する、きみが乱反射する。
きみの口もとから指先から紡がれるうたが
スマートフォンのスピーカーを抜け出し
生活に混じり合って
体に心に混じり合って
泣き虫なぼくと出逢う。
着古されたシャツ達が轟々唸りながら軽やかに舞い乾びてゆく時、ぼくの双眼は窓に流るる雨でぼやけた景色と、そこに混じり合うように映り込むぼくが合成される時間を焦点も合/逢わぬままぼんやりと眺めている。
暴れる蓋の上で。
もしも全てを吐き出す事が出来たなら、私はより私に近く変わる事が出来るのだろうか。そうではなくとも、見渡せる様になれるのだろうか。
私は背伸びをしてきただけなのかも知れない。
分かったふりをして、出来ているふりをして。
蓋をして、その上に乗って、大きくなったつもりでいただけなのかもしれない。
本当は立っているのも精一杯の不安定なその蓋の上で、マグマの様に暴れる事実に今にも倒れそうになりながら。