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書くのが好きな「書く中毒」。

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記事一覧

「「怒り」のマネジメント術」(安藤俊介、朝日新書)

アンガーマネジメントに関する「怒りのマネジメント術」を手に取った。 様々な手法があるが、著書も述べているように「走る」「歌う」「掃除する」のようにいくつか「効く…

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1日前

「世界一やせる走り方」(中野ジェームス修一、サンマーク出版)

「走る」と「やせる」の関係について気になっていたので「世界一やせる走り方」という気になる一冊を手に取った。 著書の中野さんはマラソンの選手でもランニングの専門家…

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1日前
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感動するコード進行。

清水ミチコさんが、感動するコードがC G Am Fの進行だと言っている。これは本当の話。 ある程度、定石的な進行はあると思うのだが、清水さんも言及しているように、ビート…

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2日前

朝刊の記事から考える。「日本のガソリン、G7最安」に思う。

朝刊の記事に「ガソリン、G7最安」という記事が掲載されている。 今回はこの記事を元に少し頭の体操をしてみたい。 記事の冒頭には「政府は4月末で終了予定だったガソリ…

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3日前

体重減量の記録(2024年5月9日更新)。万歩計のデータから考える。

昨年の5月19日以降継続している減量について更新したい。 ほぼ一年が経過したが、2024年5月5日時点で、その時に比べ最大15.8キロ減まで減量した。その経時変化をFig.1に示…

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4日前

朝刊の記事から考える。「飲料大手、緑茶刷新の春」とお茶戦線雑感。

「飲料大手緑茶刷新の春」という記事が出ている。 伊右衛門、綾鷹などのリニューアルの他、最近安価なプライベートブランドが増えているらしい。ただ、記事の冒頭に、サン…

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5日前
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朝刊の記事から。「逆境のESG」に思う。

逆境のESGという記事が掲載されている。 何事かと思ったが、内容はESGを巡るややこしさがコンパクトにまとまっていて、素朴に面白いと感じた。 興味深い動きが、記事の中…

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7日前

引用・「120kgから55kgになり人生が一変!体型、体調、メンタルまで整った-65kgダイエットの中身」

-65kgのダイエットに成功した女性のビフォーアフターの写真が凄い。メンタルが整って健康的になられたと言うのが何より。

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7日前
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清水ミチコ「スピッツ作曲法」。

清水ミチコのスピッツ作曲法が本当にスピッツっぽくて秀逸。 以上。

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8日前
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「必ず結果を出す人の伝える技術」(佐々木かをり、PHPビジネス新書)

経営者、佐々木かをり氏の「必ず結果を出す人の伝える技術」を再読してみた。2012年ショ初版。肩の力を抜いて読めるが、面白い。新書らしい新書。 多分本書を手に取った頃…

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10日前

"国際エネルギー機関(IEA)"改革はなされるのか。小考察。

杉山大志氏が興味深い記事を寄稿されている。 OPECがIEAを批判しているという記事を読んで少し考察したことがあった。 この際、IEAさんは解体していただいて大いに結構、…

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11日前

「1日9000歩で健康寿命延伸」に思う。

ネットのニュースで少し面白い記事がある。1日9000歩歩くと良いと言う記事がある。 個人差はあると思うが、一日1万歩は歩きたいところ。 以前、定期試験の前、部活の時間…

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12日前
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「無敵の筋トレ食」(岡田隆、ポプラ社)。

ボディビルダーの岡田隆さんの著作「無敵の筋トレ食」をパラパラ読んでいる。 そして、鶏ムネ肉をファミマに買いに行きたい衝動に駆られる(笑)。 あるいは、(近所にな…

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2週間前
3

太宰治「虚構の春」の前衛性。

短編が好きである。その原体験は太宰治の初期の短編群である。 中でも「二十世紀旗手」は全てが前衛的な恐るべき短編集である。 その中の「虚構の春」は何やら日記のよう…

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2週間前
3

朝刊の記事から。「著名人かたる投資詐欺」と「力道山の弟」(宮本輝、文春文庫)。

投資詐欺の話題が連日報道されている。 上記の記事に出てくる詐欺も驚くべき金額で、誰もが知っている著名人 をかたって、LINEに誘導するのがその主要な手口であるそうで…

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2週間前

朝刊の記事から考える。「悪意なき秘密漏洩に注意」。

「悪意なき機密漏洩に注意」という記事が掲載されている。 転職者が前の会社の情報を持ち出してトラブルになるケース、法的な 問題になるケースについて述べている。 世…

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3週間前
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「「怒り」のマネジメント術」(安藤俊介、朝日新書)

アンガーマネジメントに関する「怒りのマネジメント術」を手に取った。

様々な手法があるが、著書も述べているように「走る」「歌う」「掃除する」のようにいくつか「効く」方法を頭に入れておき、人間関係に支障をきたしかねない怒りという感情を上手くマネジメントするしかないと思う。

「EQ」という本では「情動のハイジャック」という言葉が使われていたと記憶している。まさに言い得て妙である。

アンガーマネジメ

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「世界一やせる走り方」(中野ジェームス修一、サンマーク出版)

「走る」と「やせる」の関係について気になっていたので「世界一やせる走り方」という気になる一冊を手に取った。

著書の中野さんはマラソンの選手でもランニングの専門家でもなく体づくりの専門家と「はじめに」で述べている。私自身、今は本格的に走っているわけではないので、どちらかというとやせるためのTips集として興味深く読んだ。

例えば「脂肪燃焼に適しているのは、「ゆっくり長く走る」という項目。それこそ

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感動するコード進行。

清水ミチコさんが、感動するコードがC G Am Fの進行だと言っている。これは本当の話。

ある程度、定石的な進行はあると思うのだが、清水さんも言及しているように、ビートルズのLet it beを始め、最近の曲でも結構使われており非常に汎用性が高い。

以上。

朝刊の記事から考える。「日本のガソリン、G7最安」に思う。

朝刊の記事に「ガソリン、G7最安」という記事が掲載されている。

今回はこの記事を元に少し頭の体操をしてみたい。

記事の冒頭には「政府は4月末で終了予定だったガソリン補助金について
7度目の延長を実施した。」と言うところから始まる。

そして、「電気やガスの補助金は5月末で切れ、ガソリン補助金は
政府が進める脱炭素政策にも逆行する。」

いつもの事だが、この「脱炭素」という単語が出てくると、どう

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体重減量の記録(2024年5月9日更新)。万歩計のデータから考える。

昨年の5月19日以降継続している減量について更新したい。

ほぼ一年が経過したが、2024年5月5日時点で、その時に比べ最大15.8キロ減まで減量した。その経時変化をFig.1に示す。

今回は2月20日から導入した万歩計で計測した歩数を元に、もう少しデータを分析したい。(以下様々な前提を置いているが一旦ここでは割愛する。)

Fig.2で2024年2月20日を基準に一日当たりの歩数と累積歩数の経

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朝刊の記事から考える。「飲料大手、緑茶刷新の春」とお茶戦線雑感。

「飲料大手緑茶刷新の春」という記事が出ている。

伊右衛門、綾鷹などのリニューアルの他、最近安価なプライベートブランドが増えているらしい。ただ、記事の冒頭に、サントリーの部長さんの発言で「過去最低の状況。」と不穏な書き出しから始まっている。

個人的には、最近暑くなってきたので自販機を利用する事が多い。

個人的には濃い味のする綾鷹を購入していたが、いつの間にか自販機のメ
ニューから消えていた。記

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朝刊の記事から。「逆境のESG」に思う。

逆境のESGという記事が掲載されている。

何事かと思ったが、内容はESGを巡るややこしさがコンパクトにまとまっていて、素朴に面白いと感じた。

興味深い動きが、記事の中にも言及されている「反ESG法」の存在である。同様に、エクソンモービルが環境団体に訴訟を起こしているという点も大きな論点となるだろう。

飛躍したことを書いて恐縮だが、エネルギー問題は社会の様々な側面を映し出すプリズムのようなもの

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引用・「120kgから55kgになり人生が一変!体型、体調、メンタルまで整った-65kgダイエットの中身」

-65kgのダイエットに成功した女性のビフォーアフターの写真が凄い。メンタルが整って健康的になられたと言うのが何より。

清水ミチコ「スピッツ作曲法」。

清水ミチコのスピッツ作曲法が本当にスピッツっぽくて秀逸。

以上。

「必ず結果を出す人の伝える技術」(佐々木かをり、PHPビジネス新書)

経営者、佐々木かをり氏の「必ず結果を出す人の伝える技術」を再読してみた。2012年ショ初版。肩の力を抜いて読めるが、面白い。新書らしい新書。

多分本書を手に取った頃を思うと、個人的には人前でどうプレゼンするかを考えていた時期と重なる。永遠のテーマではある。

「使ってはいけない言葉22」と言う箇所はとてもうなづきながら読めた。自分が言うのも然りだが、自分が聞き手に回っているときも確かにあまり使っ

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"国際エネルギー機関(IEA)"改革はなされるのか。小考察。

杉山大志氏が興味深い記事を寄稿されている。

OPECがIEAを批判しているという記事を読んで少し考察したことがあった。

この際、IEAさんは解体していただいて大いに結構、というのが偽らざる感想である。

冒頭の杉山さんの記事の中で紹介されているレポート、

"Energy Information Has Never Mattered More-So It's Time to Reform th

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「1日9000歩で健康寿命延伸」に思う。

ネットのニュースで少し面白い記事がある。1日9000歩歩くと良いと言う記事がある。

個人差はあると思うが、一日1万歩は歩きたいところ。

以前、定期試験の前、部活の時間が無くなると明らかに体が鈍っていたのを最近思いだした。思えば、あの状態がずっと続くのがいわゆる運動不足かもしれない。

1日2万歩だと平日は支障が出そうだが、それでも、もしそれができるだけの時間と体力があれば、リバウンドなどどこ吹

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「無敵の筋トレ食」(岡田隆、ポプラ社)。

ボディビルダーの岡田隆さんの著作「無敵の筋トレ食」をパラパラ読んでいる。

そして、鶏ムネ肉をファミマに買いに行きたい衝動に駆られる(笑)。

あるいは、(近所にないが)岡田さんの勧めるやよい軒や大戸屋にも少し行きたくなる。

さすがに筆者はボディビルダーを志した事はないが、それでも食事の重要性は近年、痛感しているのと、本書がエッセイのように読みやすいので、「肩の力を抜いて読めるトレーニング・健康

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太宰治「虚構の春」の前衛性。

短編が好きである。その原体験は太宰治の初期の短編群である。

中でも「二十世紀旗手」は全てが前衛的な恐るべき短編集である。

その中の「虚構の春」は何やら日記のような手紙のような、奥野健男氏の巻末の解説の言葉を借りれば実に風変わりな作品である。改めて読むと、発表された昭和12年頃の市井の人々の生活が今読むと非常に興味深い。

例えば以下のような下り。

「会社に入って1ヶ月半、君は肉体が良いから、

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朝刊の記事から。「著名人かたる投資詐欺」と「力道山の弟」(宮本輝、文春文庫)。

投資詐欺の話題が連日報道されている。

上記の記事に出てくる詐欺も驚くべき金額で、誰もが知っている著名人
をかたって、LINEに誘導するのがその主要な手口であるそうである。

宮本輝の小説に「力道山の弟」という小説がある。
「小説新潮1989年3月掲載」で、「真夏の犬」(文春文庫)所収である。

ある冬の日、当時スターであった力道山の弟を名乗る香具師の男が群衆の前で、「力道粉末」という粉薬を売って

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朝刊の記事から考える。「悪意なき秘密漏洩に注意」。

「悪意なき機密漏洩に注意」という記事が掲載されている。

転職者が前の会社の情報を持ち出してトラブルになるケース、法的な
問題になるケースについて述べている。

世間で大きく取り上げられたのは記事にもある「かっぱ寿司」の営業情報
持ち出しの事件である。

確かに以前よりははるかに転職が容易になった。「終身雇用崩壊」のような
聞き飽きたような言葉も多いし、少し前にキーワードとなった「ジョブ型雇用」論

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