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大洗迷宮案内 大洗文学全集 第4巻
始発の鹿島臨海鉄道に乗り大洗駅で降り立ち、快晴の五月の空のまぶしく降り注ぐ朝日を受けながら久しぶりに訪れた町を、ともすれば小走りでもしたくなる気持ちをぐっと抑えて、一歩一歩確かめるように歩いておりますと、
「おはようございます!」
大抵散歩をしている方々に声をかけてもらえます。老若男女の別なく、みなさん快活にとても自然な口調で、
「お、おはようございますッ」
つられてこちらも、かろうじて挙動
ダメージコントロール社案内 ―社史編
スーパーヒーロー達が助けを求める時、彼らはそこに電話する……
絶大な力を持つ者同士がぶつかり合った後の瓦礫を、いったい誰がどれくらいで片づけているんだろう?
アメコミに限らず、マンガ、アニメ、特撮、ゲームと、ヒーローや敵役たちは何もない荒野で戦ってくれたらいいんですが、あいにく大抵バトルシーンは町中と相場が決まっています。そうなれば超人ぶりを誇示するための演出目的で、建造物やインフラ設備
伊藤尋也『土下座奉行』
すっかり更新の間が空いてしまいましてすいません。それはそれといたしまして、
祝! 伊藤尋也先生第12回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞受賞!
Twitterでもお世話になっている伊藤尋也先生が、『土下座奉行』(小学館時代小説文庫、2023)にて文学賞を受賞されました。
今回はそのお祝いも兼ねまして受賞作の紹介を。
土下座。明治に刊行された日本初の近代的国語辞典『言海』に
大洗文学全集 第3巻
折角上京したのだから!
というわけで、ゴールデンウイークに関東に行った際、大洗町にも立ち寄ってきました。
前日は東京泊まりでしたので朝4時起きで乗り継ぎ乗り継いで鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の大洗駅に到着したのが8時。
空は雲一つない快晴。これだけでも来た甲斐があるってもんです。
車内で寝れるだけ寝たおかげで、早起きでしたが気分は爽快。方々をてくてく歩いて見てまわりました。
普段海と縁遠