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私録

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私のこと。ただひたすら、清々しいほどに私のこと。
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耳をすませばの10年後を作品化するなんて考えられない人の話

耳をすませばの10年後を作品化するなんて考えられない人の話

※当たり前だけど一個人の見解ですので悪しからず。

初めて耳をすませば映画化のニュースを見た時にまず嫌悪感を抱いて、それが10年後のストーリーだと知った時には絶望した。

まず前提として、私はジブリ作品の耳をすませばが昔からすごく好きです。原作の漫画は読んだことありません。私にとって、あの映画のストーリーがすべてで、あの内容に十分すぎるほど感動しているから。
何でこんなに好きなんだろう?と最近考え

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戦隊レンジャーの横に立った母の思い出。

戦隊レンジャーの横に立った母の思い出。

こどもの頃よく行ってたジャスコが気付いたらイオンになっていた。近くにもっと大きいイオンモールができたので、旧ジャスコには行かなくなった。行かなくなって20年以上が経ち、勝手にもう無くなったもんだと思っていたんだけど、近くを通ったらびっくりするくらいボロイ外観のイオンがその場所にあった。看板が変わっただけで、他は何もいじらなかったんだな、とその時知った。
ちょうどご飯でも食べたいタイミングだったので

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初めての一人暮らしと、綺麗なお隣のお姉さんと私。

初めての一人暮らしと、綺麗なお隣のお姉さんと私。

正確には、初めて借りた部屋は高円寺の悪夢のルームシェアになるんですが…。

初めて“ひとりで”借りた部屋は、墨田区のワンルームでした。

築20年くらいだったかなあ。一番上の階に大家さんが住んでいて、その一つ下の階だったので実質最上階ですよ、と不動産屋さんには言われた。家賃は確か75,000円くらい。オートロック付き・駅徒歩1分の角部屋。最初は電車の音が気になって眠れなかったけど、すぐに慣れた。

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【イベントレポート】note酒場の、外酒場。(週報_2018_12_09)

【イベントレポート】note酒場の、外酒場。(週報_2018_12_09)

私が会場の最寄り駅に到着したのは18:06のことだった。
note酒場の午後の部に参加するため、私は外苑前駅にいた。
午前の部に参加されたフォロワーさんが行き方を文字に起こしてくれていたので、駅から2分程で会場である伊藤忠ガーデンらしき場所には辿り着いた。

おそらく、ここの、敷地内。
日が落ちて木々がライトアップされ、表情は変わっているものの、案内図で見た通りの小洒落た空間が目の前に広がっていた

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君の耳と鼻の形を知らない私

あけましておめでとうございます。

今年の目標とかのほうがnoteっぽいんだと思うんですが、それよりもこれです。まずはこれを読んでいただきたい。

半月ほど前にY子ちゃんから「投稿する前に念のために載せるのやめてほしい話がないかどうか読んでみて」と言われて下書きを読ませてもらい、私からはいくつかの誤字を指摘し、気づいたら私の誕生日に投稿されていた。そういうところだよね…下書きは読ませておいていつア

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note酒場で私が手に入れたもの

note酒場で私が手に入れたもの

note酒場からの帰り道に呟いたこの言葉は、私の本心です。でもこれがすべてじゃない。少し経って、まるで風邪をひいていたかのような興奮がおさまったので(風邪は本当にひいていた)、改めて私が「note酒場で手に入れたもの」について書きます。

普段の私、大学時代の私を知らない方が文章だけで見たら「???」ってなるかもしれません。実際にご挨拶させていただいた方々にも「なんだこいつ失礼な奴だな」って思われ

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JRAよりちょっと先にUMAJOを名乗っていた頃の話。

JRAよりちょっと先にUMAJOを名乗っていた頃の話。

JRAがUMAJOという言葉を使い始めたのはいつだったかな、と思ってちょっと調べてみた。

JRA内でのプロジェクト始動が2012年、本格的にUMAJOスポットなどが競馬場内に実際に出来たのは2015年のようです。

私が初めて万馬券を当てたのは2010年の有馬記念でした。

それはビギナーズラックとしか言いようがないもので、“トゥザグローリー”という名前がかっこよかったから、人気の高いブエナとピ

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二度と戻らぬあの日あの場所。

二度と戻らぬあの日あの場所。

静かで、どこかでこどものはしゃぐ声が聞こえて、東京とは思えないような緑と、青い空が広がる場所だった。

私は、その場所が好きだったけど、地味に遠くてなかなかは行けず、というか行こうという意思決定が出来ず、そうしているうちに、改修工事が始まっていて、私にとって二度と戻らぬ場所になってしまった。

何故なら、今東京五輪に向けて改修工事をしていて、一般人は入れなくなってしまったから。そこで行われる競技が

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家族が生まれてまた減っていくということ。

家族が生まれてまた減っていくということ。

私の実家、というか母は、毎年四コマ漫画の年賀状(喪中であれば寒中見舞い)を出している。両親が結婚してから毎年。今年31枚目が送られた。

1988年のものから今年のものまで、全て1枚ずつ保管されているのだけど、31年分の歳月を、四コマにすると5分もかからずに見終えることができる。
内容は大したことじゃない。母のモットーが「みんなに“あるある!”って笑ってもらえる四コマじゃないと意味がない」という感

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2018の目標振り返り。

2018の目標振り返り。

note始めて1年が経ってました。ふわふわしたまま1年使っちゃった。ずっと日記みたいな使い方しかできてないけど、これからも恐らく日記みたいな使い方していきます!

去年の1月の投稿振り返ってたら、今年の目標を書いてた。

本日は誰も気にならないであろう、「目標どれくらい達成できたかな?」について書きます。

1. 着付けを習い、来年のお正月は自分で着物を着る。
まったくできず。祖母に着付けしてもら

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チャットモンチーの完結は青春の終わり

チャットモンチーの完結は青春の終わり

高校生くらいの頃、周りの女子にチャットモンチーファンが多かった。だからつられて私も聴いた。
でも当時少なくともJ-POPのメインストリームにガールズバンドはいなかったから、感度高い子というか、ちょっとおしゃれな子が好きになる音楽って感じがして私は“好き”って言ったことはなかった。
それ故自分からCDを買ったりしたことはなく友達から借りただけだし、好きな曲以外は聴かなかったし、学生時代が過ぎていつし

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エモいという言葉に10年ぶりに出逢った話。

エモいという言葉に10年ぶりに出逢った話。

先日Twitterで、慶應のミスコンの人が「エモい、で済ますな」的なツイートをしていた(半分炎上していたのかもしれない)。

それで思ったのは、エモいは別にナウい言葉じゃないのに!ってこと。

私が高校生の頃、留学していたその国に突然"emo"という概念が降り立った。ように感じた。他の英語圏の国はいつ頃だったのか知らんけど、多分同時期くらいなんじゃないかな。
その流行りがどう始まったのかというのも

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バレエやったことはないけど初恋はSk8er boi。

バレエやったことはないけど初恋はSk8er boi。

基本的に恋愛体質なので(だったので?)、物心ついてから好きな人がいないっていう時期はほとんどなかった。
いつからか身分をわきまえるようになって、イケメンすぎるとか人気者とか、手が届かなそうな人は好きにならず、なんかまあ付き合えるかも、みたいな人を好きになるようになっていったけど、その初恋当時まだ中学生だった私は、もう一目見たときにその人を好きになった。

Kくんは私より二つ年上で、留学していたその

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デジタルネイティブを名乗ることへの違和感と自覚。

デジタルネイティブを名乗ることへの違和感と自覚。

デジタルネイティブって、今の10代くらいのこというのかと思ってたけど1980年前前後の生まれ以降を指すらしい。思ってたより幅広い。

正直、私たちより歳上でもデジタルネイティブなんだ、って思わないことはない。なんていうかあの、ダイアルアップ回線のピーガガガガって音を聞いてやっとインターネットに繋がる感じが…デジタルネイティブの響きと凄まじいギャップがあるように感じる。まあ確かにデジタルなんだけど…

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