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【詞】Fluffy Pigeon

Fluffy Pigeon

甘い思いは浮かんで消えてゆく
キリリキラキラ空気 icy
せり上がってくポーズをキメてから
つららつらつら吐息 I see

熱気孕んだ天井裏
火照るハートな holy hottie
踊れハードにハトの舞い
Yes, let's start up!

Hahaha ハナから知らんぷりして
憂い眼に many many sought me out
ラスまで fluffy fluffy pigeon
Say so yo 清楚にして

祝福を受ける拍手に身を溶かす
更に呪いに身を焦がす
ひどい姿にひどい傷(イタ)み
さぁ微笑んで

まんまと化かしたプログラム
ペリペリ落ちるヴェールを
跳ね除けたこの静寂(しじま)
翅(はね)のカラー交差してゆく

熱気満たした天井裏
火照るハートな holy hottie
謳えハードにハトの歌
Yes, let's start again!

Hahaha ハナから知らんぷりして
憂い眼に many many sought me out
ラスまで fluffy fluffy pigeon
Say so yo 清楚にして

祝福を受ける拍手に身を溶かす
更に呪いに身を焦がす
ひどい姿にひどい傷(イタ)み
さぁ微笑んで

思い描いたストーリー

演目「白鳥の湖」の開演前、ふわふわのハトが天井裏劇場を突如ジャックする。その見劣りする姿に戸惑いと憂いを隠せない観客。ハトはそのことを知ってて知らないふりをしながら最後まで虚構の「白鳥の湖」を演じる。予想外のハトの実力を目の当たりにして、次第に翅の色は本物の白鳥のように映り、場は異様な盛り上がり方をしていく。しかしながら終わってみれば、やはりどこにでもいるハトがそこにいるだけだった。「あぁひどい姿だ、嗤ってくれ……」ハトは拍手のあと、嘲笑を煽る。果たして化かされているのは観客だけだろうか?

意図

みすぼらしい見た目と持っている能力のギャップというか、その落差が大きいほど人が受ける意外性とインパクトは大きくなります。そういう良い意味での裏切り、サプライズっていいじゃないですか。あからさま過ぎずあざとさを与えない、ヤラセと分かっても笑って許せるラインの演出は個人的に大好物です。

「ためになるわ」と感じて頂ければサポートを頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。