日々おにぎり/ゆこ(おにぎり作家)

在宅ワークの合間に食べるお昼ごはんとして作りはじめた“毎日おにぎり”。料理が苦手でも時…

日々おにぎり/ゆこ(おにぎり作家)

在宅ワークの合間に食べるお昼ごはんとして作りはじめた“毎日おにぎり”。料理が苦手でも時短で作れる、愛情と遊びごころが詰まったおにぎりレシピをご紹介しています。2022年11月11日書籍『毎日おにぎり365日』(自由国民社)刊行。SNS ▶ @hibi_onigiri

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vol.11 はじまりの風景 【朝から幸せになれる ほうれん草とウインナーのおにぎり】

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2023年の「人気おにぎり」まとめ

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おにぎりアドベントカレンダー|12月

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“毎日おにぎり”アレンジレシピ4日分

ほぼ毎日、おにぎりを握っています。 おにぎりを握ることは、生活を整えること。 “ていねいな生活”がなかなか叶えられないわたしですが、手軽なおにぎりなら少し近づけ…

毎日のおにぎり作りに欠かせないもの

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料理家・笠原なつみさんとの朝活イベントをします! 【8.14オンライン無料開催】

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ドヤ顔やきめし 〜食材2つでやけにおいしい実家の味〜

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ほぼ毎日おにぎりを握る 【4年目の考察】

6月18日は「おにぎりの日」。 日本最古の“おにぎりの化石”が出土した石川県の旧鹿西町(ろくせいまち)にちなんだ「6月」と、米という字に“十”と“八”が含まれている…

平日5日間の“おにぎり”アレンジ

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とある1週間の「おにぎり日記」2023.4.24-4.30

4/24(月)後悔のふりかけおにぎり送り出すときは笑顔で。何度もそう決意したはずなのに。 今朝は娘と険悪なまま別れてしまった。 寝起きがイマイチだった娘と、少しの余…

おにぎり大量生産! おかわりが止まらなくなるごはんのお供3選

初夏のここちよい時期。休日のお出かけなど、日常と少し距離を置いて過ごす時間はリフレッシュになりますよね。 そして非日常といえば、お子さんがいるご家庭の様相も、平…

おもわず手が伸びる!【彩りおにぎりの握り方ご紹介】

おもわず手が伸びる!【彩りおにぎりの握り方ご紹介】

ほぼ毎日のようにおにぎりを握っていると、せっかくなら食べて美味しいだけじゃなくて、“見た目でも楽しめる一品にしたい”という気持ちが強くなってきます。

ラップに包んだままひょいっと持参するおにぎり弁当にしても、夜食に用意しておくおにぎりにしても、目に入ったときに「わ、美味しそう!」となりたくて。見た目のときめきも、おにぎりの美味しさを構成する要因のひとつになりますしね。

そこで今回は、毎日違う種

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山菜をまえに、撃沈 【料理嫌いが食を学ぶ】vol.2

山菜をまえに、撃沈 【料理嫌いが食を学ぶ】vol.2

料理嫌いが「食」を学ぼうと飛び込んだ『フードスタディーズ』の世界。

▶︎前回の記事はコチラ

しょっぱなから無理ゲー?先が思いやられました……。

4月中旬から講座がスタートし、この日がその初日だったんです。

第1回目のレッスンテーマは「旬の食材について考える」。調理実習の食材として取り上げられたのが、山菜でした。

山菜。
山菜、、です。

きっと料理がお好きな方なら“おいしいよねー”とか、

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料理嫌いが「食」を学ぶことにした

料理嫌いが「食」を学ぶことにした

おにぎり作家を名乗っておいてなんだけど、料理があまり得意ではありません。いや、むしろ苦手です。コンプレックスです。

夕飯の準備が憂鬱

レパートリーが増えない

自分の料理に飽きた

主婦歴14年のうちに何万回思ったかしれません。

料理が苦手なおにぎり作家そんなわたしが2020年、思い立って「毎日おにぎりを握ること」をはじめました。

きっかけは在宅ワークの合間に食べるごはんを少しでも充実させ

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vol.12 「書く」を休んでみた 【レシピ未満の焼きおにぎりアレンジ】

vol.12 「書く」を休んでみた 【レシピ未満の焼きおにぎりアレンジ】

書けない。

時間がない、ネタがない、気分がのらない、正解がわからない。
頭の中にポンポンと理由を浮かべてみては、全部“いいわけだ……”と針をさしてしぼめていく。

「書けないのは、書かないからではないだろうか?」

そんな当たり前のような解答に、本当はもうずっと前から気づいていたのだと思います。気づいていたけど、ただその事実の前に呆然としてしまう自分がいました。

とにかく書けない

ごめんなさ

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vol.11 はじまりの風景 【朝から幸せになれる ほうれん草とウインナーのおにぎり】

vol.11 はじまりの風景 【朝から幸せになれる ほうれん草とウインナーのおにぎり】

「今朝は、何番手だろう」
はやる気持ちを抱えながら、早朝に車を走らせました。

流れる景色に映るのは、仄暗いなか荷台に仕事道具を積み込む人や、ダウンジャケットに顎まですっぽり包まれながら犬の散歩をしている人。この時間帯を外で過ごしている人数は多くない。勝手に仲間意識もちはじめた頃、雲がピンク色に染まりはじめる。

去年の暮れから年明けにかけて、朝活を復活させました。

もともと朝は得意なほう。しん

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2023年の「人気おにぎり」まとめ

2023年の「人気おにぎり」まとめ

ほぼ毎日おにぎりを握っています。
毎年そう言っていますが、2023年もしかり。

そんな日々のおにぎりアレンジは、InstagramとX(旧Twitter)をメインに発信しています。

そこでこの記事では、2023年ご紹介したおにぎりのなかで、もっとも人気が高かったアレンジをまとめてみました。

【Instagram】保存数ランキングInstagramでは、おにぎりのアレンジ方法を材料から仕上がり

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おにぎりアドベントカレンダー|12月

おにぎりアドベントカレンダー|12月

今年はアドベントカレンダーを手に入れたくて、いろいろなショップをのぞきました。

1日1個の楽しみをクリスマスの日まで重ねていけるなんて、想像するだけでワクワク感が増してくる。

惹かれたのは、紅茶やチョコレート、コスメ、オーナメントなどのアドベントカレンダー。どれもこれも魅力的なんですよね。

それで結局なにを購入したかと言いますと、……買えてません。ひとつも。

ひとつも買えてない!

こうい

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“毎日おにぎり”アレンジレシピ4日分

“毎日おにぎり”アレンジレシピ4日分

ほぼ毎日、おにぎりを握っています。

おにぎりを握ることは、生活を整えること。
“ていねいな生活”がなかなか叶えられないわたしですが、手軽なおにぎりなら少し近づけるような気がしています。

仕事や家のことでバタバタしたり、気持ちが落ち着かなかったり、うっかり日々の渦に呑み込まれそうになるときこそ、無心になって両手にごはんを包み込む。

たった3分。手間はかけなくてもよいです。

自分のため(誰かの

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毎日のおにぎり作りに欠かせないもの

毎日のおにぎり作りに欠かせないもの

[この記事はクレハさんとのタイアップ企画に関する内容です]

どんな風に握っている?おにぎりを握る際に使うツールについて、質問される機会は多い。

素手で?
おにぎりメーカーで?
もしくはアルミホイルやクッキングシートで?

今はいろいろな便利グッズがありますし、作る人の好みや、食べる人の希望も関係するのかなと思います。どんな方法も間違いではありません。その人らしいおにぎりが作れるアイテムを使うの

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料理家・笠原なつみさんとの朝活イベントをします!  【8.14オンライン無料開催】

料理家・笠原なつみさんとの朝活イベントをします! 【8.14オンライン無料開催】

noteで笠原なつみさんの存在を知ってから、ずっとお会いしてみたいなぁと思っていました。

同時期にnote×アイスムの「#わたしのイチオシレシピ」で受賞したり、出版の準備を進めていたり、Instagramのライブでお話されていた内容に激しく共感したりと、勝手にご縁を感じていたんです。

そんななつみさんから「お会いしませんか〜?」とお誘いいただき、あれよあれよと大阪に集合することが決定。先日、念

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ドヤ顔やきめし 〜食材2つでやけにおいしい実家の味〜

ドヤ顔やきめし 〜食材2つでやけにおいしい実家の味〜

もしや、わたしのおにぎり作りの原点はここなのかもしれない。

#このレシピが好き 」というお題をみたときに、ふと思い出した実家の味。家にある材料で作れて、手間も時間もほとんどいらない。だけど食べるとほっとする黄金のごはん。

食材も工程も至極シンプルなので、インプットは超手軽です。そしてアウトプットもあっけないほど簡単です。

今日は、そんな思い出のレシピを再現してみたいと思います。



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ほぼ毎日おにぎりを握る 【4年目の考察】

ほぼ毎日おにぎりを握る 【4年目の考察】

6月18日は「おにぎりの日」。

日本最古の“おにぎりの化石”が出土した石川県の旧鹿西町(ろくせいまち)にちなんだ「6月」と、米という字に“十”と“八”が含まれていることから米食の日とされている「18日」が合わさって制定されたのだとか。

わたし自身は、SNSでおにぎりの投稿をはじめてから3年が経ちました。

せっかくなのでこの機会に、ほぼ毎日おにぎりを握ってきて感じたおにぎりの魅力についてまとめ

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平日5日間の“おにぎり”アレンジ

平日5日間の“おにぎり”アレンジ

ほぼ毎日、自分のお昼ごはん用におにぎりを握りはじめて3年が経過しました。

せっかくだからと毎日違う種類のおにぎりを握っているうち、気がつけばオリジナルレシピは約500個に。

おにぎりのアレンジって楽しい!
お昼ごはんや朝ごはん、おやつや夜食が充実します。

そんなわたしのおにぎりな日常を、その日握ったおにぎりメニューとともにご紹介したいと思います。

手間も時間もなるべくかけない。
だけど満足

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とある1週間の「おにぎり日記」2023.5.1-5.7

とある1週間の「おにぎり日記」2023.5.1-5.7

5/1(月)枝豆ととろろ昆布のおにぎり「あぁ、もう。お昼ごはんパスしちゃおうかな…。」
連休前に終わらせておきたい仕事が重なって、つい食事をおざなりにしそうになりました。

いーや、でも。
思いとどまった自分をいったん褒める。

そして作るのは、フライパンも包丁も使わない、ラクチンおにぎりです。

冷凍庫の枝豆を解凍して、とろろ昆布は気分に合わせた量を軽くほぐす。加えてアジシオをぱらり。目をつぶっ

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とある1週間の「おにぎり日記」2023.4.24-4.30

とある1週間の「おにぎり日記」2023.4.24-4.30

4/24(月)後悔のふりかけおにぎり送り出すときは笑顔で。何度もそう決意したはずなのに。

今朝は娘と険悪なまま別れてしまった。
寝起きがイマイチだった娘と、少しの余裕が足りなかったわたし。

後悔で心がチクチクする朝は、自分の器の狭さに情けなくなります。

娘が自分で作ったふりかけおにぎり。
2個あったうちの、残された1個。

ひとりきりになった部屋で、ちょっぴり切ない朝ごはんでした。

4/2

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おにぎり大量生産! おかわりが止まらなくなるごはんのお供3選

おにぎり大量生産! おかわりが止まらなくなるごはんのお供3選

初夏のここちよい時期。休日のお出かけなど、日常と少し距離を置いて過ごす時間はリフレッシュになりますよね。

そして非日常といえば、お子さんがいるご家庭の様相も、平日と休日とでは違ったものになるのでは?いつもは園や学校で昼間家にいない子どもたちがいる光景。休日はうれしいけど、終わったらホッとするというお母さん、きっとわたしだけじゃないはず。

なにしろ気がかりなのは、ごはん問題です。

そこで今回は

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