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#ライフスタイル
社会に必要とされる恋と、わたしたちが死んだ後の世界
「しをりちゃんとなら、結婚できるよ」
それを聞いて、特に狼狽えることもなくわたしはケーキを食べ進めた。これは別に「恋」ではないと思うけれど、そういう「恋」があってもなんらおかしくはないと思う。
水族館にだって行ける、喫茶店で珈琲を一緒に飲んだりできる。たまの休日を使って温泉に浸かったり、高いお土産を無理して買って後悔したりできる。仕事終わり、最寄り駅で待ち合わせをして、スーパーで買い物をして帰
毎日更新200日目の朝。それは純粋に抱きしめることの出来ない、魘された舞台。
『それだけ毎日更新しているのだから、それくらいフォロワーやスキがつくのは当たり前だよね。』
そんな声を勝手に想像した。
だったらやってみろと、わたしは心の中で声を荒げる。
涙だって削れるのだ。
わたしは誰と戦っているのだろうか。
夢の中だった。
わたしは魘されていた。
午前4時。
わたしは暑くもないのに額は汗でいっぱいだった。間違いなくそれは"悪い夢"だった。そしてなによりわたしはnote
わたしは"本気"が怖いけれど それでも本気で書いている人の近くにいきたい
見たくなかった。
「すごいな…」と。
そう溢すしかなかったわたしは同時に何かを落としてしまう。
「やってられないや。」
わたしはまた暗い部屋に蹲る。
大して座ることのない、わたしの家には黒いソファがある。そのソファの端が白くカビていた。わたしはそのカビを手で直接撫でる。そしてわたしはそれを撫でたことを忘れてまた自分の目を擦るのである。
撫でられたかった。
無機質ではない、その身体が欲しかっ
"いじめ"を美談で昇華させてはいけない。思い出すべき記憶が、今日も熟れている
加害者だった、いつだって。
下らない青春の味と、幾度となく訪れた約束の道。焦げ臭い退屈の音色が、わたしの目を刺激している。代わり映えしない通学路に群がるうちの一匹であるわたしは、屈託のない笑顔を日々貼り付けていた。
10年程前。
学校に行けばわたしには友人がいた。
決してそれが多すぎることはなかったけれど、そのお陰で胸を張って校舎を歩くことが出来た。先生にも程々に好かれ、恋人だっていた。参加し
出産も育児もしたことのない自分と 使われることのないキッチンが宣う
火を消す。
最初から付いていなかった。
掴めそうなほど濃い煙が、
わたしの前を今日も泳いでいる。
見えないところが黒くなる。
わたしの肺の色はどうなっているか。
キッチンはやけに綺麗だった。
毎日何十本と煙草を吸う。
お気に入りのヴィヴィアンのZippo
金属音に酔うわたしはお酒が弱い。
いつもひとりで何が悪いのか。
別にわたしはそこまで人生を煮ていない。
どちらかと言えば水にさっと通しただけだ
"書いていてもつまらない"ということが割とよく訪れる。だってわたし、全然無敵じゃない
吐き気がする。
喉の奥に他人の腕を入れられているみたいだ。でもそれを自分で抜き取ることが出来なくて。この吐き気も幻想なのかなと、またわたしは塞ぎ込んでしまいそうだ。
言葉は好き。
上手くはないし、正解も知らないけれど。
それでもわたしには大切にしたい行為だった。
書くのは好き。
上手くはないし、正解も知らないけれど。
それでもわたしには大切にしたい行為だった。
noteを書くためにパソコンを
神頼みは無意味だけれど なりたい姿を紙に書く それは薬味になる
こうなったらいいなって。
願っちゃうの。だって無力だから。
自力で登るのは疲れてしまうもの。
わたし、努力が嫌いなんじゃなくて努力出来ない自分が嫌いだったみたい。だから書くの。こうなりたいよわたしって。でも願ってしまったら、もしそれが叶ったとして。それ自分だけの取り分に出来ないよ。神様に頑張った分取られちゃうの。だから無意味なの。
わたしたち、自分のなりたい姿は誰にも言ってはいけないのかもしれな
弱いから言葉が好きな人間をやっているわけではない
不甲斐ない。
別にわたし、強くなろうと思ったことがない。
でもそれって自分が弱いことの言い訳をしているだけかもしれない。
「わたし頑張っていないから。」
と、そんな台詞は試験前日の愚か者と同列だ。ただそんな人に「そうですか。」と伝え、調子を取るのが大人の役目だったりもするのだろう。
弱くて嫌になっちゃうな。
社会に出ると周りの人間は皆強い。
当たり前のような顔をして職場に向かう。
満員電車に揺
ねえ 本当に人は生きているだけで偉いの?と突っ掛かるわたしは もう少し美味しいごはんが必要なのかもしれない
誰でもよかった。
すれ違いざまに誰かに刺されるのではないかと気が気でない毎日だ。なんとなく悪いことが起きるような気がしてしまう。わたしにとっての毎日はいつしか幸せを求めるのではなく、不幸せをなんとかして遠ざけることしか出来なくなっていたのだ。
好きな仕事が出来るのか。恋人が出来るのか。別にそれだけが幸せなわけではないけれど。弱くなれば弱くなるほど、わかりやすい幸せに縋りたくなるものだろう。
「
「もう無理だ」と思えているうちは大丈夫だよとか そんなことを言う君にわたしの死体は運ばせない
もう何度呟いただろう。
駄目かもしれないと。
でもわたしって元から駄目だったんじゃないか。別に成功体験も大してないくせに、わたしは少しだけどうにかなるかと思っていたのだ。夕方、仕事の帰り道 子供たちとすれ違う。
戻りたいとは思う。けれど戻るのって面倒だったりもする。戻ったからといって、今の居場所が変わるとは思わない。きっと戻れたことに甘えて、またこの場所にすら戻ってこれなくなってしまうかもしれな