記事一覧
Jeanloup Sieff|ジャンルー・シーフ
写真集について書くマガジン、2冊目はジャンルー・シーフ。
シーフのことを書くのは難しい。
パリ生まれ(両親ポーランド人)、若い頃はマグナムフォト、ヴォーグやハーパーズ バザーなどのファッションフォトフラファーを経て、フランスに戻り個人的な作品制作へ 作品はオープンエディション、モノクロームに広角レンズ、女性のヌード、ファッション、風景を数多く撮影など
彼の作品を知ろうと思えば、40年間の作品
X-S20|トラベルカメラ(旅編)
X-S20特集、第三弾「旅編」
先日の金沢旅に"トラベルカメラ"ことX-S20を持参しました。
レンズはXC 15-45mm F3.5-5.6のみ。
いい写真を撮ろう!ではなく、旅の中で見かけた光景を残したい、そんな思いで撮影した「X-S20と旅した旅の記録」をご覧ください。
X-S20と旅した記録こうして旅を振り返ると「写真に残してよかったな」と感じるシーンばかり。
最初にも書いたように、
10年前に書いたX100Sのファインダー機構について
本日、X100Ⅵが発表になりましたね。
初代X100から数えて6代目、13年掛けていろいろと進化してきましたが、写真を撮るという点に関しては、X100のファインダーこそ他の機種にはない魅力だと思います。
そして、10年ほど前にそれについて触れた記事があったなということで、今は閉鎖しているブログから文章を持ってきました。
あらためて読むと、我ながら素通しファインダーが好きなんだなと分かりますね。
X-S20|トラベルカメラ(撮影編)
こんにちは、キートンです。
さて、前回富士フイルムのX-S20というカメラについて書きました。
「小さくて軽いのに、全部入ってるカメラ」ということで、購入の経緯やどんなところが魅力的なのかを、私なりにまとめてみました。
ただ、カメラというのは使ってみてなんぼ、写してみてなんぼ、なので、今回は実際に私が撮影した写真とともに、X-S20を使った感想を書きたいと思います。
(2回でお送りするつもり
X-S20|トラベルカメラ(説明編)
小さくて軽いのに、全部入っているカメラ、FUJIFILM X-S20。
※今回は説明編、次回は撮影編となります。
買った経緯2023年5月にXsummitバンコクで発表されたX-S20、最初に見た時はエントリーモデルだし、動画やVlogに特化したイメージだったので自分向きじゃないなと感じた。
しかし、発売前にデモ機を触らせていただく機会があり、これは良いかも!と速攻予約を入れ初期ロットを確保
Leica M10モノクローム再検証
こんにちは、キートンです。
先日の記事で、M10-DとM10-Mの比較について触れました。
今回はその続き。
前回、私にとってのM10-Mの魅力は、「高いディテール表現」と「極めて高い感度特性」という話をしました。
また記事の中で「通常の撮影においてはM10-Mの画像とM10-Dのモノクロ化画像では大きな差は感じない」というような意味合いのことを書きました。
正直、自分でそう書いておきながら、
【隠しプラン】Zoom One basic Plus
こんにちは、キートンです。
朝からちょっと悲しい出来事があったので、それを記事に。
オンライン会議のZOOMについて、写真と直接関係ないのですが、まさかこんな隠しプランがあるとは知らなかったので、情報共有のためにもここに記載しておきます。
ZOOMの有料会員引き留め策!?今年1月、オンラインの打ち合わせが多かったので、1ヶ月だけZOOMの有料会員になっていました。
無事、繁忙期が終わったので無料
Luigi Ghirri|ルイジ・ギッリ
写真集について書くマガジン、作りました。
所有しているものを中心に、写真集を取り上げていきます。
ルイジ・ギッリ(1943-1992)という写真家がいた。
写真をやっている人との会話でもあまり上がってこないけれど、最初にギッリを取り上げたいと思う。
ルイジ・ギッリはイタリアの写真家でカラー写真界のパイオニアとも呼ばれるほどの巨匠。
けれど、フランス・イギリス・アメリカ・ドイツ・日本がメインス
蜻蛉|HELIAR classic 50mmF1.5
「よしなしごとを」を書くこのマガジン。
いま、ポートフォリサイトをリニューアルするため、過去の写真を見返してる。
その中で、ふっとこの写真に目が止まった。
他とは印象の異なる、この写真が持つ雰囲気が好きだ。
写っているのは10ten10tan10さん(どう読むんだ!?)。
それまでも何度か大勢の中で会ったことはあるけど、ちゃんと話したのはこの日が初めてで、写真を撮るよりもお茶してた時間の方が
Rollei Heads
以前、ローライフレックス3.5Fを使っていた時に情報収集し当時のブログに載せていたものになります。
2024年現在もいまだ二眼レフを使う方がいるようなので、 誰かの役に立てばと思い、当時のまとめた記録をここにストックしておきます。
[ シリアルナンバー model/type分類 ]1958-60年 2.200.000 - 2.219.999 Rolleiflex 3.5F model 1/ Ro
光を求めて。/X-Pro3
印象的な光は、作品にドラマチックな力を与える。
だから、屋外で撮影予定があると、数日前から天気予報と睨めっこになる。
何度か行ったことがある場所でも、季節により光の差し込みが異なるし、新たにビルが建ち影になってしまった、なんてことはよくある話。
久々に大阪の中津周辺で撮影することになり、しかも2時間だけという制約があったので、事前に散歩がてら街を歩いた。
スナップをしながら、光を読む。
果た
コンデジひとつで/富士フィルムX100F
2023年9月東京にて、友人のkanakoさん撮影
X100シリーズは一番付き合いの長いカメラ、X100S発売当初からもう10年以上使っている。
夏の昼下がり、屋内でモノクロームで撮ると決めていたが、それ以上の具体的なことは決めず、お互いの近況を話しつつ、シャッターを切っていく。
X100Fは、シャッターの音がほとんどしない。
人物を撮る時は、電子シャッター音をオンにし、リズムが取れるように
【Leica】M10-Mはモノクロームの夢を見るか?
先日、X(旧Twitter)にてこんな投稿をした。
これは多分、ほとんど誰にもわからない「問い」。
私も同じ立場だったら当てる自信がない、というか当てようがないのでは?と思う。
では、この投稿の問いの目的は何だったのか、それを書いてみたいと思う。
(一応、最後にどっちがM10モノクロームなのか正解を書いておきますね)
◾️そもそもM10モノクロームとは何なのか?先日、Leica M10 Mon
フィルムライクとがんもどき
マガジン「よしなしごとを」では、とりとめない、日記のような雑感を書きます。
最近、"フィルムライク"という言葉を何回か耳にし、頭のかたすみに残っていた。
もちろん、その言葉はずっと前からあったし、フィルムシミュレーションなど似たような意味の言葉もいくつかある。
フィルムライク、なんとなくわかる。
デジタル画像に、粒子、フェード、色調変化などを施す。
場合によっては、オールドレンズで解像度を落と