政治家の仕事は『決断』と『やりくり』である
兵庫県明石市の泉市長、東京都知事の小池知事。この2人は独自の子ども支援を掲げ決断し実行。特に今回の小池知事の動きを見て感じた人も多いと思うが、要は政治家が『決断』すればできることなのだということに尽きる。岸田総理はその『決断』を『検討』という言葉に掏り替え、濁しているにすぎない。
自民党の政務調査会長である萩生田さんが債務償還費から防衛費増額に充てようと必死に試みている。債務償還費は今年度、約16兆円程ある。これは別に使わないものだからこれを防衛費の財源にしようとしているのである。
私自身もこの債務償還費のことは述べていたし、あと外貨準備で140兆円ぐらいある。これに関しては岸田総理は為替介入の安定のために確保する必要があると言っていたが、普通の先進国は外貨準備は保有していない。こんなのいらないのだ。
この外貨準備を使えば消費税だって数年は無税にできるぐらいである。やりようは幾らでもあるのにそれをやらない。財務省と闘わずに、財務省の言うことばかり聞く無能な政治家なのである。
今回の小池知事の動きで国民は『やればできるじゃん。政治家はすごい』と思った人もいるかもしれないが、そもそも政治家の仕事は『決断』と『やりくり』なのである。別に凄いことではなく『普通』のことである。これができなければ政治家の失格と言ってもいいぐらいだ。
先程、債務償還費について話たが、そもそもこれも萩生田さんがやるのではなく、岸田総理が率先して取り組まないといけないこと。トップがあまりにも無能だから、仕方なく部下が必死に『やりくり』に奔走しているのだ。
小池知事は国が検討する『異次元の少子化対策』に先行して、子どもへの給付金支給や保育料無償化拡充などの子育て支援策を打ち出した理由は、『国が遅いだけ』と述べている。
岸田総理は債務償還費や外貨準備にも手を出さず、国債発行も検討しない。財務省を突っぱねて財源を捻出しようとしないのだ。
そうなると自然的に選択肢はなくなる。そして結果は『消費税増税』という言葉が出る始末である。
さぁいつもの合言葉であるが、Twitterで声を上げていこう。SNSで政権を崩壊させることだって可能だ。Twitterで発信することを癖付けること。せっかくイーロンマスクが公平な議論ができるデジタル空間を作ってくれているのだ。使わない手はない。
世の中の事象に興味を持ち、自分達が望む世界に少しでも近づけていこう。
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