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なげせん

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李香蘭の記事を見て思い出したこと

(投げ銭記事)

先日、朝日新聞かなんかの有料記事だったんだけど、李香蘭の話が載っていて、祖母から彼女についての話はよく聞いていたものだから、見られる範囲まで読んだりした。

1920年生まれの祖母。1920年生まれの李香蘭、こと山口淑子さん。
同い年の二人は北京で交流があったという。

中国人のテイで芸能活動していた李香蘭、中国人のテイで軍隊に入っている弟がいた祖母。
当人たちがもう亡くなってい

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おにいちゃん

エヴァンゲリオンが話題になっているこの夏である。
「シン・エヴァンゲリオン」劇場版公開がアナウンスされ、アニメ『シンカリオン』とのコラボ、などなど。
アニメの初回放送が1995年だからもう20年以上前にスタートした作品ということになるが、
文字通りの“新世紀”になり、物語の舞台だった近未来よりも先の時代を生きてしまっている2018年の我々である。
そして“エヴァ人気”はいまだ高いままだ。

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「ごきげんよう」といって彼女たちは消えた

(投げ銭記事)

地元駅で女子中学生二人が手をつないで電車に飛び込む、というショッキングなニュースがあった。

そこだけ読んで、私は「センチメンタル・アマレット・ポジティブ」という戯曲のことを思い出していた。およそ25年ほど前に書かれたもので、およそ23年ほど前に、私たちはその脚本で何公演か行った。高校生の頃だ。

戯曲の内容はググっていただけばだいたいわかるのだが、女の子を好きな女の子、先生と不

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非正規育休話・その後

非正規でも産休育休がとれるように育児介護休業法改正のためChange.orgで署名やってますというお話
https://note.mu/kikka303/n/nef4adafabf6b

この話、後日談をそういえば書いてなかったので。

マタハラNetさんのニュース紹介のところにいろいろまとまってるんですけども
http://www.mataharanet.org/search/label/%E

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あとがき20160120|マミー・トラックの憂鬱

SMAPで日本列島大騒ぎの中すみませんが、今日も原稿の告知をさせてくださいませ!

マミー・トラックの憂鬱
http://mamapicks.jp/archives/52193766.html

ここ5年くらいモヤってたものをどばーっと出してみました。

ちょうど先日でしたか、『稼いでるほうがえらい風潮をやめよう』ってブログを見て、ブログが言及している元記事は「収入の比率で育児分担を決めよう」みた

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あとがき20160119

・タイムラインで追う「発表会」 ――子の成長の可視化
http://mamapicks.jp/archives/52191885.html

長男の生活発表会が年末にありまして。
彼らは、生きてきた中で今年初めて劇に挑戦!ということで、元演劇部が余計なおせっかいをしてきましたの巻。

役者さんとか、子どもの学芸会の練習とかつい付き合ったりしないものですかね……。

文中触れてる中学の演劇部顧問は「

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あとがき20151202(2)

※前回( https://note.mu/kikka303/n/n7863fde5a498 )からの続き
 
どんなお産も素晴らしいお産 ――赤子が地球を救う
http://mamapicks.jp/archives/52190508.html
 
さて↑文中、私が『子ども嫌いからの出産』ということを書いているのですが、2人産んでいることとそれが矛盾するかなあと思って、どっかで説明したかったのはあ

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あとがき20151202(1)

どんなお産も素晴らしいお産 ――赤子が地球を救う
http://mamapicks.jp/archives/52190508.html
 
TBSで放送中の『コウノドリ』にからめて、帝王切開は悪なのか?VBACをなぜ私はしなかったのか、というあたりについてつらつら。
 
出産って、結果がすべてなので『私らしいお産』とか『自然なお産』とかそんなモンは最終的にはどうでもいいことで、児が無事に出てくる、

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Paris brûle-t-il?

私がパリにいったのはおよそ22年前、17歳のころでした。
高校ではフランス語専攻だったので、授業を休んでの旅行にも学校は寛容でした(まあ、学校がちょっとアレだからな!)

学年にフランス語専攻はそんなに多くありませんでした。
最終的に2年次には3人。うち1人は幽霊部員のようになっており、私がノートを都度コピーしては渡していました。

そもそもは、フランス語専攻の相方である女子の、親御さんの会社の社

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ちいさな恋のほにゃらら(3)

紙飛行機が飛んできた。

それはかわいらしい便箋で折られたものだった。

どっかでみたことあるなあ、この紙……私のだ!
え!なんで!

ランドセルを見る。ふたが開いている。

「うわあああああああ!」

私はその紙飛行機を急いで回収すると丸めてランドセルに入れ、走って帰った。
振り返りざまに、笑っている同級生たちが見えた。

おそらくだが、私はいじめられていたのだろう。小学校のときである。

原因

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ちいさな恋のほにゃらら(2)

3歳から習っていた英語は、小学校入学のタイミングで家の近くにあるスクールに転入した。
移動距離を考えて親が負担になったのだろう。

いま、長男の英会話スクールを選ぶにあたり、さんざん悩んで一番家から近いところを選んだので、当時の親の気持ちは、少しだけわかるようになってきた。

転入したスクールでは、大人のクラスに入れられた。
もともと通っていたスクールはネイティヴによるオールイングリッシュで、私の

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ちいさな恋のほにゃらら(1)

もうすぐ5歳になる長男には、好きな女の子が7人いるのだという。

先日“7人め”ができた場に居合わせたのだが、そのメンバーたちには共通項があるような、ないような。
しいて言えば、長男をかまってくれる女子たちなのであろう。

その“ラブメイト”のなかに必ず私を混ぜてくれるやさしい子であるが、それもいつまで続くのだろうか。
小学校入学が見えてきた今、男児が男子になっていく姿に立ち会おうとしている。

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あとがきいろいろ20151002

ひと月6本原稿書いてたら、ついに夫から先生と呼ばれ始めました。
本業はパートのおばちゃんです。こんにちは。

最近のからさかのぼってピックアップなど。

・「認可園」ならいいのか? ひさびさに保活をしてみてひとまずの総括http://mamapicks.jp/archives/52186387.html

10月になって保活関係ざわざわしてきたのでドロップしてみました。
公立認可保育園と私立の認可

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前略、乳児病棟より

諸事情あって、生まれて3ヶ月たたない次男が入院しております。
本人は元気で、なんで入院してんだ?って感じではあるのですが、2ヶ月児の38度超える発熱は即入院になるということは覚えておくといいかもしれません。

尿路感染症という、ようは膀胱に大腸菌が入って悪さしてるので、尿が逆流しやすいのかどうか検査する作業が今回の入院。

生まれてすぐも調子いい方じゃなかったから、丈夫に産めなくてなんかごめんね、

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