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金融・投資レポート ’22.4.10
今週は米長期金利の上昇や、決算を意識しての利益確定売りが進みハイテク・グロース銘柄を中心に売られる展開となりました。
為替はドル高、ドルインデックスは20年5月以来の100をマーク、ウクライナにおけるロシア軍の大量虐殺を巡り各国が追加経済制裁を決定したことで特にユーロが弱く、3/31から7営業日続落を記録しました。ドル円は日米金利差が引き続き意識され一段高の124円まで上昇しました。
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金融・投資レポート ’22.4.3
今週は月末期末も影響し、世界的に先週の上げをやや調整する動きとなりました。中国市場はロックダウンの織り込みと財新製造業PMIがコロナショック後初の50割れを記録したことによる中国当局の追加景気対策期待からやや反発となりました。
一方インド・ブラジルなどの新興国は引き続き堅調に推移、資源国であるオーストラリア市場も底打ちを確認する動きとなりました。米主要三指数はまちまち、米長期金利が2.4%を行き
金融・投資レポート ’22.3.20
今週はFRBがFOMCが年末までに1.75%を目標とした利上げ見通しを示したことで不透明感が払しょく、米国3指数を中心に全体的に堅調に推移しました。
中国はロックダウンやハイテク株を中心としたADR(米国預託証券)の上場廃止懸念が上値を重くしていましたが、上記に加え中国の劉鶴副首相が第一四半期に景気浮揚策を講じる方針を示し、不動産開発業者に対しても強力な措置を講じると表明したことが好感され、本土
金融・投資レポート ’22.3.13
今週は引き続きウクライナ情勢主導、ロシアがウクライナ国内核施設へ追撃したことで核脅威がさらに高まり、DAX指数は一時20年9月ぶりの安値を記録するもその後反発となりました。
一方 中国市場は大幅安、米証券取引委員会が中国企業5社に対し会計規則の遵守が守れない場合は上場廃止の可能性を示唆したことで、アリババやバイドゥなどのADR(米国預託証券)の上場廃止懸念が再燃、ハイテク銘柄が特に売られました。
金融・投資レポート ’22.3.6
今週は引き続き地政学リスクに右往左往しました。週前半はウクライナとロシアの停戦が期待されたものの、ロシアがウクライナのザポロジェ原発に攻撃を開始し火災が発生とのニュースから売りが加速、週を通じては全体的に売られる展開となりました。
独DAXは10%安、経済制裁によるロシアの信用収縮が嫌気されシンガポール・英といった金融セクターの多い市場も強く売られました。対して資源産出国であるオーストラリア・ブラ