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フランス退屈日記♯4: ボン・ボヤージュ
#4 、今回はフランスはあまり関係ない。今回休みの達人であるフランス人に倣って2週間のバカンス(休暇)を取った。最初にオーストリア、次にチェコとポーランド。なぜこ…
シェリー
日々の悔しさを丸く収めようと呑み込んだ俺。
どんどん、どんどん、心に降り積もった。
それに気づいた頃にはもう泣いていた。
悔しい。
どうしようもなく、無力を自覚する。
だがそれでも、それでいて尚、
俺は真実へと歩いていきたいと思うよ。
剥き出しに弱い俺。
理想はある。甘えはいらない。
この毒を抱え込んだこの身体のまま。
『なに本気になってんの?』って言われたのをずっと覚えてる。
確かあれは小学4年生の12月だった。その時期はちょうど学校の持久走大会の練習期間で、僕は張り切っていた。
2時間目と3時間目の間にあるフリータイム(長めの休み時間)に僕は校庭で一生懸命走って練習していた。3年生のときはあまり結果が振るわなかった持久走大会で勝ちたかったのだ。
フリータイムの間に校庭を何周もし、汗だくのまま下駄箱に向かった。下駄箱の前まできたそのとき、汗だくで息の上がった僕に同級