英国ゆるっとシニア

国際結婚から国際離婚、シングルマザーや大腸がん闘病も経たUK生活は30年あまり。現在ギ…

英国ゆるっとシニア

国際結婚から国際離婚、シングルマザーや大腸がん闘病も経たUK生活は30年あまり。現在ギリシャ人パートナーと共にゆるっと過ごす、シニアライフを綴ります。日本でも英国でもシニア世代の共通項=健康・趣味・旅行・福祉・家族・やがて終活もひっくるめて、一度きりの人生を謳歌しなくちゃね♪

記事一覧

ハロウィンの定番キャラ!吸血鬼ドラキュラゆかりの地・ウィットビー廃墟へ

そろそろ今年も、ハロウィンが近付いてきましたね。 元々はアイルランドの一部で伝承された風習が移民とともに海を渡り、アメリカで広まったハロウィン。今ではイギリスに…

英国オックスフォード「ランドルフ・ホテル」で素敵ティータイム!

イギリス旅行時は、首都ロンドンを拠点にする人が多いと思います。でもロンドン市街だけじゃなく、色んな所に行ってみたいですよね! 日帰りで行ける街や観光地は沢山あり…

エリザベス女王ご崩御と、ダイアナ妃25周忌

【この記事は別ブログ「ロンパラ!London パラダイス」に掲載したものを、一部修正・加筆したものです。】 すでに日本でも報道されていますが、去る9月8日にエリザベス女…

エーゲ海の潮風に吹かれて、海鮮ランチ!アテネから日帰りでサラミナ島へ

地中海とイオニア海に面したギリシャには、6000近くの島があります。有名なものでは観光・リゾートに大人気のサントリーニ島、ミロのヴィーナスが発掘されたミロス島、ミノ…

ロンドンの至宝「ウォレス・コレクション」は行かなきゃ損!

イギリスを観光する利点の1つは、「国立の美術館や博物館はほとんどが入場無料(特別展は有料の場合あり)」という事でしょう。 たとえばロンドン市内の代表格をザックリ…

女王陛下の目覚ましは、175年つづく伝統の方法で!

おはようございます!今週と来週はヨークシャーの娘の家にいるので、今朝はここの飼い猫にノシノシ乗っかられて起床しました。笑 さて皆さんは、普段どんな目覚ましで起き…

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ギリシャ版の居酒屋ウーゼリー、アテネ市内のお勧め店!

ウーゼリー(Ouzeri)というのは、ギリシャ独特のお酒ウーゾを飲みながら小皿料理をつつく店っていう意味。 ちなみに、こちらがウーゾです。色んな銘柄があって、これは「…

女王陛下のプラチナジュビリーに沸いた英国・うちのご近所は?

エリザベス2世女王の在位70年を祝う祭典、プラチナジュビリー。その様子は世界各国で報道されたので、ニュースなどでご覧になった人が多いと思います。 バッキンガム宮殿…

ピーターラビット・ファン必見!V&A美術館のビアトリクス・ポター回顧展

今年はピーターラビットの絵本が初出版されてから120年。そこでピーター生誕120周年と銘打って、日本でも各種イベントが企画されていますよね♪ そこで私も、ロンドンのヴ…

ギリシャ観光おすすめスポット②トロイ遺跡を発掘したシュリーマンの家

5月上旬から3週間ほど、ギリシャ人パートナーの帰省に同行(便乗?)してアテネに来ています。 最初の数日間は日中19℃くらいで、5月のアテネにしては涼しい方かな?とい…

ロンドンを一望する絶景ホテル!「シャングリラ・アット・ザ・シャード」

来月は久しぶりに、イギリス国外へ行く予定です。とは言ってもギリシャ出身パートナーの帰省に付き合って、彼の実家があるアテネに滞在するだけですけどね! 帰省のお供だ…

ピーターラビット生誕120年・作者ビアトリクス・ポターの家ヒルトップへ!

青い上着を着たイタズラっ子の子ウサギ、ピーターを主人公とした絵本が初めて出版されたのは1902年。今年は彼の生誕120年ということで英国内はもちろん、日本など海外でも…

英国リヴァプール ビートルズの足跡を追うバスツアー体験記

昨日テレビでニュースを見ていたら、見覚えのある家の前庭が映りました。「あっ、あそこは!」とすぐに思い出したのが、ポール・マッカートニーが少年~青年時代に住んでい…

バッハが永眠するトーマス教会(ドイツ・ライプツィヒ)

今日は3月31日・・・めっちゃ卑近なニュース(?)で恐縮ながら、私の誕生日なんです。今まで還暦だったから還暦プラスワン=61歳ですよ♪ ところで、よく「誕生日が同じ…

ビアトリクス・ポターが初めて湖水地方で滞在した館、レイキャッスル

今も世界中で愛されている、ピーターラビットの絵本シリーズ。1902年に出版されてから120周年を迎え、日本でもイベントが催されていますよね! その作者ビアトリクス・ポ…

ロンドン・パディントン駅、熊のパディントンに会えるスポットは?

1854年開業のパディントン駅・ざっくり歴史ヴィクトリア時代最盛期に建てられたパディントン駅は、今もロンドン屈指のターミナル駅。 英国の後期産業革命を牽引した技師イ…

ハロウィンの定番キャラ!吸血鬼ドラキュラゆかりの地・ウィットビー廃墟へ

ハロウィンの定番キャラ!吸血鬼ドラキュラゆかりの地・ウィットビー廃墟へ

そろそろ今年も、ハロウィンが近付いてきましたね。

元々はアイルランドの一部で伝承された風習が移民とともに海を渡り、アメリカで広まったハロウィン。今ではイギリスにも逆輸入され、ここ20年ほどは大きな季節イベントとなっています。

さてハロウィンと言えば、幽霊や魔法使いや化け物に扮した仮装がお約束。ドラキュラやフランケンシュタインなど、イギリス生まれの定番キャラも人気ですよね。

そこで今回は、ドラ

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英国オックスフォード「ランドルフ・ホテル」で素敵ティータイム!

英国オックスフォード「ランドルフ・ホテル」で素敵ティータイム!

イギリス旅行時は、首都ロンドンを拠点にする人が多いと思います。でもロンドン市街だけじゃなく、色んな所に行ってみたいですよね!

日帰りで行ける街や観光地は沢山ありますが、その1つとして人気なのがオックスフォード。名門大学の各カレッジなど由緒ある街並みは言うまでもなく、近年ではハリポタの聖地としても有名です。

そんなオックスフォード散策中には、ティータイムやランチもちょっと優雅に過ごしたいもの。そ

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エリザベス女王ご崩御と、ダイアナ妃25周忌

エリザベス女王ご崩御と、ダイアナ妃25周忌

【この記事は別ブログ「ロンパラ!London パラダイス」に掲載したものを、一部修正・加筆したものです。】

すでに日本でも報道されていますが、去る9月8日にエリザベス女王が亡くなりました。

73年間もの伴侶だったフィリップ王配を昨年、見送った女王。今年は在位70周年を祝すプラチナジュビリー式典に一部とはいえ出席し、自身の名を冠した新しい地下鉄エリザベス線のオープニングセレモニーを執り行い・・・

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エーゲ海の潮風に吹かれて、海鮮ランチ!アテネから日帰りでサラミナ島へ

エーゲ海の潮風に吹かれて、海鮮ランチ!アテネから日帰りでサラミナ島へ

地中海とイオニア海に面したギリシャには、6000近くの島があります。有名なものでは観光・リゾートに大人気のサントリーニ島、ミロのヴィーナスが発掘されたミロス島、ミノス文明発祥かつギリシャ最大の島クレタ島などなど。

そこで私たちも前回アテネ滞在中、日帰り出来る島に行ってみました!それが今回ご案内する、サラミナ島(サラミス島)です。

アテネのピレウス港から1時間ごとに往復する連絡船に乗れば、ものの

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ロンドンの至宝「ウォレス・コレクション」は行かなきゃ損!

ロンドンの至宝「ウォレス・コレクション」は行かなきゃ損!

イギリスを観光する利点の1つは、「国立の美術館や博物館はほとんどが入場無料(特別展は有料の場合あり)」という事でしょう。

たとえばロンドン市内の代表格をザックリ挙げただけでも大英博物館、ナショナルギャラリー、テート美術館、テートモダン美術館、ヴィクトリア&アルバート美術館、大英自然史博物館、デザイン・ミュージアム・・・もう、これだけでも1日1館ずつ行ったら1週間!しかも、他にもまだあります。笑

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女王陛下の目覚ましは、175年つづく伝統の方法で!

女王陛下の目覚ましは、175年つづく伝統の方法で!

おはようございます!今週と来週はヨークシャーの娘の家にいるので、今朝はここの飼い猫にノシノシ乗っかられて起床しました。笑

さて皆さんは、普段どんな目覚ましで起きていますか?

スマホのアラーム、オーソドックスに目覚まし時計、タイマーをセットしたラジオやTV、それとも家族に起こしてもらう・・・などが一般的ですよね。

でも、さすがと言うかやっぱりと言うか、女王陛下ともなるとそんな庶民的な目覚まし手

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ギリシャ版の居酒屋ウーゼリー、アテネ市内のお勧め店!

ギリシャ版の居酒屋ウーゼリー、アテネ市内のお勧め店!

ウーゼリー(Ouzeri)というのは、ギリシャ独特のお酒ウーゾを飲みながら小皿料理をつつく店っていう意味。

ちなみに、こちらがウーゾです。色んな銘柄があって、これは「バルパヤニ」というブランド。英語ならばアンクル・ジョンに相当する名前で親しみやすい♪

基本ウーゾはブドウや干しブドウのブランデーをベースにしたリキュール。アニスの香りが独特でちょっと甘いから飲みやすいけど、アルコール度は40度以上

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女王陛下のプラチナジュビリーに沸いた英国・うちのご近所は?

女王陛下のプラチナジュビリーに沸いた英国・うちのご近所は?

エリザベス2世女王の在位70年を祝う祭典、プラチナジュビリー。その様子は世界各国で報道されたので、ニュースなどでご覧になった人が多いと思います。

バッキンガム宮殿前で繰り広げられたパレードやコンサート、セントポール大寺院で執り行われた荘厳な式典など、まさに国を挙げての大イベント。

そうした絢爛豪華な催し物のほとんどは首都ロンドンで繰り広げられましたが、実は大小の地方自治体でもそれぞれ祝賀ムード

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ピーターラビット・ファン必見!V&A美術館のビアトリクス・ポター回顧展

ピーターラビット・ファン必見!V&A美術館のビアトリクス・ポター回顧展

今年はピーターラビットの絵本が初出版されてから120年。そこでピーター生誕120周年と銘打って、日本でも各種イベントが企画されていますよね♪

そこで私も、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館(通称V&A)で開催中の「Beatrix Potter: Drawn to Nature」へ行ってきました!

最寄り地下鉄駅サウスケンジントンから、徒歩数分で到着。大充実の常設展だけならば、入場無料なの

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ギリシャ観光おすすめスポット②トロイ遺跡を発掘したシュリーマンの家

ギリシャ観光おすすめスポット②トロイ遺跡を発掘したシュリーマンの家

5月上旬から3週間ほど、ギリシャ人パートナーの帰省に同行(便乗?)してアテネに来ています。

最初の数日間は日中19℃くらいで、5月のアテネにしては涼しい方かな?という気温でしたが・・・その後は28℃~30℃と汗ばむほどの陽気!

ほぼイギリスの真夏に近い気温なので、束の間のサマーホリデー気分を味わっています。笑

美術館やコンサートに行ったり、海辺に出てエーゲ海を眺めてみたり、シンタグマ広場に行

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ロンドンを一望する絶景ホテル!「シャングリラ・アット・ザ・シャード」

ロンドンを一望する絶景ホテル!「シャングリラ・アット・ザ・シャード」

来月は久しぶりに、イギリス国外へ行く予定です。とは言ってもギリシャ出身パートナーの帰省に付き合って、彼の実家があるアテネに滞在するだけですけどね!

帰省のお供だから特に風光明媚なところ(サントリー二島とか)に行くわけじゃないけど、私にとっては2年ぶり以上の国外。やっぱりワクワクです♪

去年は夏にいちど、国外旅行は諦めてロンドンのちょっと良いホテルに1泊してプチホリデーにしました。

それが今回

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ピーターラビット生誕120年・作者ビアトリクス・ポターの家ヒルトップへ!

ピーターラビット生誕120年・作者ビアトリクス・ポターの家ヒルトップへ!

青い上着を着たイタズラっ子の子ウサギ、ピーターを主人公とした絵本が初めて出版されたのは1902年。今年は彼の生誕120年ということで英国内はもちろん、日本など海外でもイベントが企画されていますよね!

今でも世界中で愛され続けている、ピーターラビットとその仲間たち。彼らを活き活きと描いた作者ビアトリクス・ポターは、イングランド北西にある湖水地方で人生の後半を送りました。

だから彼女とピーターたち

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英国リヴァプール ビートルズの足跡を追うバスツアー体験記

英国リヴァプール ビートルズの足跡を追うバスツアー体験記

昨日テレビでニュースを見ていたら、見覚えのある家の前庭が映りました。「あっ、あそこは!」とすぐに思い出したのが、ポール・マッカートニーが少年~青年時代に住んでいた家。

そしてニュースの内容は、もうすぐポールが80歳の誕生日を迎えるのを記念して、この家で次代の新進ミュージシャンらが演奏できるチャンスがある!というものでした。

若きポールが友人ジョンと毎日のように練習や創作を重ねたこの家で、ビート

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バッハが永眠するトーマス教会(ドイツ・ライプツィヒ)

バッハが永眠するトーマス教会(ドイツ・ライプツィヒ)

今日は3月31日・・・めっちゃ卑近なニュース(?)で恐縮ながら、私の誕生日なんです。今まで還暦だったから還暦プラスワン=61歳ですよ♪

ところで、よく「誕生日が同じ日の有名人は?」ってのありますよね。芸能人とか作家とか。私の場合、ダントツなのがバッハ!

今も音楽史上に残る偉大な作曲家ヨハン・セバスチャン・バッハは、1685年3月31日生まれ。今年で生誕337年です。

そこで今回は以前、別ブロ

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ビアトリクス・ポターが初めて湖水地方で滞在した館、レイキャッスル

ビアトリクス・ポターが初めて湖水地方で滞在した館、レイキャッスル

今も世界中で愛されている、ピーターラビットの絵本シリーズ。1902年に出版されてから120周年を迎え、日本でもイベントが催されていますよね!

その作者ビアトリクス・ポターは、ヴィクトリア時代にロンドン・サウスケンジントンの裕福な中産階級に生まれ育った女性。

当時、良家の子女は学校などに通わず家庭教師に教育を受けるのが常識だったため、ほとんど家の中で弟と一緒に過ごした少女時代でした。

知的好奇

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ロンドン・パディントン駅、熊のパディントンに会えるスポットは?

ロンドン・パディントン駅、熊のパディントンに会えるスポットは?

1854年開業のパディントン駅・ざっくり歴史ヴィクトリア時代最盛期に建てられたパディントン駅は、今もロンドン屈指のターミナル駅。

英国の後期産業革命を牽引した技師イザムバード・キングダム・ブルネルが、ロンドンとブリストルを結ぶグレート・ウエスタン鉄道(Great Western Railway、以下GWR)の施設に合わせて築きました。

屋根や柱などを支えるのは当時の先端素材であった錬鉄で、実用

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