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憎しみを凌駕するちから。映画「過去負う者」がくれた問い
教育、政治、環境整備。
これは先日、「この世で変えたいものを3つ挙げよ」という問いに即答したわたしの答えだ。
この3つにおいて世界でも先進的なのが、北欧諸国。義務教育に政治や性教育、情報リテラシーまでが含まれ、未成年でも支持政党があり、女性が首相に選ばれて、息をするくらい当たり前の環境配慮。北欧では、普通に生活しているだけでわたしが願う社会課題が実現できるようデザインされている。正直に言えば、う
「あるもんで」は思っていた以上に奥深い。他者との比較をやめたいあなたへ【つくり手であること】
数年前、敬愛する料理家さんが「あるもんで」という概念を話してくれました。それも、ジャンルが異なるふたりの料理家さんから、ほぼ同時期にです。
お二人とも元にある考え方は共通しており、無駄をなくし、その時手元にある素材を活かし切って楽しむ、というコンセプトでした。
お二人のように大量に料理をするわけではないわたし個人も、その頃すでに「つくりたい料理を考えてから買い物に行く」というフェーズから「家に
zoom会議の前後に大根を干す冬。切り干し大根 【つくり手であること】
社会人になって以来、わたしの1年は10月の次は年末です。11〜12月は異常にすることが多く、気づけばいつも大晦日直前という時期になっているのです。
コロナ禍になった2020年は顕著でした。色んなことが後ろ倒しになった影響もあり、どうがんばっても年内に仕事納めは叶わず、大晦日と元旦にも仕事をしていました。(結局年度末まで休みらしい休みが取れず、春先に長めの休みを取る始末)
この要因はいろいろあって
自分自身をアゲるためのエンタメ、それは寝てる間に始まる【つくり手であること】
忘れもしない2014年の年末、わたしと夫は、一生使える幸せのアイテムを手に入れました。それは、親松寝具店さんにお願いしたお布団一式です。
環境NPO「エコロジーオンライン」の上岡代表が設定してくださった勉強会で知り合った親松徳二さんは、オーガニックコットンの社会的価値と、身体に与える健康面での重要性を伝えている、エコなお布団屋さんです。
数年ごとに打ち直しをすることで「一生使える、エコふとん」
結論、人生をごきげんに生きるためには政治に関わるしかなかった【つくり手であること】
先日、片道3.5時間の移動日に、書籍『本当に君は総理大臣になれないのか』を持って家を出ました。ノンフィクション作家の中原一歩さんが、立憲民主の小川淳也衆議院議員に迫る一冊。小川議員にグイグイ質問する中原さんとの対話パートと、中原さんが取材して書き上げたパートに分かれています。
小川さんは、総務省の官僚から政治家に転身された議員。2003年に初出馬してから彼の半生を長い間追いかけていたドキュメンタ
気持ちの機微を見逃したくない私たちは「きび」と言う名のねこを迎えた【つくり手であること】
2021年7月、保護ねこを引き取りました。人生で初めて、自分たちの責任と判断で動物の家族を迎えたことになります。
人生で初めて、と書くと友人たちも驚きますが、自分自身がいちばん驚いています。小さい頃、実家には文鳥やインコ、柴犬がいたこともありますし、海外で暮らすようになってからはホームステイ先の犬やねこやフェレット、また前の家では大家さんや隣家の友人のねこが私たちの部屋で寝るほど親しんでいたし、
夏のトマトに、秋のきのこ。未来の自分を助けてくれるご自愛食【つくり手であること】
トマトが苦手な人には申し訳ないのですが、私にとってトマトは、何にしてもおいしくて幸せの味。ファストでジャンクなフードから、しっかり手間暇かけて作る料理まで、欠かせない食材です。
夏にたくさん食べたくて家庭菜園にも苗を植えますが、夏はおすそ分けいただくお野菜もトマトが多くなるし、さらにトマトは品種が多いので初めて見る品種に出会ったらお店でも買う。故にトマトを食べ続けるのが夏の風物詩です。(あと茄子