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息子を育てながら会社員をしています。趣味は読書で、毎晩、本を読む時間が幸せです。仕事の…

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息子を育てながら会社員をしています。趣味は読書で、毎晩、本を読む時間が幸せです。仕事のこと、育児のこと、夫婦のこと、共働きのこと、とにかく思うことを書きます。

記事一覧

【感想】「本心」(平野啓一郎)を読んで。

「自由死」を願って亡くなった母の本心を知るために、息子である朔也が亡き母のAIをつくり、明かされなかった母の気持ちを知ろうと向きあう作品。 本作を読んでいる時ずっ…

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4か月前
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朝イチの一人時間が人生を変える

只今、AM5:10。早起き成功2日目。 これまでも、早起きしたいなぁ、という気持ちはずっとあり実践していた時期もあったが、1ヶ月ほど経つと起きられなくなる事が多かった。…

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8か月前
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雨の日の大泣き

こんにちは。 只今生後3ヶ月の男の子を育てています。 最近は新生児の時よりも寝る時間が伸びてきて、少しずつ私もまとまって寝られるようになり、とても助かっています。…

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3年前
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母乳育児に苦戦中

こんにちは。 11月19日に男の子を出産し只今子育て奮闘中です。 初めての育児は大変な事ばかりですが、、その中でも特に"母乳育児"に苦戦しています。 私自身、完全ミル…

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3年前
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自己肯定感を高めたい

こんにちは。 私事ですが、現在妊娠36週を迎え臨月に入りました。只今里帰り中という事もあり、心身ともに穏やかな毎日を送っています。 時間があるうちにと最近は出産…

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3年前
6

「色彩を持たない多崎つくる」が好きです。

おはようございます。今日は村上春樹さんの作品である「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」について書きたいと思います。 レビューとしてではなく、なぜ私がこの…

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3年前
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【感想】グレート・ギャッツビーを追え

こんにちは。 昨日、本屋を歩いていたら、村上春樹さん翻訳の新作「グレート・ギャッツビーを追え」が発売していました。 村上春樹さんの作品はとても好きですが、彼の翻…

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3年前
6

【感想】金曜日のパリ

元TBSアナウンサーの雨宮塔子さんのエッセイ「金曜日のパリ」を読みました。2003年、当時33歳だった彼女が、TBSを退社しパリへ留学した日々のことを綴っています。 まず、…

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3年前
2

【感想】私は女になりたい

窪美澄さんの「私は女になりたい」を読みました。気付いたら一晩で一気読みしていた程、物語に引きずり込まれてしまいました。 興奮が冷めないうちに感想を書きます。 窪…

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3年前
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妊娠31週 切迫早産

今日で妊娠生活も31週と1日を迎えました。 妊娠発覚当初は、流産の可能性も高いため不安な毎日を過ごしていましたが、 安定期に入ってからは心も体も安定した日々を過ごし…

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3年前
3

【感想】かっこうの親 もずの子ども

椰月美智子さんの「かっこうの親 もずの子ども」を読みました。 先日瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」を読み、子育てついて描いた小説をもっと読みたくなっ…

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3年前
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【感想】そして、バトンは渡された

2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」を読みました。 初めての瀬尾まいこ作品でしたが、全体的に読みやすくあっという間に読み終えてし…

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3年前
5

【感想】なぜ僕らは働くのか

池上彰さん監修の「なぜ僕らは働くのか」を読みました。感じたことをお話しします。 この本は学生向けに作られた本ですが、社会人の私も、原点に戻って「働くこと」につい…

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3年前
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【感想】「本心」(平野啓一郎)を読んで。

【感想】「本心」(平野啓一郎)を読んで。

「自由死」を願って亡くなった母の本心を知るために、息子である朔也が亡き母のAIをつくり、明かされなかった母の気持ちを知ろうと向きあう作品。

本作を読んでいる時ずっと私の頭にあったのは「自由死」について、自分はどう思うのか?ということ。

朔也の母は理由はわからないが「もう十分」と言って自由死を願っていた。

そして、母の自由死に許可を与えた医師は、「お母さんの自由死は親として子を思ってのこと」と

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朝イチの一人時間が人生を変える

朝イチの一人時間が人生を変える

只今、AM5:10。早起き成功2日目。

これまでも、早起きしたいなぁ、という気持ちはずっとあり実践していた時期もあったが、1ヶ月ほど経つと起きられなくなる事が多かった。

でも早起きしたい気持ちはずっとあり、モチベーションになればいいなと思い「朝イチの一人時間が人生を変える」を購入した。
するとなんと!読んだその時から既に「早起きしたい」と強く思える、エネルギーに溢れた一冊だった。

これまで私

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雨の日の大泣き

こんにちは。
只今生後3ヶ月の男の子を育てています。

最近は新生児の時よりも寝る時間が伸びてきて、少しずつ私もまとまって寝られるようになり、とても助かっています。

ですが先日、1日中泣きっぱなしの日がありました。

14時ごろから、翌日の午前3時までほとんど泣き続けた1日でした。

抱っこをしていないと大泣きするため、
抱っこ紐で1時間かけて寝かしつけるのですが
ベッドで寝かせようとするとまた

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母乳育児に苦戦中

こんにちは。
11月19日に男の子を出産し只今子育て奮闘中です。

初めての育児は大変な事ばかりですが、、その中でも特に"母乳育児"に苦戦しています。

私自身、完全ミルクで育ったため正直母乳育児にこだわりはありませんでした。妊娠中は、特に理由は無いのですが、なんとなくミルクで育てようとまで思っていました。

そして実際に出産し、出産翌日からおっぱいを吸わせる練習が始まったところ・・・我が息子に、

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自己肯定感を高めたい

自己肯定感を高めたい

こんにちは。

私事ですが、現在妊娠36週を迎え臨月に入りました。只今里帰り中という事もあり、心身ともに穏やかな毎日を送っています。

時間があるうちにと最近は出産や子育てに関する本をいくつか読んでいますが、そんな中で最近、高橋孝雄さんの「小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て」という本を読みました。

これがとても良い本でした。

初めの章では遺伝子に関する説明(身長やアルコールへの耐性は遺伝子

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「色彩を持たない多崎つくる」が好きです。

「色彩を持たない多崎つくる」が好きです。

おはようございます。今日は村上春樹さんの作品である「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」について書きたいと思います。

レビューとしてではなく、なぜ私がこの作品を好きなのかについて考えていきたいと思います。

というのも、私は大学時代に村上春樹さんの「羊を巡る冒険」を読み彼の作品にはまってしまい、大学時代にほとんどの彼の作品を読みました。

しかし未だに「なぜ彼の作品が好きなのか?」と問われ

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【感想】グレート・ギャッツビーを追え

【感想】グレート・ギャッツビーを追え

こんにちは。

昨日、本屋を歩いていたら、村上春樹さん翻訳の新作「グレート・ギャッツビーを追え」が発売していました。

村上春樹さんの作品はとても好きですが、彼の翻訳した本には正直あまり興味が無いので、、、今回もあらすじだけを確認し、買わずに立ち去るつもりでした。

しかし、訳者あとがきを読んで、ついつい本が読みたくなってしまいました。村上春樹さんらしい素敵な表現で本を紹介されてしまうと、読みたい

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【感想】金曜日のパリ

元TBSアナウンサーの雨宮塔子さんのエッセイ「金曜日のパリ」を読みました。2003年、当時33歳だった彼女が、TBSを退社しパリへ留学した日々のことを綴っています。

まず、30歳で突然仕事を辞めて、パリへ旅立つ決断をした生き方が、清々しくてかっこいいと思います。

異国の地で1人で暮らす日々は不安定だったと思いますが、エッセイでは、パリというだけあり非常にお洒落に描かれています。

午前中は語学

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【感想】私は女になりたい

窪美澄さんの「私は女になりたい」を読みました。気付いたら一晩で一気読みしていた程、物語に引きずり込まれてしまいました。

興奮が冷めないうちに感想を書きます。

窪美澄さんの作品は「ふがいない僕は空を見た」から始まり、「晴天の迷いくじら」や「やめるときも、すこやかなるときも」など、好きな作品ばかりです。

どれもテンポ良く進むため一気読みしてしまうイメージですが、一方で、テーマは暗く重い作品が多い

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妊娠31週 切迫早産

今日で妊娠生活も31週と1日を迎えました。

妊娠発覚当初は、流産の可能性も高いため不安な毎日を過ごしていましたが、
安定期に入ってからは心も体も安定した日々を過ごしてきました。

そして、気づけば妊娠31週。産休まであと2週間になりました。

ようやく産休か、、という安心感と
職場を一定期間離れるという不安な気持ちが半々ですが、とにかくラストスパート。きっちり引き継ぎを行おうと思っていた矢先、

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【感想】かっこうの親 もずの子ども

椰月美智子さんの「かっこうの親 もずの子ども」を読みました。

先日瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」を読み、子育てついて描いた小説をもっと読みたくなったので、この本を手に取りました。

「かっこうの親 もずの子ども」は出版社に勤めるシングルマザーが非配偶者間人工授精(AID)で授かった子どもを育てるお話です。

題材が興味深く考えさせられる小説でしたが、
妊娠・出産・離婚・子育て・仕事

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【感想】そして、バトンは渡された

2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」を読みました。

初めての瀬尾まいこ作品でしたが、全体的に読みやすくあっという間に読み終えてしまいました。会話が多くテンポ良く話が進んでいく作品という印象です。

幼い頃から親が何度も変わるという境遇で生きてきた主人公の優子が、成人して結婚するまでの人生を描いています。

主人公の優子は、幼い頃から親が何度も変わるという経験を

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【感想】なぜ僕らは働くのか

池上彰さん監修の「なぜ僕らは働くのか」を読みました。感じたことをお話しします。

この本は学生向けに作られた本ですが、社会人の私も、原点に戻って「働くこと」について改めて考えることのできる作品でした。

社会人となり毎日忙しく働いていると、自分の仕事が存在する意義を考えることも忘れて、
ただ言われたことをこなす毎日になっています。

そんな私ですが、この本を読んで、改めて自分の仕事との向き合い方を

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